アクアということで…ゲーミングデビュー者もしくは2回目以降の方向けの「ゲーミングパソコンの賢い買い方」シリーズを始めるよ~!





ということで今回このシリーズの担当の「アクア」です!



妹のすいれんです



あんた違うでしょ!生徒でしょ!



とまああなたと同じポジションとなる生徒5人を参考にみて、7回にわたり賢いゲーミング系を連続で投稿していきます



ずいぶんと長いな…



まあそれほど奥深いというわけだ



専門レベルで難しそうね
このゲーミングPC 賢い買い方では主にゲーミングPCデビューの初心者や2回目以降だけどPCリテラシーが苦手な方向けに、方向性の軸から購入まで、いたるところまで連続して解説していくシリーズです。
主なターゲットとしては



SwitchやIpadからゲーミングPCへ乗り換えたい



部屋のインテリアに合わせたいから可愛いゲーミングPCを買いたい!



Vtuberデビューしてゲーム配信をしたい



ゲームエンジンや動画制作も兼ねてやりたい…
だから万能を考えてゲーミングPCでも良いのか?



一番最高級なゲーミングPCをどこで買えばいいか?
経費で落とすから気にすんな
など、軽いゲーム、ゲーム以外の仕事、ゲームとクリエィティブの両立などどんな人にも向いたような設計で、基本中の基本となるシリーズです。
それ以外のシリーズがない記事は基本的に尖ったようなもの、延長線的なものとなり、すこし変わったものばかりなので今回はできる限り、初心者向けに沿った内容で作成していきます。



ということはということは1回目はPC購入か!



いやいや早すぎるぞリューロンくん。
今回1回目は「そもそも自分軸」としてゲーミングPCは必要なのか?どんなものができるのか?という考え方のところについて解説していくよ



自分軸?



自分の考え方の基準を表す意味だよ。
自分はどういうPCを選べば良いのかを失敗を減らすためね
今回の第1回目は予算に触れない回ですが、7回ある中でももっとも重要な回です。
ここの基準を間違うと後で絶対に後悔していきます。



中にはそもそもゲーミングPCじゃないとだめなのかというものもあるぐらいな人がいるから、そのムダを抑え込むための意味も込めているんだ。
そもそもゲーミングPCとは何か?普通のPCとの違いは?
本題に入る前としてまずゲーミングPCといったらどんなのかは知っていますか?



まず、みんなに聞きたいけど、ゲーミングPCって聞くとどんなイメージかな?



うーん…私の印象だと中二病が持ってそうだなって感じ



中二病って偏見だな…
俺の場合はパワー系のPCだな、なんでもできるだろうし



私は…男の子が憧れるものかな?



よくわからんが、サイバー的な何かが?



あれだろ?
Youtuberとかゲームとか
見た目はとにかくキラキラとか?



なるほどねー!
外観的なイメージとしてあっているけど、具体的に答えられている人は一人もいない。
まず結論から言うと、ゲーミングPCとは「3Dの高画質ゲームをスムーズに動かすために設計された、特別なパワーを持つパソコン」のことです。



3Dのゲーム!?



ずいぶんと専門用語から攻めてきましたな



え?最近思うんだけどIpadとかノートPCなどのノーマルのやつじゃゲームにはだめなのか?
すいれんの言う通りで最近は、家電量販店で売っているような「普通のパソコン」も性能が上がっています。
2Dのパズルゲームや、軽いブラウザゲームなら普通のノートPCでも十分遊べるようになりました。





この画像おじさんが所有しているIpad Airらしいけど最近はもはやIpadもゲーミングだよな。
Ipadこそは最近はM2やM4などおかげでゲーミングPCに遜色ないものですが、これはゲームエンジン(ゲーム開発)側がIpadなどのスマホに最適化しているためであり、実際にWindowsとか環境になれば話は変わってきます。
そのためWindowsの普通のPCだと3Dアクションゲームや、オープンワールドのゲームを動かそうとすると「画面がカクカクして紙芝居みたいになる」か、最悪「熱暴走して止まる」のが現実です。



例えるなら、普通のPCは『街乗り用の軽自動車』。



これはIpadとかが優秀というのもあるけど、PCが全然グラフィックに力を入れてないからか?



