お金を最初に学ぶべきだという話は前回の記事でしました。
なぜなら、お金の使い方は短期的な人生の基盤であり、全ての選択に影響を与えるからです。でも、お金の次は何を学べばいいんだろう?
結論から言えば、「自分の得意な分野」を学ぶことです。
ただし、それは長期的なゴールを見据えた上で、「二の次」に置く。

もしない場合は探してみる、楽しいものから探すのが良いかもな。
最初は、お金という短期的な課題をクリアした後に、中期的な目標として設定します。
得意な分野を磨くのは中期的な目線
お金の知識が1〜2年で身につけるべき短期的なスキルだとすれば、得意な分野を磨き上げることは、3〜5年かけて取り組む中期的な目標。



なぜ中期的な目線が必要なのか?



得意な分野を突き詰めていくには、それなりの時間がかかるから。
プログラミング、デザイン、動画編集、ライティングなど、どんな分野でも、ただ「できる」ようになるだけではダメ。
そのスキルを使って、どうやってお金を生み出すか、どうやって他人を助けるか、というレベルにまで到達するには、継続的な努力と実践が欠かせません。
でも、安心してください。
この道のりは決して苦しいものではありません。



事実プロとかはその道程を苦にしたことはあまりないそうだ
なぜなら、あなたが「得意なこと」を突き詰めていくからです。
興味と得意なものの組み合わせは最強
「得意なこと」と「興味があること」が一致している人ほど、成長スピードが速く、突き抜けた存在になれると私は考えています。
なぜなら、その分野に対する「熱意」が、他の誰よりも強いから。



この2つが組み合わさると、まさに最強。
学習が苦痛ではなくなり、まるでゲームのように攻略していくことができます。
周囲の人が「面倒くさい」と感じるような学習も、あなたにとっては「楽しい」に変わる。
この組み合わせを見つけることが、中期的なキャリアを成功させるための最大の鍵です。
得意分野は「すでに存在する武器」だと理解する
自分の得意分野を磨くことは素晴らしいことですが



絶対に忘れてはいけないのが、その分野はすでに多くの競争相手がいるということ。
プログラミング、動画編集、ブログ…これらは、今や多くの人が参入している「レッドオーシャン(競争が激しい市場)」です。
インターネットが普及した今、デジタルコンテンツだけで勝負するのは非常に厳しい時代です。
例えば、単に「動画編集が得意」というだけでは、あなたの価値は埋もれてしまいます。
そこで重要になるのが、得意分野を別の分野と掛け合わせるという戦略です。
- 会計 × VTuber:
- プログラミング × 料理
- デザイン × DIY
このように、一見関係のない分野を組み合わせることで、あなただけのユニークな価値が生まれます。



ただ、いずれにしろ差別化ははかるのは難しくなる。
そのため差別化は測れなくなってどんどん価格は安くなってくる、それをコモディティ化という。
さらに、もう一つ大切な視点があります。
それは、「今は流行っていないが、今後期待できそうなジャンル」を同時に視野に入れておくこと。
AI、Web3、メタバース、バイオテクノロジーなど、これから伸びていく分野に少しずつでも触れておく。



お金を稼げる会社とかも昔はそんな感じで移り変わっていたさ。
これは、将来の「ゼロから1」を生み出すための準備であり、レッドオーシャンを抜け出すための重要な戦略です。
まとめ
人生を豊かにするための学習は、ただやみくもに進めるのではなく、戦略的に進めることが重要です。
- 短期的な学習: まずはお金を学ぶ。収支を把握し、正しいお金の使い方を身につける。
- 中期的な学習: 次に、得意な分野を深く掘り下げる。それは、あなたの熱意を武器に変え、他者との差別化を生むための土台となる。
- 長期的な視点: そして、未来のトレンドにも目を向ける。得意な分野を、まだ誰も手をつけていない未来の分野と掛け合わせることで、あなただけの市場を創造する。
この3つのステップを踏むことで、あなたは単なる「得意な人」で終わらず、「替えの効かない唯一無二の存在」へと進化できるでしょう。
得意なことは、あくまでも出発点。それをどこまで進化させられるかは、あなた自身の戦略にかかっています。