「X to Earn(〇〇して稼ぐ)」という概念は、私たちの行動に新たな価値を与えました。
しかし、その多くは短期的な投機マネーゲームに終始し、持続可能な経済圏を築くには至っていません。
楽しむ(Play)より稼ぐ(Earn)が目的化し、いつしかそれは「苦行(Work)」へと姿を変えてしまいました。

どういうわけかこの類は廃れが速いんだよなぁ~
これらの課題を乗り越え、より創造的で、持続可能で、そして何よりも「楽しい」経済圏をメタバース上に構築できないか。
その答えとして、私が現在構想しているのが、独自のコンセプトである「Metaverse to Earn (メタバース・トゥ・アーン)」です。
これは、私が提唱する次世代の3DCG規格「3DCG Gen2」を基盤とした、全く新しいメタバース内の経済システムです。
この記事では、私が考えている「Metaverse to Earn」がどのような思想に基づいて設計されているのか、そしてその中でどのような「稼ぎ方」が生まれるのか、その壮大な構想の全貌を、現時点で具体的にお話しできるレベルまで詳しくご紹介したいと思います。
「Metaverse to Earn」はどんな仕組みなのか?
「Metaverse to Earn」の設計思想は、既存の「X to Earn」とは一線を画します。
その最大の特徴は、メタバース内の経済と、私たちが日常で使うお金(法定通貨)を意図的に分離させるという点にあります。



稼ぐ(Earn)という名前なのに、日本とかのお金にできないというわけだよね?どういうこと?
一見すると矛盾しているように聞こえますよね。
しかし、これこそが投機目的のユーザーを排除し、メタバースの世界そのものを純粋に楽しむユーザーが報われる経済圏を作るための最も重要な核となる部分です。
この世界では、法定通貨(日本円や米ドル)が直接的に力を持つ場面は、極めて限定的になります。
具体的には、「3DCG Gen2」アセットの設計データや、ワールドそのものの所有権(土地のようなもの)を売買する時だけです。



投資と内容はごっちゃにまぜたらあかん!
実際にお金を増やすための目的にした例はいろいろとあとあと実は迷惑になるケースが多く、例えば転売ヤーとかもSwitchやトイレットペーパーも買いたくて買えなくても困るケース、そして不動産投資では価格上昇で住むことができなくなったなどこういった例は跡を絶ちません。



本当に迷惑な話よね…(仮想通貨専門の私が言うのもあれだけど)
そのため中身を追求するためにこの3DCG Gen2のX to earnではこのように開発していきます。
それ以外の、メタバース内でのあらゆる活動で得られる報酬は、法定通貨とは直接交換できない「信頼度」「実績」「独自の仮想通貨(トークン)」などになります。
もちろん、既存の仮想通貨であるビットコイン(BTC)やイーサリウム(ETH)を間接的に稼ぐことも可能ですが、それはあくまで副次的なもの。
課金して強力なアイテムを手に入れて無双する、といった行為は意図的にコストパフォーマンスが悪くなるように設計します。



基本的に3DCG設計ファイルとかは転売は認めない方向でもあるんだよな(そもそも置けば利益が出るため意味ない)
この世界で最も価値を持つのは、お金ではなく、あなたがその世界で過ごした時間、磨いたスキル、そして築き上げた人間関係なのです。
作る側と利用者側、どっちが稼ぎやすいか?
「Metaverse to Earn」には、大きく分けて2つのプレイヤーが存在します。
- クリエイター(作る側): 3DCGアセットやワールド、ゲームなど、メタバースを構成する要素を創造する人々。
- ユーザー(利用者側): クリエイターが作った世界やコンテンツを遊び、体験し、交流する人々。
どちらが稼ぎやすいかは、「何を稼ぎたいか」によって全く異なります。



それでTITANてきにはどっちを稼げるのか?
もしあなたが法定通貨やビットコインといった現実世界のお金を稼ぎたいのであれば、答えは明確に前者(クリエイター)です。
優れた3DCGアセットや魅力的なワールドを創造し、それを販売することで直接的な収益を得ることができます。
一方で、メタバースの世界で真の力を持つ「実績」や「信頼度」、そしてそれによって得られる影響力や特別な体験といった価値を稼ぎたいのであれば、後者(ユーザー)としての活動が重要になります。