万能なIpadと違い、PCは特化した傾向が多いんだ。
実際に手軽で使おうという感じじゃないしな
そのためゲーミングPCは『険しい山道も突き進む、エンジンをめちゃくちゃ強化したオフロード車』みたいなもので、舗装された道路(ネットサーフィンや書類作成)なら軽自動車でもいいけど、デコボコ道(最新ゲーム)を走るなら、専用のパワーが必要になるので存在するような感じです。
具体的な違い
見た目も中身も、ゲーミングPCはかなり個性的です。
見た目のインパクトがあり、最近の事務用PCやMacBookは、薄くて軽くてシュッとしていますよね。


でも、ゲーミングPCの主流は今でも「デスクトップ型」です。



持ち運びが当たり前の中であえてデスクトップという時代錯誤も面白いね



そうなんだよね、まあこれもパワーを出すためにノートでは不十分なんだ。
しかも、中身が見えるガラスパネルだったり、ファンが虹色に光ったりと、とにかく「個」を主張するデザインが多いのが特徴。
「箱」としての存在感もありとにかくデカくて重いです。
だがそれ相応の理由があり、高性能な部品を詰め込む必要があり、さらにそれらが発する熱を逃がすための冷却スペースが必要だから。



冷却ということは…



ある意味PCは熱を出すんだ。
最近はあまり出さないものが増えたけど、ゲーミングPCは暖房代わりになるのが常識なレベルじゃよ
心臓部(CPU)のパワーも強力でデスクトップ用の大型CPUが積まれています。
ノートPC用の省電力モデルとは、同じ名前でもパワーの桁が違います。
メモリとストレージの余裕さも出ており 普通のPCはメモリ8GB〜16GBが主流ですが、ゲーミングPCなら16GBは最低ラインが当たり前。
32GB積むことも珍しくありません。
IpadやノートPCとかの多くは未だに8GBメモリが主力なのでいかにゲーミングPCが大容量なのかはおわかりでしょう。
保存容量(ストレージ)も、通常のPCが256GBや512GBが主流な中、ゲーム1本のデータが100GBを超えることもざらにあるので、1TBや2TBといった大容量が標準です。
512GBはiPhoneで言ってしまえば64GBぐらいの感覚というものに近いです。



2TB!?Ipadとかだと高級すぎる…



それぐらいゲーミングPCは桁違いなんだよ
大容量だから高いとも言えるが、スマホのストレージに比べてPCのストレージは1GBあたりが非常に安いので、データの倉庫の役割でも強かったりします。
拡張性(チップセット)も マザーボード(基板)もしっかりしたものが使われていて、USBポートがたくさんあったり、後から部品を付け足せたりします。



やすいものでも足りない場合があるぐらいゲーマーってUSBを使うんだよね
そして何より一番の違いは、『単体GPU(グラフィックボード)』っていう映像専用の部品が入っていること!





これが無いと、綺麗なゲーム画面は映せないゲーム多い。



つまりはパワー何だな
でも、パワーがある分、電気代(消費電力)もガッツリ上がるっていうデメリットもあるから、そこは覚悟しておきましょう。
普段遣いでも使えるのか?
「ゲーム専用機を買って、仕事や勉強に使えなかったらもったいないな…」と心配する人もいるでしょう。
答えは、「もちろん、めちゃくちゃ快適に使えます」。



そもそも普通のPCの上位互換だよな



ゲームといっても中身は普通のWindowsPCだからな



鉄道で例えると「地下鉄」に入れる車両のみたいなもんか
※地上車は普通PC、地下鉄対応車はゲーミングPCだと思っています。



それ分かる人いるかな…
むしろ、ゲームができる性能があるということは、Officeソフト(ExcelやWord)やネット検索なんて、ゲーミングPCからすれば「準備運動」にもならないほど軽い作業です。
実際、クリエイターやエンジニアも、仕事用としてゲーミングPCを選んでいる人が多いです。
ゲームをしている時間よりも、実は事務作業やブラウジングをしている時間の方が長い、なんていうのもよくある話ですね。



