んにちは、管理者のTITANです。
今回は少し趣向を変えて、私自身のデバイス環境――いわゆる「自分語り」をベースに、意外と語られない**「ゲーミングデスクトップPC × iPad」という組み合わせの妙**について深掘りしていこうと思います。
よくガジェット界隈では「MacBookとiPadの連携が最強!」という声を聞きますよね。確かにAppleエコシステムは強力ですが、Windowsの、それもゴリゴリの「ゲーミングPC」を母艦にしつつ、サブにiPadを添えるという運用は、実は**「攻守最強」の布陣**だったりします。
特にWEB3やメタバース、3DCG制作といった「重い」作業が日常化するこれからの時代、この組み合わせがなぜ日本人にとって合理的なのか、私なりの視点で解説していきます。
ゲーミングPCとiPadはそもそも「対極」の存在
まず大前提として、この2つは性能も役割も、そして存在感すら真逆です。
ゲーミングPCは「パワー系」の極致です。
一般的なデスクトップPC(ミドルタワー以上)だと、本体だけで10kgを超えるのはザラ。
さらに、それを活かすための高リフレッシュレートな大型モニター、メカニカルキーボード、高精度マウス……と、周辺機器を含めると「要塞」のような構えになります。
持ち運び? 無理です。
旅行に持っていこうものなら、それだけでスーツケースが埋まりますし、腰を痛めます。
しかし、その重たさは圧倒的なパワーは他の追随を許しません。
複雑な3DCG Gen2(生成AI)の計算や、4K動画のエンコード、なども、鼻歌まじりにこなしてくれます。
一方で、iPadは「軽やかさ」の象徴です。 重さは500g前後。
カバンに放り込んで、カフェでも電車でも、あるいは旅先の宿でもサッと取り出せる。
TITAN実際に電車に乗っている最中はこれのおかげで隙間時間を埋めることができるように。
最近のiPadはM3やM5チップを積んでいて、ゲーミングノートPC顔負けのスペックになってきましたが、それでも「薄さ」という物理的な制約がある以上、排熱の問題でフルパワーを出し続けるのは苦手です。
この「動かざること山の如し」なPCと、「疾きこと風の如し」なiPad。
この両極端を揃えることが、なぜ重要なのでしょうか。
ゲーミングPCとiPadの組み合わせが良いと感じる理由



個々が今回一番重要だと思う。
OSそのものが根本的に違う「役割分離」
まずそもそものOSが違う
PCはWindows(稀にLinux)、iPadはiPadOS。
「同じことができない」からこそ、別々で良いんです。
最近は原神やマイクラ、CanvaのようにPCとIpadを両方できるアプリが増えてきましたが、PCじゃないとできないソフトのBlenderやCursor、Ipadじゃないとできないブルーアーカイブなど意外とあるんですよね。
「家の中」と「外」の完全なる分離
更にはデスクトップとタブレットという形状の違いにも出ていて
私の場合は「家=超高効率の集中拠点(ゲーミングPC)」「外=情報収集と機動戦の拠点(iPad)」と明確に分けています。



いやこれ伝わるのかな…
実際に所持しているIpad Air(M3)11インチもCellularモデルを採用しており、かつカバーを取り付けているので完全に外で使うことに全振りしている前提でいます。


iPadがあるからこそ、外でリサーチした内容をクラウド経由で家へ送り、帰宅後にゲーミングPCの巨大な画面で一気にアウトプットする。
この「外中分離(がいちゅうぶんり)」が、精神的なオンオフの切り替えにも役立っています。
このためデータとのやり取りは基本的にGoogleドライブを使用して対策。
15GBや100GBだと容量が足りないので200GBぐらいのプランを使っています。
画面の情報量と効率の圧倒的な差
やはりゲーミングPCの最大の強みは「拡張性」です。
ゲーミングPCは箱がある分、足りなくなれば拡張しちゃえばいいし、具合が悪くなれば部品を交換しちゃえばいい話です。
またさらに箱の中だけじゃなく、周辺機器にも差があり
私の場合は現在、3画面構成(トリプルモニター)で運用しています。
- メイン(4K144Hz): 制作・ゲーム画面
- サブ1: 資料・ブラウザ・SNS、ブログ等
- サブ2(液タブ): イラスト制作、3画面使用時
iPadでもステージマネージャなどでマルチタスクは可能になりましたが、物理的な「視界に入る情報量」ではまだまだデスクトップに到底及びません。