もちろん後者でもお金を稼ぐことは可能とするが、前者に比べると生活がある程度できるぐらいを想定しているため大きくは稼げないと思っていいだろう。



これは利用者の価値が高いと行ってもある程度押さえつけたバランスなんでしょうかね?
例えば、あるゲームで誰も達成したことのない実績を解除したり、コミュニティで中心的な役割を担って多くの人から信頼されたりすること。
これらは直接お金にはならなくても、その人のメタバース内での価値を飛躍的に高めます。



理想は、片方の視点に立つのではなく、両方の視点を持ってメタバースに関わること。
自分で小さなアセットを作りながら、他の人が作った壮大なワールドを冒険する。
そうすることで、この世界の価値観をより深く理解し、多角的に楽しむことができるでしょう。
「Metaverse to Earn」の具体的な種類
ここからは、「Metaverse to Earn」の中で、具体的にどのような「〇〇して稼ぐ」体験が生まれるのか、その構想の一部をご紹介します。
現実世界と区別するため、メタバース内での活動には、すべて接頭辞として「MV(MetaVerse)」が付きます。
MV 3DCG to Earn:創造して稼ぐ
これはクリエイター向けの最も基本的なEarnです。



これは一番最初に知っておきたく、序盤では絶対に需要が高い(ただ、普及するとあんまりだけどな…)
自らが作成した「3DCG Gen2」アセット(キャラクター、アイテム、建築物など)をマーケットプレイスで販売したり、他人に利用してもらうことで収益を得ます。
「3DCG Gen2」の最大の特徴は、アセットの価値が固定的ではないという点です。



厳密にはこういうファイル構造だ


多くの人に使われたり、有名なイベントで利用されたりすると、そのアセットの「実績」がブロックチェーン上に記録され、価値が上昇します。
一方で、ただ所有しているだけでは、時代のトレンドから外れていき、価値は少しずつ減衰していきます。
つまり、いかに多くの人に、いかに長く使われ続けるかが価値を大きく左右する、動的な経済システムです。
もちろん、歴史的な価値を持つヴィンテージカーやアート作品のように、あえて使わずに保存しておくことで価値が上がるような、特殊なアセットも存在します。
MV PlayGame to Earn:ゲームを遊んで稼ぐ
メタバース内には、無数のゲームが存在します。
これらをプレイすることで、実績や信頼度、そして独自のトークンを稼ぐことができます。
既存の「Play to Earn」と似ていますが、その中身はより多様で、奥深いものになります。
MV Play to Earn
最も基本的なスタイルです。
メタバース内にすでに存在するサードパーティ製のゲーム(レース、パズル、RPGなど)をプレイし、ハイスコアを記録したり、ランキング上位に入ったりすることで、そのゲーム内での実績や報酬を獲得します。
この実績は、あなたのメタバース内でのプロフィールに記録され、一種のステータスとなります。
MV Sword to Earn
剣や弓、銃といった武器を使って戦闘を行うゲームでの稼ぎ方です。敵を倒すことで報酬を得るだけでなく、武器自体が使えば使うほど経験値を獲得し、強くなるという特性を持ちます。また、育てた武器を他のプレイヤーに売買することも可能です。ただし、特定の武器1本だけを極端に強くするのではなく、様々な武器を使いこなす戦略性が求められるバランスを想定しています。
MV Athletic to Earn
純粋な身体能力(アバターの)が試されるアスレチックコースを攻略するスタイルです。
タイムアタックに挑戦して記録を更新したり、他プレイヤーと競争して勝利したりすることで実績を稼ぎます。
いわば、スーパーマリオのような精密なジャンプやアクションが求められるプレイスタイルに近い感覚で、e-Sportsのような競技性の高い分野です。
MV Onigoko to Earn
鬼ごっこやかくれんぼといった、戦闘を伴わない対人ゲームです。
ひたすら逃げ続けることで生存時間を競ったり、人気番組「逃走中」のようにミッションをこなしながらハンターから逃げ切ったりするスタイル。
あるいは、あるゲーム実況者が考案した「炎鬼」のように、鬼に特殊能力がある変則ルールや、広大な「豪邸」を舞台にしたかくれんぼなど、クリエイターが自由にルールを設定できるプラットフォームも想定しています。
MV Survival to Earn
現在で言う「Minecraft」や「ARK: Survival Evolved」のような、サバイバルゲームでの稼ぎ方です。
素材を集めて拠点を作り、食料を確保し、時には敵対的な生物や他プレイヤーから身を守る。
このジャンルは非常に範囲が広く、シンプルなサバイバル生活を楽しむものから、「イカゲーム」の「だるまさんがころんだ」のように、特定の条件下で生き残りを賭けるデスゲーム的なイベントまで、様々な形態が考えられます。
長く生き延びた実績や、創造した建築物の評価などが価値に繋がります。
MV Card Game to Earn
メタバース内でプレイできるトレーディングカードゲームです。
対戦に勝利してランクを上げることで報酬を得るほか、レアなカードをパックから引き当てたり、プレイヤー間でカードを売買したりして稼ぐこともできます。「ポケモンカード」のような対戦型もあれば、ポーカーや大富豪といったトランプのような王道カードゲームで遊べる場も提供されます。
ただし、日本の法律を遵守し、現金やそれに準ずるものを直接賭けるカジノのような機能は実装しません。
あくまでゲーム内資産を賭けた遊戯に留めます。
MV Racing to Earn
レースカーやバイク、あるいは自らカスタマイズしたカートでサーキットを走り、順位を競うことで稼ぐスタイルです。



