みなさんはLive2Dのスペックをご存知でしょうか?
Live2Dって公式とか他の方から見てめっちゃ軽そうだし・・・バイトして安いやつを買っちゃえば・・・!
ちょいまったーーー!
Live2Dのモデリングするなら安いやつを買ったら後悔するでーー!!
ええ・・・そんな~!
Live2Dそのものは、めっちゃ軽くて下手をすれば普通のPCでも動かすことはできるほどのレベルと言えます。
しかし、Live2Dを使っていくのであれば、私自身、本格的な高性能なゲーミングPCレベルのものを買ったほうがいいです!
なぜ高性能な高スペックゲーミングPCが選んだほうがいいのかについて含めて、Live2Dの必要なスペックを解説していきます!
Live2D Cubismの必要なスペックは?
そもそもLive2Dを動かすために必要なPCスペックを知りたいなぁ
項目 | 必要スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 10, 11 (64ビット版) または macOS v10.15 (Catalina) 以降 | Windows 10, 11 (64ビット版) または macOS v10.15 (Catalina) 以降 |
CPU | Intel Core i5-6600相当以上 (AMD製を含む) | Intel Core i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上 |
メモリ | 4GB以上 | 8GB以上 |
ハードディスク | 空き容量 約1GB | 空き容量 約1GB |
GPU | OpenGL 3.3以上 | NVIDIA GeForce GTX 950以上 |
ディスプレイ | 1440×900ピクセル以上、32bitカラー以上 | 1920×1080ピクセル (100% の UI 拡大率の場合) |
いずれも2014年~2016年相当のエントリ~ミドルクラスのPCが求められていることがわかります。
約8~10年前以上ですね!
けど今は2024年で時間も経過していて、技術革新もかなり進んでいるため10万円の安いゲーミングPCでも余裕で動作ができるでしょう。
しかし、これ実際にやっているからわかるけど、お金に余裕があるなら、もっと良いものにしておいたほうが後々トラブル少なくなるので最低でも20万円はかけておきたいかも
え!?2倍も!?
けど実際にはかなり高スペック環境が望ましい!…その理由
Live2Dそのものの推奨スペックは2014~2017年ぐらいの世代なので、ゲーミングPCで例えるとエントリーモデル…下手をすればポータブルゲーミングPCや普通のPCの価格といえる10万円のPCでも使えてしまうほど軽いです。
けどなんで20万円ぐらいのハイスペックPCが望ましいの?オープンワールドゲームのようにどんどん重くなるとか?
Live2Dとかそのものが重いわけじゃない。
でも事実、それ以外の実用場面で考えるとこれぐらいないと商売上きついよということ。
Live2D Cubismの利用のほとんどがVtuberとしての活動で利用されるため
まずそもそもの話、実際にLive2Dの利用者のほとんどは「Vtuber」として活動するために使われることが多いです。
割合としての具体的なことはデータにないのでわかりませんが、個人的な感覚だと8割ぐらいがVtuberとして使っているんじゃないかと思います。
それでLive2DのVtuberってどんなことに使うことが多いかわかりますか?
- お歌配信
- ゲーム配信
- 雑談配信
実際にはもう少しいろんな場面で使われると思いますが
ほとんどの方で見られるのはこの3つだと思っていたほうが良いです。
勘のいい方ならわかるけど
配信活動ってめっちゃPCのスペック要求されます。
特にゲームはかなり重たい環境になるので、通常のゲームプレイをしていくよりも高いレベルが望まれます。
でもそれVtuberだけの問題じゃないかな?
Live2Dを作成する側はいらないんじゃ??