しかも大きい画面で複数に慣れてくると、小さい1画面にどうしても使い勝手があんまり良くないと感じられる。
ブログを書きながら、裏でAIに画像を生成させ、さらに資料を確認する……という作業は、iPadだと画面の切り替えが発生して脳のメモリを消費してしまいます。
「ガッツリ」か「手軽」か、ゲーム体験の棲み分け
また、ゲーミングPCを買うからには、サイバーパンクな世界を歩いたり、原神を最高画質でヌルヌル動かしたりしたいもの。
けどPCゲームをプレイしている方ならわかるけど、ゲームを始めるまでの行動は結構だるい。
1回起動したら長時間はやりたいなと思うので基本的に短時間には向かない。
一方でIpadはすぐに開始できるので、この点すごく楽。
けどIpadはIpadでバッテリーが持たないので長時間のプレイは向かない。



バッテリーもすぐ減るし、なにより熱くなるからそれが続けられないんだ。
他にもゲーミングPCは画面の大きさや画質の高さから雰囲気を出してくれる。
TITAN流:具体的な運用と「外中分離」のリアル
さて、ここからは私、TITANが実際にどう運用しているかという、より個人的な側面をお話しします。
私の運用思想は、一言で言えば「外中分離形式」です。
家で作業するときはゲーミングPCに、外へ持ち運ぶときはIpadがそれぞれの役割を果たしています。
独自の使い分けと「Apple Pencil」を持たない理由
実は私、ブログにも数記事あるほどイラストも描くのですが、Apple Pencil Proは持っていません。



ええ!?もったいなくない!?
AirこそPencilがあるこそ発揮するものじゃん
理由は単純で、「絵を描く作業は、すべて家の液タブとゲーミングPCで行う」と決めているし、今となれば持て余しているから



え!?持て余し!?



そうなんだよね…AIが登場してから滅多に書かなくなったんだよね。
イラストを描く自体はプロ仕様の割に依頼の受付をしてないのであまり多くなかったのですが、ブログの立ち絵で見る通りAIにするまでは自分で描いて作成していたことも合って、意外と頻度が多かったので4Kの本格仕様にしてました。



それ以前は板タブだったけど、液タブにしたらスピード向上し綺麗にもなったんだよね
けどそれでも時間があまりにもたりなく効率化を図るが必要になった結果、ちょうど生成AIの進化がした頃に普段使う立ち絵やブログはAIに置き換えをすることになり、現在はほとんど未使用。
今となれば3画面目のモニターぐらいしか使ってないのでむしろ不要。



モニターぐらいとはなんともったいない…!
それであれどうするんですか?



17万もしたからもったいない使い方だよ…



17万円!?



AIでまさかここまで使わなくなるとは思ってなかったし…
売るにも今もモニターで使っているし、どう活用するか検討。
話を戻してiPad Air自体は持っていますが、もともとがゲーム用に対応するためにわざわざAirにしてあるので、そもそも論としてイラストでAirには使用しないです。
意外なメリット:消費電力と発熱の削減
ゲーミングPCは、アイドリング状態でもそれなりの電力を食います。
夏場、エアコンをガンガン回している部屋でゲーミングPCを回し続けると、室温がさらに上がってしまう。



パソコンはともかく、エアコンの電気代はまじでやばいです。
そんな時、ちょっとした調べ物やSNSチェックならiPadで済ませることで、無駄な排熱を抑え、電気代も(微々たるものですが)節約できます。
冬場は逆に、PCがヒーター代わりになるんですけどね(笑)。
設備投資の考え方
私の投資戦略は、「メイン(PC)にフル投資、サブ(iPad)は必要十分」にしています。
そもそも私の住環境はそれほど広くないことにより使用用途を細かく分けてたくさん持つより、性能を高めて長く使えるように行くスタンス。
また最近だとPCもIpadも性能の上がりが鈍化してきたので以前よりも延命の重要性が高まってきた。
ゲーミングPCは数年先を見越して、2023年ぐらいにRTX 40シリーズなどのハイエンド機を導入。
ここは長時間のメインストリームとして使うつもりなので妥協は一切せず、かけるところはかけてCore i9、RTX 4090の搭載PC、メモリ64GBという構成にしました。
稼働時間も当然長いので定期的にメンテナンスし、この前は4TB SSD(Gen4)の増設をして1年程度の延命させました。
すでに2年半も使っているので、来年ぐらいには電源ユニットの交換更新を見越した準備をしようかなと考えているぐらい主力なんですよね。
一方でIpadは必要ある程度があれば十分と考えているので、パソコンほどコストを掛けず、最低限の1つ余裕ぐらいを基準にしています。
とはいえ6年程度と長期で使用すること自体はゲーミングPCと同じ考えなので、寿命に直結するストレージについては余裕を持たせています。
日の使用時間配分
時期にもよりますが、おおよそ1日の時間は以下のような配分です。
ゲーミングPCは1日 5〜10時間ぐらいで、1回あたりの作業時間は1〜2時間と長め。
一方でIpad Airは1日30分〜1時間にとどまっていて、1回あたりは5〜10分程度の「隙間時間」の積み重ねがほとんど。
私は家にいる時間が長いので普段のインドアの時間や休日ではほぼゲーミングPC一極集中しており、Ipadは全くと行っていいほど使いません。



