近年、ますます利用者が増えているYouTube。
動画投稿者にとって、視聴者に快適な視聴体験を提供することは、動画のエンゲージメントを高めるために非常に重要です。
その中でも、動画の画質は視聴者の印象を大きく左右する要素の一つです。
しかし、
「どの画質で投稿すればいいのかわからない」
「高画質にすればいいってものではない」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、YouTube動画の投稿画質について徹底解説します。
視聴者満足度とスムーズな再生の両立を目指すために、最適な画質の選び方や、画質設定のコツなどを詳しくご紹介します。
記事の内容を参考に、あなたの動画に合った最適な画質を見つけて、視聴者に最高の視聴体験を提供しましょう!
- 動画アップロード者
- Youtubeショートでもなく普通のYoutube動画(横動画)
Youtubeの画質は?
YouTubeは、144pから8Kまで、幅広い画質に対応しています。
画質 | 解像度 | フレームレート | 備考 |
---|---|---|---|
4320p | 3840 x 2160 | 24/25/30/60 fps | 8K解像度 |
2160p | 3840 x 2160 | 24/25/30/48/50/60 fps | 4K解像度 |
1440p | 2560 x 1440 | 24/25/30/48/50/60 fps | 2K解像度 |
1080p | 1920 x 1080 | 24/25/30/48/50/60 fps | フルHD |
720p | 1280 x 720 | 24/25/30/48/50/60 fps | HD |
480p | 854 x 480 | 24/25/30 fps | SD |
360p | 640 x 360 | 24/25/30 fps | |
240p | 426 x 240 | 24/25/30 fps |
基本的に画質は高ければ高いほど高画質であるものの、全ての画質が全てのデバイスで視聴できるわけではありません。
また、画質を上げれば上げるほど、データ通信量も増えるため必ずしも高画質が最適にならない点も注意しておきたいです。
Youtube画質の結論
Youtubeの最適サイズは結論から言ってしまえば対象ユーザー次第なので、この表の以下のとおりです。
中心ユーザー | 画質 |
---|---|
Nintendo Switch Lite、古いスマホ | 720p |
iPhone、Androidスマホ、PS4、PS4Pro、一般PC、Nintendo Switch | 1080p |
PS5、Xbox X、ハイエンドPC | 4K |
これは2023年11月現在それぞれの機種が最高画質を表したものですが
基本的に横動画は1080pが多いことがわかります。
最近のゲーム市場では4Kでやる方もかなり増えてきているので、余裕があれば4Kでスマホ中心であれば1080pで十分でしょう。
逆に720pは今の時代にスマホであっても画質不足で、8Kはそもそもモニターやテレビが普及してないので不要です。
8Kなんて実際にAmazonで調べても少なくとも50万円もかかってびっくり!
画質以外にもフレームレートやサイズも要注意
ここまではサイズを主に解説をしましたが
投稿する際、高画質が良いじゃんと思いがちです
前述の通り、もちろん画質が良ければよいわけではないです。
高画質になりすぎるほどコスパが悪い
基本的に4Kとか8K画質はコスパが悪いと思っていいでしょう。
まず体感面として、スマホユーザーの場合、FHD(1080p)以上の高画質動画を視聴しても、その違いをほとんど実感できないというケースも多くあります。
基本的に例外を除けばスマホユーザーに4Kや8Kは不要
スマホとかはたしかに画面小さいしなぁ~
さらに、高画質動画はデータ容量が大きいため、アップロードやダウンロードに時間がかかったり、通信量を圧迫したりといった問題も発生します。
また、動画編集を依頼する場合も、4K・8K動画はFHDよりもピクセルが増えるため編集難易度が高く、編集料金が大幅に上昇するところも。
このように、4K・8K動画は必ずしも視聴者にとってメリットがあるとは限らず、制作者にとってはコストや手間が増加する可能性があります。
動画投稿者は、視聴者の環境や動画の内容などを考慮し、最適な画質を選択することが重要です。
FHD動画でも十分なクオリティを保てる場合も多いことを念頭に置き、視聴者にとって見やすく、かつ制作者にとって負担にならない画質を選ぶようにしましょう。
フレームレートは初心者であればとりあえず60FPSを目安。
フレームレートは特段理由がなければ60FPSにしていれば十分です。
これは一般的に発売されているモニターやスマホの画面が60Hzまでなので、それ以上にしても意味がないからです。
例外としてアニメ系や漫画といったものは視覚的に24FPSや30FPSが良いとされているのでそのコンテンツに扱っていく場合はそちらにしていきましょう。
どっちみち高フレームレートはあんまり意味ないということは覚えておいてね!
動画のデータはできるだけ減らそう。
もう一つは動画サイズで、軽量化も意外にも求められます。
Youtube自体は128GBまで対応しているものの、効率面で見ればできれば早く終わらせたいです。
FHDと4Kのアップロードは割りと気にするほどの時間差があります。
ただし画質は4倍でも、時間は基本的には4倍かかるわけでもないが、あまり効率的ではないです。
4K画質や8K画質といった画質はたしかにきれいですが、その分ファイルが大きくなるので通信量が莫大すると言った面も考慮しておきましょう。
まとめ
今回はYoutubeのアップロードをする際の最適な画質について解説をしていきました。
- 基本的には1080p(FHD)で十分、PCユーザーも想定しているなら4Kも狙い目
- 720pはスマホであっても画質不足のため今の時代は非推奨。
- 画質は大きいほどファイルサイズが大きくなるため通信量に要注意
- フレームレートは初心者はとりあえず60FPSでOK
によって画質の適性の結論は1080p60FPSでOKということ。