3Dモデリングの動画を見ていてこんなことを思ったことありませんか??
え??何を言っているのかわからないよ…!
どこ操作するの?
しかし、これらは見ていても、あることを先に知っておかないと進めないことが多いでしょう。
だってこれガチの専門技術だし素人が誰でもできるわけじゃないほど難しいからね~
ふぇ!?
今回はタイトルの通り、初心者がいきなり3Dモデリングを取り掛かるのは動画を見ても理解不可!なぜ3Dモデリングが理解できずに難しいのかについて解説していきます!
3DCGモデリングははっきりといってPCの上級者向けです
結論:いきなり3DCGモデリングは専門業務【いわゆるスペシャリスト】級といってもいいぐらい上級向け
うわ~どおりで難しいわけだ~~!
まずそもそも3DCGモデリングを実行するためには前提知識が絶対に必要で、これらを理解をしておかないと独学での実施は難しいです。
これらってまさか…
そう!前段階というのを理解しないと無理ということよ
そもそも人間は少しずつステップアップしかできない生き物で、IT初心者が3Dモデリングを行うことはいわゆるいきなり飛び級な行為といえます。
つまりはいきなりできる人はすごい特殊な人なんやね…
そういうこと!
だから普通の人とかはいきなりやらず、まずはいろんな前持った知識などを覚えておく必要があるんよ!
実際に法人の仕事はめちゃくちゃ細分化されて行っている模様
これは私自身が日本の求人情報をみて気づいたんですが、3DCGデザイナーなどの仕事ってめっちゃ業務範囲がかなり多いということが判明してます。
具体的には
- デザイナー
- モデリング
- テクスチャー
- リギング
- レンダリング
- CGアニメーション
などいろいろあるみたいです。
今回はそこまでの細分化まで想定せず、とにかく全部やってみろー!という勢いで解説しますが
とりあえず仕事においては何分野かに分かれて行うので一般的であることを知っておきましょう。
3DCGモデリングに必要な前提知識
3DCGモデリングにはいくつかの前提知識が必要とお伝えしましたが、その数はぜんぶで大きく分けると6つ。
うわっ!多すぎるよーん!
特に最初の1~3番は必須で身に着けておきたいからそこは絶対にね!
1.【超重要】ITの基礎知識
まず前提知識で絶対に外せないのが「ITの基礎知識」そのものです。
基本的なITの知識がないと、使用するソフトウェアやツールの理解が難しくなり、結果として効率的に作業を進めることができません。
最低でもITパスポートを取得できるレベルの知識は必須
意外とハードル高めね
ここをまずクリアをしないと次の2以降は進めません。
それで具体的にどのぐらいのITスキルがあればいいんだろう?
スキル | 詳細 |
---|---|
PCのパーツ知識 | ゲーミングPCの使っているパーツ構成を知っておくぐらいのレベルはほしい。 特にCPUとGPU、メモリは気を使いたい |
タイピング | ほとんど不要だが、プログラミングやAI生成にはほしい e-タイピングでBランク以上が理想。 これは正確さと速度の両方を兼ね備えたレベルです。 |
インターネット | インターネットの基本的な使い方を理解。 具体的にはネットマナー(ネチケット)やルールを知ることが重要。 |
ダウンロード | ソフトウェアやファイルを正確にダウンロードする方法を習得。ダウンロードマネージャやブラウザの使い方も含む。 |
OS:Windows 11 | Windows 11の基本操作を理解。ファイル管理、システム設定、ショートカットキーなどを含む。 |
画像ファイル | PNGやJPEGの形式を理解。解像度や画像サイズの変更方法も知識として必要。 |
モニター出力 | DisplayPortやHDMIの接続方法を理解。デュアルモニターの設定や解像度の調整も含む。 |
AI生成 | AIツールのプロンプトの使い方を学ぶ。効率的なプロンプト作成方法や具体例を参考に練習する。 |
それぐらいITの基礎ってめっちゃ重要なのよ…!
