皆さん、こんにちは!TITANです。
今回は、僕たちが構想している「3DCG Gen2(第2世代)」の、ちょっと未来的な特徴、特に「オブジェクトにOS(オペレーティングシステム)を入れる」という考え方について、その凄さと可能性をザックリと話していきますね。
機能つきの3DCGという特徴を持つ
3DCG Gen2の最大の特徴は、単なる「視覚的なモデル」として終わらないことです。
従来の3DCG(第1世代)って、基本的に受動的だったんですよ。
ありすは??何を言ってんのかわけわかんなーい
(補足:受動的っていうのは、「何かをされる側」ってこと。例えば、ゲームエンジンという大きな箱(環境)に入れられて、そこで初めて「動け」とか「光を反射しろ」って命令されて動くイメージ。)
つまり、第1世代の3DCGモデルは、
- 箱(Unity/UE5など)に入れる
- 箱の中のルール(プログラム)で制御する
- 箱の外に出ると機能しない(単なるデータに戻る)
という、「環境依存」が強い存在でした。
これは、現実世界の「モノの再現」**が主な役割だからです。



映像作品やゲーム作品とかはこれがやりやすかったんだ



なるほどー!でもこれゲームをつくる人しか
第2世代は「能動的で実現」


それに対し、僕たちの構想する3DCG Gen2は、3Dのオブジェクトそのものが積極的で実現を目指します。
これは、3Dオブジェクトが単体で機能を持つ、ということです。具体的には、
- 単体でOSを内蔵:スマホオブジェクトを例にすると、その3DCGモデル自体が仮想世界専用のOS(オペレーティングシステム)**を持つイメージです。
- 環境から自立:UnityやUE5といった特定のゲームエンジンに依存せず、その3Dオブジェクト単体で、移動したり、他のオブジェクトと通信したり、独自の機能を実行したりできます。
- 「モノ」の機能そのもの:単なる見た目の再現ではなく、それが**「スマホ」なら電話機能が、「ドア」なら開閉のロジック**が、3Dモデル自体に組み込まれている、というイメージです。
つまり、第1世代が「再現」だったのに対し、第2世代は「実現」。
単なる見た目のデータではなく、機能を持った生きているデジタルデータになるんです。



なるほどですね…
これが可能になれば、メタバースやWEB3の世界で、ユーザーが作った3DCGオブジェクトを簡単に持ち運び、どの環境でも同じ機能を発揮できるようになります。
💡 まとめ
3DCG Gen2の「オブジェクトにOSを入れる」という構想は、3Dモデルの自立化の一つでわれわれを目指すものです。
- 第1世代(従来の3DCG):受動的。特定の環境(ゲームエンジンなど)に依存し、再現が目的。
- 第2世代(3DCG Gen2):積極的。単体で機能を持ち、環境から自立し、実現が目的。
これにより、複雑で重いゲームエンジンに縛られることなく、軽量で、機能的な3Dオブジェクトが、WEB3やメタバースの世界で自由に活動できるようになります。
これは、難しく無駄に多機能な時代遅れの仕組みを脱却し、使いやすさと創造性を高めるための重要な一歩だと考えています。