これは著作権によるため現実性はないが、オリジナルのマリオカートとかも作れるようになる
レースに勝利するだけでなく、チューンナップしたマシンを売買したり、プレイヤーがオリジナルのレースコースを作成し、そのコースの利用料で稼いだりすることも可能です。
マシンは天候や路面状況といった環境に大きく影響を受けるため、セッティングの知識も重要になります。
MV World to Earn:世界を運営して稼ぐ
メタバースの「土地」にあたる「ワールド」を所有・運営し、その価値を高めることで稼ぐスタイルです。
ワールドは3DCG Gen2の世界において非常に重要な基盤です!



3DCG Gen2は従来の3DCGゲームと異なり、ゲームタイトルのプラットフォームというような概念は持たない。
そのためワールドが実質ゲームタイトルようなもん。



うーん…これだけ行ってもよくわからないけど…ようは何かを縛られるような要素がないということかな?
ワールドの売買(不動産取引を国化したようなもの)も可能ですが、それ以上に、魅力的なワールドを運営し続けることで得られる継続的な「信頼」の方が、長期的には大きな価値を持つように設計します。
多くの人が集い、活気のあるワールドのオーナーであるという事実は、何物にも代えがたいステータスとなるでしょう。
MV Train to Earn:鉄道で稼ぐ
メタバース内に鉄道網を敷設・運営して稼ぐ、あるいは乗客として利用することで稼ぐという、交通インフラに特化したEarnです。
ワールドのオーナーが運営する国鉄方式と、別事業者が運営する私鉄方式が存在します。
国鉄方式はワールドの基盤インフラとして、住民(ワールド訪問者)からの評価がワールド全体の価値に直結するため、安定性や利便性が厳しく問われます。
一方、私鉄方式は他の所有しているワールドを土地として購入もしくは借りる一方でより自由な路線設計やユニークな車両を導入できます。
ただし、独立採算での健全な運営が求められます。



他にもワールドのルールに従わないと行けないため、よほど価値があるようなワールドじゃない限りはメリットはない。
一方で利用側は単に鉄道に乗って移動することで、移動距離や乗車回数に応じた実績ポイントが貯まります。



これは今のJREポイントとかに近いかな?
またこの他に、運転士として他人のアバターを運び、報酬を得る「運転代行」のような稼ぎ方も生まれるでしょう。
利用者(乗客)側の方が手軽に実績を稼ぎやすいバランスを想定しています。
MV Airport to Earn:航空で稼ぐ
空港を運営したり、航空便を利用したりすることで稼ぐスタイルです。
主に、異なるワールド間を移動する「国際線」がメインとなります。
飛行機は機内の快適性やサービスが評価に繋がり、利用者はURLを直接打ち込むよりも、航空便を経由した方がシームレスで快適に別ワールドへ移動できるといったメリットを提供します。
MV Ferry to Earn:船旅で稼ぐ
フェリーを運営、または利用することで実績を稼ぎます。
フェリーは速度が遅いため単なる移動手段としてだけでなく、船上パーティーや釣り大会といった「娯楽」としての側面が強くなります。



映像とかで海賊で使用するとか…いろいろとね
船上で開催されるイベントに参加したり、珍しい魚を釣り上げたりすることで、乗客と船、双方の価値(実績)を高めることができます。
MV Bus & Taxi to Earn:陸運で稼ぐ
ワールド内の細かな移動を担うバスやタクシーを運営、または利用して稼ぎます。
決まったルートを走る路線バスや、観光地を巡る貸切バス、プレイヤーの依頼に応じて目的地まで送るタクシーなど、多様な形態が考えられます。
どれだけ多くの乗客を安全に運んだかが、その車両とドライバーの価値を決定づけるシンプルな指標となります。
MV Snap to Earn:写真を撮って稼ぐ
メタバース内の美しい風景や決定的な瞬間を写真に収め、その価値によって稼ぐスタイルです。
既存の「撮って稼ぐ」系アプリとは異なり、撮影した写真の「内容の濃さ」がAIによって評価されるのが最大の特徴です。



ワールドとかでいる場所がデータに反映されるのかな??



