2021年に発売されたAMDの対抗として第12世代のCPUが3つ発売されたうちの最上位モデルのCore i9 12900Kを紹介していくよ!
この記事はいろんな方が掲載している情報を元に平均して計算しています。
Core i9の比較
Core i9 12900Kとその前世代である11900Kとライバルの5950Xを比較してみた。
Core i9 12900K | Core i7 11900K | Ryzen9 5950x | |
---|---|---|---|
Pコア | 8 | 8 | 16 |
Eコア | 8 | ||
スレッド | 24(16+8) | 16 | 32 |
ベースクロック | 3.2Ghz | 3.5Ghz | 3.4Ghz |
オーバークロック | 4.9Ghz | 4.8Ghz | 4.4Ghz |
L3キャッシュ | 30MB | 16MB | 64MB |
TDP | 125w | 125w | 105w |
米ドル価格 | 549ドル | 488ドル | 799ドル |
日本円価格 | 7万6000円 | 5万9800円 | 7万5000円 |
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前世代との比較
第11世代は10世代から2コア減らされ、8コアという残念構成だったが、12世代からは再び増え、今度は16コアとなった。
ただしRyzenのようにオールPコア【普段つかうCPU】とは異なり、intelでは新たにEコアという省エネ版のCPUが追加され2種のCPUになったのである。
なお、Eコアの特徴として
Pコアに比べてサイズは小さく、省エネであるのが特徴。
その代わりとして周波数は抑えている他、ハイパースレッドは対応してない。
またPコアみたいに重要なところとかはあまり得意じゃなく、主に裏向きなところで処理をしていることが多い。
逆にPコアはパワフルのCPUという意味であり。ハイパースレッドにも対応している。
最大限の性能を引き出すのが特徴でもある。
ただし消費電力も高くなりやすいデメリットも有り、Eコアに比べ重要なところを重点としている。
ソケットはLGA1700に更新した。
第11世代まではLGA1200だったが、第12世代ではLGA1700に変わり
前世代との互換性はない。
なお、LGA1700ではサイズを大きくなっており、自作する際はピン折れする可能性が高くなったため注意が必要です。
Core i9 12900Kのベンチマーク
PassMark
PassMarkでは前シリーズの11900Kと比較すると1.8倍ほどまで伸びています。
これはコア数が増えたことによる大きな伸びが要因でしょう。
一方で5950Xとの比較すると一歩足りない状況。
やはりスレッド数の差でCore i9が24、Ryzen9が32スレッドによるものだと推測します。
Cinebench R23 (Single-Core)
シングルスレッド性能のベンチマーク表です。
intelお得意のシングルスレッドでRyzenを圧倒的な数値を叩き出しています。
Cinebench R15 (Multi-Core)
こちらのベンチマークも同様、前世代から爆発的な伸びが出ていますね。
しかしRyzen9には一歩届かないです・
Core i9 12900Kの消費電力
Core i9 12900Kの最大消費電力はだいたい平均290w程度と非常に高く、これはGPUで例えるとRTX 3070 Tiとほぼ同じ量です。
実際記載している125wよりも大幅に高く、もう一つの表記である241wよりも大きく超えています。
そのため、GPUが掲載しているTDPの表示をしているものを300wほど多く電源ユニットを搭載していく必要があります。
Core i9 12900Kの製品