だが、他にまだ余裕があるならこれらも知っておくといいだろう
スキル / 知識 | 詳細 |
---|---|
3Dモデルのファイル | VRM、FBX、OBJなどの形式を理解すること。各形式の特徴や使い分けを学ぶことで、適切な選択ができるようになる。 |
Live2D | 3Dモデルのイラスト2Dアニメーション版。3Dモデリングよりも2Dのみなので簡単だが、人の骨組みのデザリングの基礎を理解するのに役立つ。 |
プログラミング | Blenderで使用されるPythonを学ぶと、カスタムツールの作成や自動化が可能になる。 |
NFT/仮想通貨 | 3Dモデリング作品が今後の時代でNFTとして販売されることが多くなりそうなため、NFTや仮想通貨の基本的な知識を持っておくと有利。 |
会計 | 工業簿記の基礎知識があると、CADソフトを使用する際や3Dモデリング関連のプロジェクトの管理や独立に役立つ。 |
2.イラストを描く力
3DCGモデリングには、イラストを描く力も必要になります
作るためのイメージだけでなく、実際にテクスチャを描くシーンも多くあります。
イラストを描けないと、そもそもの3Dのモデリングを行うことは難しく、描けない場合はそもそも3Dのモデリングが不適切な可能性が高く向いていない可能性が高いです。
具体的にはこのぐらいのレベルはほしいね
キャラクター以外
項目 | 具体的なレベル |
---|---|
グラフィック | 基本的な知識程度であれば問題ない。 |
ソフトウェア | クリスタもしくはAdobe Photoshopをある程度扱えるほどのスキルがあればOK |
画力 | リアルに真似して描けるレベル (写真とかで描ける) |
ハードウェア | 液タブ持参必須、実際に |
キャラクター
項目 | 具体的なレベル |
---|---|
グラフィック | Vtuberモデル(Live2D)実用できるほどの描けるスキルはほしい ただしそこまでレイヤー分けすぎるほどきれいに描かなくてもOK |
イメージ | ポーズを変えても描けるレベル |
3.ショートカットキー
3DCGモデリングでは、ショートカットキーを多用する場面が頻繁にあり
ショートカットありきの3Dモデリング作業なんよこれ。
じゃあ絶対に必須なのね!
これらのショートカットを覚えておくことで、作業効率が格段に向上するだけじゃなく、そもそもできないと作業にならないぐらいかなり手間を感じます。
実際には3Dモデリング用のショートカットキーはあるものの、ここでの重要な点は「日常的」にショートカットキーを当たり前のように使用することが重要なんです。
ショートカットキーは覚えるだけじゃダメなんだね
キーを多用するから、そもそも使わないという選択肢はそれどころじゃないけどね
ということから今のうちにショートカットキーを身に着けておきましょう。
4.オブジェクト系のプログラミングスキル
ええ…プログラミング…
まあ確かにプログラミングを聞くとガチ専門家ということになっちゃうわね
でもそこまで身構えなくてOK。
3DCGではそんなに専門クラスにはやりません。
例えば、Blenderなどのソフトウェアでは、コンセント型やPythonの直接的な入力が必要となる場面が多々ありますが、そのうち本当に必要となるのは「コンセント型」ともいわれるオブジェクト指向のプログラミングは必須といえます。
実際の画像はこんな感じ。
つまり文字を入れる必要がほとんどの場面はないので、イメージが付きやすいかと思います。
しかしながらオブジェクト指向プログラミングの基本を理解していることが、複雑なモデリング作業を行う上で大変重要なので、プログラミングという概念そのものは知っておきましょう。
5.動画編集
3DCG系の多くは動画編集する場面が多いため、動画制作を目的にしているならほぼ必須項目です。
うわ~まだあるのか…
しかも3Dだからちょっと難しそうね
そのとおりでもう始めるだけでも難しいんよ。
具体的にどれぐらいほしいかですが
基本的な動画編集スキルとLive2DもしくはMMDが扱えるぐらいの知識スキルがあればなんとかできると思います。
6.ゲーム制作能力
ゲーム制作者であれば、UE5やUnityなどの知識が多少必要になります。