仮想世界はデータがすぐに重くなってしまうのでいかにたまらないかめちゃくちゃ気をつけないとあかん
ただシャッターを切るだけでは価値は上がらず、構図、希少性、物語性などが問われます。
また、写真を保存するための「ストレージ」は後述する独自システムを採用。
もちろんカメラ自体も、使えば使うほど性能が上がっていくレベリング要素を持ちます。
そしてバッテリーも導入する。
バッテリーは消耗品なので撮影すればするほど消費します。
ただ、80%とかで制約はつけないが、そのかわりバッテリー(今回の解説はつけないが、DCCツールでは作れないもの)の寿命が存在します。



今回の3DCG Gen2の世界は無駄にゴミを作らないようにするかがいかに重要。



確かにゲームをやり込むとなんかゴミとかでてくるよね



そうそれが気持ち悪くて、少なくスマートになるような構造にしたいと思った。
Meta Computer to Earn:仮想PCで稼ぐ
メタバース内で活動するためには、仮想のPCやスマホ、VRデバイスが必要になります。



簡単に言えばパルワールドの拠点を作るようなもん。
これらは、CPU、GPU、メモリ、ストレージといった部品を組み合わせて自作することも可能です。



これもだけど一応作れないよね?
高性能な仮想PCをクラフトして販売したり、ワールドのルールを管理するサーバーを構築・運用したりすることで報酬を得る、技術者向けのEarnです。



まあ基盤はCPUやGPUといった中のコア基盤は作れないね。
でも見た目も意外と影響受けやすいからその点のカスタマイズをできるようにはする。ただ、手数料をとるかどうするかは今後の判断。
これはワールド運営に不可欠な基盤技術となります。
MV Storage to Earn
「Metaverse to Earn」の経済を支える、極めて重要な独自システムです。
写真、ビデオ、音楽、3DCGアセットなど、あらゆるデジタルデータを保存するために、この仮想ストレージが必要になります。
またこのストレージ「◯GB」といった単位ではなく、「残りの個数」というゲーム的な単位を採用します。
例えば、FHD画質の動画なら1分で20個、4K画像なら1枚で4個、といった具合にコンテンツの種類と品質に応じて個数を消費します。



これはまだあくまでもイメージだけど、現実のようなゴチャゴチャ感じゃなくゲームキューブのカードみたいにシンプルさにしたいね



この時代私生まれてないから知らぬよん…



そういえば高校生だったなお主も



私は何歳だと思ってんだよ!
現実のストレージと異なり、データを消しても消費したストレージ個数は戻ってきません。
これは、ストレージを有限な資源とすることで、メタバース内にデジタルのゴミが溢れるのを防ぎ、ユーザーにリソース管理の戦略性を促すための仕様です。
このストレージは、ユーザーがDCCツール(3DCG作成ソフト)などで自作することはできません。
運営(またはシステム)から購入するしかなく、これがメタバース内経済の基本的な価値の源泉となります。
価格は需要に応じて変動させ、経済のバランスを調整します。



ただ、ストレージは新品として売ることはできなくても譲渡(中古)販売そのものは可能。いわゆる不要物を売るようなスタンスだ。



リサイクルショップ的な要素なんだな
なので基本的には稼げなく損すると思っていいです。
MV Oshikatsu to Earn:推し活で稼ぐ
アイドルやVtuber、クリエイターなどを応援する「推し活」そのものが価値になるEarnです。
MV Live to Earn
ライブイベントを開催する配信者側はもちろん、参加するリスナー側にも報酬があるのが最大の特徴です。
WEB2の投げ銭のように一方通行ではなく、ライブをコメントやアクションで盛り上げたり、ファン活動を継続したりすることで、「応援パートナー」としての信頼度や実績が向上。
これにより、限定イベントへの優先参加権や、推しとの特別なコミュニケーション機会といった、お金では買えない価値を得ることができます。



