Vtuberのlive2Dはオーダーメイドして自分のモデルを作るというのが主流ですが…
実はほかにも「nizima」であらかじめ作成したモデルを買うという手段があります。
その中で…
nizimaの限定1点ってどんなメリットがあるのかよくわからないし…オーダーメイドと大して違いがないと思うけど…
価格が10万程度とかかるのでオーダーメイドするのと大して変わらないかもしれません。
今回は限定1点モデルを中心にメリット・デメリットを紹介していきます。
nizimaの限定1点とは?
nizimaの限定1点モデルはLive2D社が運営しているサイトマーケットのうち「購入型のVtuber」を購入できる商品といいます。
限定1点はその名の通り「たった1個」しか置かれていないという限定品です。
イメージでいうと手作り商品というので認識でいいかな?
まさにそのとおりで限定1点は広く配布するものではないため、個性的にもつVtuber活動として適正なモデルなんです。
そのため10万円といった高級品は当たり前で、1個購入しちゃえばそのモデルはほかの人は手に入れることはできません。
逆に限定1点じゃない一般モデルは配布のイメージが強くその分価格が3000~5000円程度と安く販売されています。
ただしLive2Dだけじゃなくイラストも存在
ただし注意点として
限定1点モデルは「イラスト」のみ作成したモデルと「Live2D」というすぐに始めれるモデルの2種類あるということ。
基本的にデザインとかよほど気に入ったという理由がない限り、Vtuber用として基本的には「Live2D」のものをおすすめします。
後述する購入型の最大のメリットになる「時間短縮」がかき消されてしまうから
でも時間短縮が重要なの?
Vtuberに限らずビジネスはとにかく時間との勝負、1秒でも開始が早いほうが有利なんですよね。
でもモーションがないモデルは入れるための依頼や自分で作業しなければいけなくなるので結局のところオーダーメイドと大して変わんないです。
なのでイラストとLive2Dのどっちを選ぶのを悩んだら迷わず「Live2D」を選びましょう。
nizimaの限定1点モデルを買っていくメリット
オーダーメイドが主流なVtuberモデルですが、nizimaで限定1点における商品購入のLive2Dにもオーダーメイドにない強みがいくつかあります。
Live2D特化サイトなので見つけやすい
まずnizimaはLive2D社が運営していて、クリエイターがその特化型販売しているため、商品を絞って見つけやすいといった強みがあります。
もちろんほかのサイトでもLive2Dの1点限りといったモデルはあるものの販売手数料がかなり取られる(だいたい5~6%)らしく振込手数料250円しか取ることがないnizimaはかなりお得なことからほかに比べて多く置かれています。
たしかにたった5パーセントも取られるだけでもクリエイターからすれば10万円でも5000円ぐらいも取られるからその差は大きそうね…
なので時間短縮にもつながるし、種類も多いから見つけられるというといったnizimaならではの強さがあるでしょう。
買ってすぐに配信活動を行える
1点限り商品は購入商品なので買ったらすぐにでも配信INすることも可能。
なのに対しオーダーメイドは完成するまでに設計から始めなければいけないので始めたくてもすぐに始めれません。
ちなみにオーダーメイドはどれぐらいかかりそう?
モデルや人にもよるけど、設計なしにVtuber活動が始めれるまでだいたい最低でも1~3か月ぐらいはかかると思っていたほうがよいです。
どちらにせよ時間は浮くけど、開始するまでの時間という差が大きいです。
オーダーメイドする準備の手間がかからない
買うモデルの2つのメリットは「準備の手間」というのが少なく済むということ。
これは1つ目のメリットと似たようなだけど、ここでは労力という意味合いとしていく
実際にオーダーメイドするのって結構労力がかかるんですよね。
- デザイン設計(これは基本自分が行うことが多い)
- イラストの依頼のやり取り
- イラストのラフの確認
- イラストの完成品の確認(もしくは修正)
- Live2Dの動作の依頼のやり取り
- Live2Dの動作モーションのチェック
というように依頼でもさえ労働時間はもうかかりすぎる!
依頼は最低でも1か月、平均的に2~3か月といったところでしょうか?