逆に制作経験がある方は、基本的な知識情報は同じだったりするため、他と比べて3DCGモデリングは割と早く理解できるかもしれません。
ただし、いずれ上記のゲーム制作ソフトも上級者向けなので、余裕がある方のみ挑戦しておきましょう。
手っ取り早く身に着ける方法
うーーん…こんだけ覚えるものが多いとちょっとなぁ~
確かに難しいし抵抗感があると思う。
まあそこまで完璧に覚えておく必要はないよ
重要なのはとにかく慣れろなんよ。
ということなので多く時間がかかる難しい道のりとなる3Dモデリングはどのように早く身につくかをざっくりと紹介します。
まず一番肝心なのがITの基本スキルを絶対にマスターしておくことです。
これがないと3DCGモデリングはまず無理なので、真っ先に行うべきです。
具体的な期間は2か月程度、まずはゲーミングPCを買うことから先です。
具体的な挑戦はこんな感じ。
順序 | 具体的な手順 |
---|---|
1 | まずはゲーミングPCを買う【予算20万円で十分】 購入してからがすべてが始まる |
2 | PCが届いたら、まずは自分でPC構成を組み立てる |
3 | タイピングスキルを身に着け、ある程度の速度まで早くつける |
4 | ITに関する基本的な学習を抜かりなくやっていく |
5 【おまけ】 | ITパスポートを取得に挑戦する |
ITの操作に慣れてきたら、イラストを描いたり、動画編集を作成するスキルを練習しましょう。
イラストはとりあえずキャラクターの立ち絵を細かく描ける程度があれば十分です。
動画編集はYouTubeショートなどの短い想定で、複雑で長い動画編集は不要です。
重要なのはこれらの前提知識が後の3DCGモデリング制作に活用できるかどうかだからねあくまでも
イラストと動画編集の操作に慣れたら、次は完成した3Dモデリングを自分の手で触ってみましょう。
特にクリスタなどのソフトは3Dをインポートできるので、絵を描きながらも3Dをいじることができます。
あとはMMDとかでいじるのもあり!
前提の操作ができたら、いよいよ3Dモデリングの導入です。
いろいろなソフトがありますが、本格的なソフトは価格が高い場合が多いので、無料で利用できるBlenderをお勧めします。
最初はいきなり何を作ればいいか迷うかもしれません。
まずは簡単な小物から始めましょう。
逆にキャラクターや大規模な建築などの複雑なものは、初めてのうちは避けたほうが無難です。
操作が複雑で、工数も増加し求められる能力も高くなるため。
具体的にどの順序で行けばいいのかな??
3Dモデリングの世界はかなりといっていいほど広い!
だからまずは質より数でこなそう。
レベル | 内容 |
---|---|
1 | 四角いもので完結するもの 例:段ボールやモニター |
2 | 少し丸っこく1つで完結するもの 例:机、椅子、モニター |
3 | 丸く小物で済みそうなもの 例:ドーナツ、ペットボトル |
4 | 少し構造が複雑なもの 例:自転車 |
5 | ガラスがあるもの 例:グラス、ガラス、ドア、窓 |
6 | ライトを光るもの 例:電灯 |
7 | 人型で動かせるもの 例:美少女キャラクター、クマのぬいぐるみ |
8 | アニメーションが求められるもの 例:車、飛行機 |
9 | 一般的な建築物 例:マイホーム |
10 | 複合型な建物 例:ファミレス、スーパーマーケット、駅 |
11 | 大規模建築 例:サッカースタジアム、遊園地、空港 |
12 | 世界建築 例:都市 |
個人的にレベル8ぐらいまででできるのあれば3DCGモデリングの作成においては1人前という基準で、レベル11以上はガチのスペシャリストです。
いきなりできるものじゃないので、あわてずコツコツ作成しておきましょう!
まとめ
というわけで今回は3Dモデリング作成するにあたり、いきなり行うことが難しくある程度の前提知識が必要ということを解説していきました。
たしかに操作が複雑で難しい作業ですが、その分希少性が高く、転職市場でも十分に満たせるといってもいいほど良いスキルです。
つまりはそこまでの道のりは大変だけどメリットは大きいということよ
ということなのでこれから3DCGモデリングを身につけれるように広く深く学んでいきましょう
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