おじさんのPCとかめっちゃ高級のもの使っているのに8割以上はゲーム以外だしな



ああ…あの使い方はもったいないな…
でもブログとかの事情なんだろう



Youtubeとかで動画をアップしたほうが良い気がするけどなぁ
ゲーミングPCはゲームで遊べるだけじゃない



PS5やSwitchとは違ってゲーム特化じゃないからな!
「高い買い物だし、ゲームに飽きたらゴミになっちゃう…」なんて思う必要はありません。
ゲーミングPCはその高い処理能力を活かして、クリエイティブな趣味の扉をたくさん開いてくれます。
- Blenderで3DCG制作
- UnityやUE5でゲーム開発
- 3DCAD
- マルチモニターでの作業効率アップ
- 動画編集
- Live2D・Vtuber活動
- AIイラスト生成



改めて見ればゲーミングPCってなんでもできるのか…



不可能なことはほぼないからな!
要はゲーミングPCは普通のPCに対応できない重たい要素の範囲まで対応できる。
逆にできないことと言ったら
- 高層ビル等の大規模3DCAD
- ハリウッド映画系の長時間・エフェクト動画制作
- サーバーレベルのオープンワールドゲーム制作
ぐらいで、ほとんど個人ではまず使うことのないものばかり。
CADはゲーミングPC向かないということはよく言われるがそれは誤りで、普通に一軒家の建物ぐらいならハイエンドGPUでも代用可能。
もちろん最適化などの向かない要素もあるが、最近はドライバーの互換性でゲーム用GPUでも業務用のGPUに準じることができるようにはなってきているので
このように、ゲーミングPCは「究極の汎用ツール」でもあるのです。
大前提で本当にゲーミングPCがほしいかどうか?
さて、ここからが本題です。
ゲーミングPCは安くありません。
どんなに安く見積もっても、周辺機器を含めれば「最低でも15万円」はかかると考えておいたほうがいいでしょう。



フルタイムで働いてこれを買うと手取りがわずか数万ぐらいか…
普通のノートPCが5万円、最新のゲーム機(PS5など)が6万円で買えることを考えると、非常に高価な買い物です。
だからこそ、ここで一度立ち止まって考えてほしいポイントがあります。
心から自分が本当に欲しいかどうか?(自分軸の確認)
今回の記事で、私が一番伝えたいのがここです。
「本当にゲーミングPCじゃないとダメなのか?」という、自分自身の動機(自分軸)を明確にしてください。
ここを曖昧にすると、買った後に「スマホで十分だったな」「PS5でよかったな」と後悔することになります。



まああんなに高いと投資で失敗したなと思うだろうのも無理がないな



具体的にどういった理由があれば良いんだろうか?



例えば、こんな具体的な理由かな
「今までSwitchのMinecraftで遊んできたけど、大きな建物を作るとカクつくし、MOD(拡張機能)を入れてみたい。
特に『メイドMOD』を入れて、自分だけの理想の世界をJava版で作り込みたいんだ!」



「こういう『これがしたい!』っていう具体的な目的があるなら、ゲーミングPCは最高の相棒になるよ。
逆に、『みんな持ってるから』とか『YouTuberが使っててカッコいいから』っていう他人軸の理由はちょっと危険。
それは『自分』が欲しいんじゃなくて、『イメージ』を追いかけてるだけかもしれないから。



そんな15万とか20万とか簡単にぶっ飛んでいいのか?
厳しい言い方かもしれませんが、単に「ゲームがしたい」だけならPS5の方がコスパは圧倒的に良いです。
またPCは設定やメンテナンス、トラブル解決も自分でする必要があり、このへんはSwitchやPS5などの大きな違いともいえます。
それでもなお、「PCでしかできない体験」を求めているのか、自分に問いかけてみてください。
何をメインに遊びたいか?何が多いのか把握しよう
今、持っているもので自分が何に一番時間を使っているか把握していますか?
SwitchやiPadの設定画面を見れば、プレイ時間が確認できるはずです。
例えばAPEXが遊ぶのが多い場合であれば高リフレッシュレートの環境は絶対に必要になるので、144Hzもしくは240Hzにも適応できるPCスペックやモニターが必要になってきます。120Hzと240Hzじゃ快感が違うレベルなので一度240Hzになるともう戻せないかもしれません。