なぜ配信者側を語るかといえばですが、実際に試運転をしてみないとモーション動作不具合があるかどうかわからないからです。
実際にモーションの完成品は、納品する前にかならず動作チェックをしているケースがほとんどです。
それでLive2DのモーションはPCスペックに割と影響を受けていくのでLive2Dのモデリング側も実配信という再現性を知っていくために本格的なゲーミングPCがあったほうがいろいろと便利です。
Vtuber以外でもゲーム制作などで使う場合が多いので結局重たい
Vtuber用途じゃなくても、ゲーム制作や動画編集などの一部で使う場合はいずれも重くなるので、高性能なスペックが求められます。
特にゲーム制作は近年グラフィックが上がっていて、その中でLive2DはUE5向けのアドオンが出てきたわけですが
その肝心のUE5はRTX 4070以上、できればRTX 4070 Ti super以上のGPUがないときついぐらいめちゃくちゃ重たいです。
とくにVRAM周りはかなり大きく消費して、12GBが最低限ね
また動画編集もエフェクトとかでメモリ容量がかなりバカ食いするので、VtuberかVtuber以外問わず外部事情で高スペックが求められるということになります。
AI化により要求スペックが今後上がる見込みが高いから
最近、chatGPTをはじめいろんなAI生成が続々と登場してきました。
WEBサイト系であればGPUといった高性能なものは不要ですが
具体例:CanvaのAI生成、chatGPT
アプリケーションの場合は直接自分のPCに負荷がかかっるので高性能なPCのスペックが要求されます
もちろんLive2DにもAIというのが搭載しており、今はそこまで高性能なGPUは必要ないですが
今後のことを踏まえるとケチっては後悔する可能性高いです。
というのも実はアプリケーションソフトのAIにはGPUが使われていて、今は小規模な生成ぐらいにとどまっているものの今後の状況ではかなり高規格なものもできると予想しているため、画像生成のように高性能なGPUが必要になる可能性があるからです。
Live2D Cubismで必要な…真の推奨スペックはこの通りです!
それで結局のところ、Live2Dを作成するためのソフトってどれぐらいのスペックがあれば問題ないの?
Live2D Cubismを使うために、個人的に真に必要なスペックはこの通りです。
CPU | Core i7 14700 |
---|---|
GPU | Geforce RTX 4070 Super Geforce RTX 3080 Ti |
メモリ | 32GBは必須 |
ストレージ | 2TB以上(できれば4TBはあったほうがいい) |
これを見て
結構スペック水準高すぎない!?
という方もいるでしょう。
一つ注意しないといけないのは、あくまでPC1台だけで完結する場合であり、別々に使う場合はこの限りではないこと
つまりはLive2Dの作成専用とゲーム制作もしくは配信で使うのは別々の場合はこの通りじゃなくてもいいよということになり性能低くても問題ないということです。
CPU…Core i7 14700
CPUは外部環境はもちろん、Live2Dそのものの環境に大きく直結するため、本格的なPro版とかで操作する場合はCore i7 14700ぐらいはほしいレベル。
インテルのCPUは少し特殊でCore i7 14700そのものは普通のCPUコア相当となるPコア8コアに加えて、システム面の補助的な動作の役割をするEコア12コアが搭載されています。
PコアとEコアが2つあるメリットは動作が最適化され重たい環境では性能発揮しやすくなること。
つまりクリエィティブ系はより操作しやすくなるというわけ
なお、Core i7 14700には内臓GPUつきの無印と内臓がつかないFモデルが存在しますが、どちらにせよこれから別でGPUがつくのでFモデルがおすすめになります。
GPU…Geforce RTX 4070 Super 以上かGeforce RTX 3080 Ti以上
Live2D用のGPUはGeforce RTX 4070 SuperもしくはGeforce RTX 3080 Ti以上がほしいところ。
Live2D Cubismそのものは前述のとおり、現状最下位モデルとして販売しているRTX 3050や、RTX 4060でも十分ですが
配信環境やゲーム制作などでのテスト環境はかなり重たいので最低でもこれぐらいはほしいレベル。
RTX 4070 Superそのものは前世代のRTX 3090より少し高い性能ですが、もっとわかりやすく言うとPS5 Proより少し高性能といわれています。
これぐらいかなり高性能ですが、価格は70番台中位モデルにしては10万円と高めです。
RAM…2枚指しで32GB以上
クリエィティブ系をやるなら最低でも32GBはほしいところ。
Live2Dでも意外とメモリの消費が大きい場面があり、8GBは絶対に足りないのはもちろんのこと、16GBでも大規模なものや動画アニメーション操作になるとギリギリになる場合があるため余裕をもって32GBぐらいが望ましいです。
32GBぐらいあれば作業しながらでも配信テストもできるので理想といえるでしょう。
また、動画編集とかでも使う場合も32GBは必要になるので長い目でみたら無駄にならないのも良いです。
ストレージ:2TB以上
ストレージはいろんな素材やソフトウェアをダウンロードするので最低でも2TBぐらいはほしいところです。
Live2D自体はそこまで使うわけじゃありませんが、それ以外の配信ソフトやゲームソフト関連は平気で単体だけで100GBを超えてくるので、長期目線で考えると2TB以上はないときついです。
Live2D Cubism用におすすめのPC
Live2DにおすすめなPCって具体的に紹介して!
