多くの人は物事を「◯(正解)」か「☓(不正解)」で判断しがちです。
特に日本の教育や社会では、軍事的教育によって明確な答えを求める傾向が強いため、この二元論的な思考パターンが根強く残っています。
でも、考えてみてください。世の中の出来事や人間の感情、社会の仕組みに「たった一つの絶対的な答え」なんて、本当にあるのでしょうか?

そんなことはないよね!?
私は、この「◯か☓か」という判断基準こそが、多くの人が生きづらさを感じる大きな原因の一つだと考えています。
白黒ハッキリつけられないことに直面した時、「答えがない=不安」となってしまう。
でも、実際は世の中のほとんどのことは、白と黒の間にある無限の「グラデーション」でできています。



実際に色んな商品とか見ると全体で見たらグラデーションなんだよね。
このグラデーションで世界を見る視点を持つことこそが、心の平穏と、より豊かな人生を送るための鍵となります。
グラデーションで見るためにはどうすれば良い?



どうすればこの「グラデーション思考」を身につけられるのでしょうか?



結論を言うと「仕組み」と「比較」を見れるように
仕組みそのものを理解をすること
まず大切なのは、物事の「仕組み」そのものを理解しようとすることです。



コレどの場面にも重要なことですよね!



仕組みをまず知らないとなにも始まらない。
世の中全部「仕組み」でできているから。


私たちはつい、目に見える結果や、ニュースのヘッドラインのような「表層」だけで判断しがちです。
例えば、ある政治家の発言に対して「◯か☓か」のレッテルを貼るのではなく、「なぜその発言が生まれたのか?」「その背景にある国の制度や経済の仕組みはどうなっているのか?」と、一歩踏み込んで考えることが重要です。



特に日本人は、全体を見ようとせず、主観的、あるいは権威のある誰かの意見に頼りがちな傾向があるんだよな



考えない人多いですよね



だからね、頭の悪くなったというのは一理ある。
なので信者や推しとかも実はこれの正体だったりする。
脳の構造的に「多数派に合わせることで安全を確保する」という本能が強いのかもしれません。
でも、この思考では、現代における重要な物事の多面性が見えません。
なのでまずは疑う前になぜその仕組みかを理解していきましょう。
生きづらいなら脳の仕組みやその「自己中社会」の常識を疑ってみる
「生きづらい」と感じているなら、それはあなたが悪いのではなく、あなたの脳が、今の社会のルールに最適化されていないだけかもしれません。



ADHDやASDとかもすでに序章で始まっている
けどいずれ健常者も全員関わる。
私たちは「会社で働くことは正解」「休むのは罪」といった、無意識のうちに刷り込まれた社会的な「常識」を疑わずに受け入れています。
例えば、学校で当たり前だった「皆勤賞」。



私ね、この皆勤賞を見たときこれ離れるなと思う。
「毎日休まず登校したから偉い」という価値観は、本当に意味があるのでしょうか?
体調が悪くても無理をすること、多様な働き方や休息の価値を否定することに繋がらないでしょうか?
今の常識を「とりあえず疑ってみる」ことから、グラデーションは生まれます。
疑いを持たないと、視点は永遠に「◯」か「☓」のどちらかに固定されてしまうからです。
まとめ
「◯か☓か」の二択の世界は、窮屈で息苦しいです。
あなたの人生を支配する判断基準は、白黒ハッキリしたものではなく、赤、青、黄、そしてそれらが混ざり合った無数の色があることを知ってください。
そのグラデーションの中には、あなただけの「ちょうどいい色」が必ず見つかります。
世の中は「答えがない」のが答えです。
その不確かさを受け入れることが、自由への第一歩です。