お金目的でライブ配信を見るのもどうかと思うし、この点は慎重に考えておきたい
これはリアルのライブでも実は優遇するような仕組みもあったりします。
MV Collection to Earn
推しの公式グッズ(NFT化されたフィギュアやカードなど)をコレクションすることで価値を得ます。
ただ集めるだけでなく、自分のルームやワールド、バックとかに「飾る」ことで初めて価値が最大化されるのがポイントです。
しまい込んでいるだけでは価値が下がるため、自分の「推し」への愛をどれだけ表現しているかが問われます。



最近町中で痛バック?てきなものも増えてきましたよね
まさかあれも入れるのか…



もちろん導入する。



あんた金融強いのに真逆の推し活推進するとかホントよくわかんないやつだな…
MV Security to Earn / MV Learn to Earn:学んで守る



3DCG Gen2は俺が作っているから当然オンライン学習的なものも導入しようかと考えている。
いわばLearn to Earnのと似ているが
直接的な稼ぎというより、自分の資産を守るための活動です。



ブログ民でいえば「企業認証SSL」と「資格勉強」とかのようなイメージに近い
3DCG Gen2やWEB3、セキュリティに関する知識を学ぶことで、詐欺やハッキングから自分を守るスキルが身につきます。
学習クエストをクリアすることで少量の報酬は得られますが、主目的はあくまで自己防衛能力の向上です。



そもそも学習する自体メリットが強すぎるのでこういった大きな収入を入れるより、実際にやってみるというほうにつけたいから長期的な目線で考えておきたい。
世界では「知らないことは罪」であり、自ら学ぶ姿勢が最も重要なセキュリティ対策となります。
Real on Metaverse to Earn:現実と仮想を繋いで稼ぐ
最後に紹介するのは、これまでの「MV」シリーズとは少し毛色の違う、メタバースと現実世界(リアル)を融合させるハイブリッドな稼ぎ方です。
このスタイルは、現実世界の経済活動が起点となるため、法定通貨に絡みやすく、直接的な収益に繋がりやすいという特徴があります。
その代わり、純粋なメタバース内での活動評価(実績や信頼度)への恩恵は、他の「MV to Earn」に比べて小さくなります。
あくまで、現実と仮想の「架け橋」としての役割がメインです。
パターン1:リアルでの購入・体験が、メタバースの特典になる
現実世界で提携企業の特定の商品を購入したり、サービスを利用したりすると、その証明として限定の3DCGアセット(NFT)が特典として付与される、といったモデルです。
例えば、アパレルブランドの服を買うと、メタバース内で自分のアバターが着られる同じデザインのデジタルウェアがもらえる、などです。
パターン2:リアルでの行動が、メタバースのデータに影響する
これは「Move to Earn」などの概念を発展させたものです。
スマートフォンの歩数計アプリと連携し、現実世界で歩いた歩数がメタバース内のキャラクターのスタミナや経験値に変換されたり、実際に旅行で訪れた場所がメタバース内のマップで解放されたりします。
私が構想する「3DCG Gen2」では、こうした健康増進活動がアバターの見た目や能力に良い影響を与えるような仕組みも検討しています。



逆にデブったり痩せ過ぎは不利になる
パターン3:メタバースでの活動が、リアルの特典に反映される
最もクリエイターエコノミーと親和性が高いモデルです。
例えば、メタバース内であなたがデザインしたアバターの服が人気を博した場合、そのデザインを元に現実のTシャツが製造・販売され、売上に応じたロイヤリティがあなたに支払われる、といったケースです。
他にも、メタバース内のゲーム大会で上位に入賞すると、スポンサー企業から現実世界で使える割引クーポンがもらえる、など様々な連携が考えられます。
まとめ:これはまだ、壮大な構想のほんの一部
今回ご紹介した「Metaverse to Earn」の様々な形は、私が思い描いている新しい経済圏の、まだほんの一部に過ぎません。
法定通貨の力を意図的に弱め、時間、スキル、創造性、そしてコミュニケーションといった、人間本来の活動に価値を与える。
投機ではなく、創造と貢献が正当に評価される世界。
そして、現実世界との健全な繋がりも持つ拡張性。
それが「Metaverse to Earn」が目指す場所です。
もちろん、この構想を実現するには、技術的にも経済設計的にも、乗り越えるべき課題が山積しています。しかし、既存のシステムの問題点を解決し、誰もが純粋に楽しみながら、その活動が報われるような新しいメタバースを創り上げたい。私は本気でそう考えています。
この記事を読んで、少しでもワクワクしてくれたなら、そして「そんな世界に参加してみたい」と思ってくれたなら、これほど嬉しいことはありません。