ええ・・・もったいなっ!
ただ、タビブロというサブブログもあるぐらい私は旅行も日帰り・宿泊も割と多くするので、こういう場合逆にPCの時間は少なくなり、代わりにIpadがかなり使うようになります。
旅行にもよるけどだいたい1~4時間ぐらいは使うので、こういった場面では発揮します。
とはいえ旅行中はほとんどブログ作業はしないのでほぼゲームなんですが、それでも暇になる時間が必ずでてしまうのでそういった有効活用ですね。



2026年は夏場を除き宿泊を中心に増発する予定で、これによりパソコンの延命化は図れると思います



え、それだったら買い替えたほうが良いんじゃ…



まあPC延命以外にも、もう少しタビブロの記事を増やして充実したいんだよね、あれは2年経過しているのにひどいよ





という感じでほか2つと比べても少ないんだよね



いやいやいや!プレイブログはジャンルが多いからわかるけど、マイクリでこんなにある方が驚きなんだけど!!
なのでこれから外に行く回数が増えてくるので、今後のIpadがどのように使っていくのか期待を
あとは2026年の夏頃から、7月~9月中旬までのお盆などを除いて平日はPCを使用停止してIpadに切り替えていく予定である。
理由は単純で節電対策と夏場による気温酷使で寿命を延ばすため。
この期間においてIpadの使用時間がPCの時間を上回るだろう。
おすすめの購入先と選び方のポイント
さて、実際にこの環境を作ろうと思った時のアドバイスをいくつか。
ゲーミングPC:BTOメーカーを賢く選ぶ
ゲーミングPCは15万円から100万円超えまでピンキリです。
初心者やコスパ重視なら、「OzGaming」や「MDL.make」があたりがおすすめ、これらのメーカーは価格の割にマザボは意外と妥協しないので、拡張性を考えると長期的に使えるかもしれないです
一方、私のように「長期的な安定性」や「ハイエンド製品」を求めていく場合、今もし買い換えをするなら「サイコム」が個人的にイチオシかも。
選ぶ際のボーダーラインは「RTX 5070 Ti以上かどうか」。
このクラスになるとGPUに発生する発熱も凄まじいし、そもそも高級クラス系のゲーミングPCを買うにあたりよほど最新好きを除けば長期的に使い方も多いと思うのでCPUやGPU意外にも手を付けたほうが良いです。


それ以下のグレードなら、無理に高級機を狙わず、コスパ重視のBTOメーカーで安く抑えるのが賢明です。
iPad:ゲーミングPC差別化しないと意味がない
ゲーミングPCを持っているなら、iPad Proの120Hzディスプレイや超高性能チップは、実は宝の持ち腐れになりがちです。
120Hzの滑らかさを体感したいなら、ゲーミングモニター(144Hzや240Hz)を見ればいいわけですから。
しかも近年のIpad無印
- クリエイティブも少ししたい: iPad Air(256GB以上)
- 動画視聴とブラウジングのみ: iPad 無印(128GB以上)
ストレージに関しても、PCがあればクラウドや外付けSSDで管理できるので、iPad側に大容量を求める必要はありません。
基本的にゲーミングPCとの併用であれば、iPadのストレージを増やすより、今は高くなったといえPCのSSDやHDDを増設する方が遥かに安上がりなうえ、拡張容量も有利。
まとめ:自分に最適な「分散型」環境を作ろう
中央集権的な「これ1台ですべてをこなす」という考え方は、一見スマートですが、故障した時のリスクも大きく、何より「どっちつかず」の性能になりがちです。
役割を分散させ、それぞれの得意分野を活かす。 「圧倒的パワーのゲーミングPC」という本陣と、「神出鬼没のiPad」という遊撃隊。
この2台持ちは、あなたのクリエイティブも、ゲーム体験も、そして日々の仕事の効率も、確実に一段階上へと引き上げてくれるはずです。
「MacBookじゃないとオシャレじゃない」なんて固定観念は捨てて、実利を取ってみませんか?
意外と、WindowsとiPadの仲も悪くないですよ。