なので自分が何をしたいかによって、選ぶべきPCのパーツが変わってくるんだ。
ここを間違えると、『せっかく買ったのにやりたいゲームが重くて動かない!』なんて悲劇が起きちゃうからね。



高い買い物をするとなれば数年とか持ちたいな



そうやで!だからPCスペックを選ぶ際にはちょうどよいスペックから1~2段ぐらいあればちょうどよいんだ。
これで5年ぐらいは問題なくはできるからね
プレイスタイルはどういう感じで楽しみたいか?
あなたの「遊び方」の理想はどんな形ですか?
- ストイックに一人で没頭したい→高画質なモニターが必要
- ネットの友達とワイワイ喋りながら遊びたい→マイクやヘッドセットも重要
- クリエイティブに作品を作って発信したい→メモリや保存容量が重要
このスタイルによって、予算の配分が変わってきます。



今のSwitchだともうマイクラができなくなってきたし、そろそろPC移行したいと思っている。
でもマイクラは重くないし、私のお小遣いでは買えないからおじさんの言うに最小限じゃないと出せないらしい



俺の場合はゲームの大会やゲーム制作などが大半だから、かなりのパワーのあるPCに買う必要があるな
外にいる時間が長いかどうか?



さらに1日の行動時間も買うかどうかの判断が分かれるんだぜ。
ゲーミングPCは基本的にデスクトップ型という屋内専用の「据え置き」です。
いちおうノート型のゲーミングPCもありますが、それでも重いですし、電源に繋がないと本来のパワーは出せません。



旅行でゲームで遊ぼうにも多分使わんからやめとけ
つまり、「家の中で、机の前に座る時間」がどれだけ確保できるかが重要になってきます。
もしあなたが、旅行が趣味で毎週どこかに出かけていたり、仕事が忙しくて寝るためだけに帰宅しているような生活なら、せっかくの高額なPCも置物になってしまいます。



移動メインな人にはゲーミングPCは向かないな



グリーンリーブ兄ちゃんが旅行先でゲーミングノートPCを持たないのもこういった理由があるのね



まあ旅行組は普通にIpadを選ぶでしょうね
自分で持ちたいのか?単純に使えれば良いのか?
これは「道具への愛着」の話です。
自分専用の相棒として持ちたいということの場合はデザインにこだわり、カスタマイズを楽しみ、長く愛用したいタイプであり、この場合は少し背伸びしてでも納得のいくスペックや見た目のものを選ぶべきです。



俺はスポーツカー感覚でもちたいから相棒の方だな…



私もスペックよりデザインかな
単純にゲームという機能が使えれば良い場合は 道具として割り切るタイプとして、この場合は中古や型落ち、セール品を賢く探すのが正解になります。



まあ私はそうね、マイクラだけ遊べればいいし



ケースなんて机の下とか隠せば変わらないからな
それより使いやすさだ
どちらが良い悪いではなく、あなたがどちらのタイプかを知ることで、無駄な出費を抑えることができます。
まとめ
「ゲーミングPCが欲しい!」という熱い気持ちは大切です。でも、その熱量に任せてポチる前に、今回お話しした**「自分軸」**をしっかり固めておいてください。
- ゲーミングPCは特殊なパワーを持った高価な道具。
- ゲーム以外にもクリエイティブな可能性が広がる。
- 「なぜPCなのか?」という具体的な理由(自分軸)を持つ。
- 自分のライフスタイル(家での時間)と相談する。
アクア:「最初の一歩は、スペックを比べることじゃなくて、自分の心に聞くこと!これができれば、お買い物で失敗することはないよ。次は、もっと具体的な『中身の話』をしていくからね。お楽しみに!」
今回はここまで。 次回からは、さらに踏み込んで具体的なスペックの選び方について解説していきます。