おすすめもちろんあるよー!
ぴったしの性能なら…!
性能を詳しく見てみたい
CPU | Intel Core i7 14700F |
---|---|
GPU | Geforce RTX 4070 Super |
RAM | 32GB |
ストレージ | 1TB |
PCをどれにするか迷っていたらマウスコンピューターのG-tuneのRTX 4070 Superおすすめ!
このPCを選んだほどのおすすめの理由はなんですか??
- 保証3年がデフォルトについている
- サポートも充実している
- PCでは珍しいローンで買えるメーカー
- CPUもGPUもバランスの良い設計
という強みがあります。
また
配信用に特化して使いたい方向け
項目 | 内容 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | Geforce RTX 4070 Ti SUPER 16GB |
RAM | 32GB |
ストレージ | 500GB NVMe Gen4 |
電源 | 850w GOLD |
保証 | 1年 |
配信としても活動がある場合はマイニングベースから発売しているRyzen 7 7800X3DとGeforce RTX 4070 Ti superが良いでしょう。
- ゲームに強い構成のCPUが搭載している
- 配信エンコードに強いGeforce RTX 4070 Ti superが搭載。
- メモリが32GB搭載している。
- 光るためゲーミング環境が楽しい
あとは画像の通りケースがピカピカに光るのでおしゃれさと配信を楽しむ方にはぴったしの一品でしょう。
画像は黒のほか、白やピンクもあるのでかわいいゲーミングPCとしての選択肢もあり!
Live2D Cubismの推奨スペックに関しての質問
- メルカリなどの中古PCは買っても問題ないですか?
-
いいえ、問題だらけです。
基本的にゲーミングPCなどは中古で買うのは生産性の鉄則に反することだったりします。
なぜだめなのかといえばですが以上の3つがあげられるからです
- 中古のPCは新品で購入するPCに比べてスペックが低い
- 保証が付かないしもしくは短い傾向
- なによりも中古PCの一番のリスクが動作の保証が薄く、壊れるリスクが高い
ということからおすすめしてません。
おなじく資産性がある家と車とは事情が違うので、絶対に新品を購入しましょう。
- Live2Dの製作はスマホやタブレットでも行えますか?
-
現状はPCのみとなっているため、必ずWindows搭載のゲーミングPCを購入しておきましょう。
- Live2DはノートPCでも問題なく可能ですか?
-
Live2Dそのものは動作が軽いので編集もかねて可能です。
しかし、コスパ面があまりよくない傾向なので個人的に理由がなければデスクトップPCがおすすめです。
Live2D Cubismの推奨スペックのまとめ
今回はLive2D Cubismの推奨スペックならびになぜここまで高性能なPCスペックが欲しくてその推奨スペックにしていたかについて詳しく解説していきました
- Live2Dそのものはめちゃくちゃ軽い!
- けど試運転となるそれ以外の外部要素がめちゃくちゃ重く本格的なゲーミングPCが必要になる
- 現状の環境で見ればCPUはCore i7 14700、GPUはGeforce RTX 4070 Superぐらいはほしいところ
ということになります。
以上参考になれば幸いです。