おそらくだけどストレートにやりだしても10時間ぐらいはやりとりに関しての作業はあるんじゃないかなと思います。
オーダーメイドと同様に独自だから差別化を図れる
限定1点は、そもそも1人しか買えないのでオーダーメイドと同様に独自性にできるのもポイント。
もし仮にあなたが1度購入したものは、その後ほかの人は手に入れることができません。
そのため世界に一つだけの商品を手に入れられるのでどのように個性を磨き上げられるかが今後の伸ばすポイントになるでしょう。
セットでつく場合がある
基本セットとなるLive2Dのモデルがありますが、たまにセットで付属品がつく場合があります。
その付属品というのは
- SDイラスト
- 服別Ver
- 妖精
があったりします。
とくにSDのイラストや服の別バージョンはバリエーションの幅が広がるため視野が広がりやすくなります。
ただ作る側からすれば本体以外の製作はメリットが小さいからか、おいてある商品が結構少なく現状レアなためなかなか見つけ出しにくいという。
nizimaのモデルを買っていくデメリット
nizimaの限定1点はメリットが大きいものの、反面デメリットというのも存在します。
高級品なためデメリットをしっかりと見極めていたうえで購入しておいたほうが良いでしょう。
1点品はオーダーメイドと1品当たりの価格が高い
まず1点品はほかの商品に比べて10万円以上のものがほとんどなのでかなりの高額な商品といえます。
PCとか買えてしまう価格ね…
ただし、オーダーメイドでも同じく10万円以上はかかるので割高とはまではいきませんが、時間経過が違うので1度に高額な商品を支払う必要な点は注意しておきたいところ。
つまり一気に10万円を失うか、複数に分けて10万円を失うかで負担が違うのは明白。
そのため貯金が必然的にやる必要があるのです。
買うまで実際のモーションがわからない
2つ目は買うまでの実際のモーションが使い勝手がいいのかは手に入れるまで分からないということです。
ほとんどの商品はVtube studioを想定しているため問題なく使えるのですが、特に表情変更や動作などの差があるかどうかで変わってくるからです。
だいたいの商品は表情差分などを用意していることが多いです。
オーダーメイドの場合は実際に使ってみて修正が利くことができるのでこの点は限定1点における大きなのデメリットになるでしょう。
数が少ない
そして一番の欠点といえるのがモデル数が少ないということ。
調べている限りだと7300個(2024年12月6日現在)ぐらいしかありません。
もともとオリジナルのVtuberはオーダーメイドするのが一般的なので、購入型というのは実はマイナーなビジネスだったりします。
これはVtuberに限らずイラストだとよくある話だね!
少ないということは選択肢は狭いだけじゃなく理想なモデルになればなるほど売り切れが速くなるということも意味します。
なので気に入ったモデルをもし見つけた場合はさっさと買っておいたほうが良いです。
どういう人がおすすめ?
nizimaでの限定1点の商品はVtuber活動をすれば個性が一番出やすいオーダーメイドが主流なので、マイナー的な立ち位置ですが
その中で以下の3つ該当する人は「オーダーメイド」を注文するよりお勧めしやすいかなと思います。
とにかく時間に急ぎがある人
まずおすすめしたい人は「とにかく時間」を無駄にしたくない人が購入型モデルにはピッタリでしょう。
実際にオーダーメイドは自分個性のオリジナルが導入できるものの、完成までに1~3か月以上の時間を要するため、その時間を無駄という人にはいいでしょう。
自分の時間は浮くけどやはり始まる時間が大きな差があるよ
購入型の事例として、実際に経営者などのビジネスオーナーでも時間をとにかく急かす傾向があり、1からビジネスをやるよりもはるかに時間が短く簡単に済ますからです。
同様に購入型のVtuberもすでにイラストと動作モーションなど完成しているためその気になればすぐにVtuber活動が始められます。
たしかこのことってM&Aなんだよね?
ある意味VtuberもM&Aに近い存在なので、見た目のこだわりを持てない代わりに時間をさらに買うことを得られることができます。
オーダーメイドが苦痛な人
2つ目はオーダーメイドをする際のコミュニケーションが苦手な人も限定1点の商品がいいでしょう。
オーダーメイドをする際って何を軸にデザインを発注するだけじゃなく、様々な細かいデザイン、使い勝手など完成するまでに何回もやり取りをしなければなりません。
このやりとり実際に結構な労働な時間で意外にも数時間ぐらいも消費するんですよね。
実際に過去1回依頼をやったことあるけど結構疲れます。
あとは人によるものの、共通してビジネスマナーはもちろんのこと、さらにイラストレーターでいえばキャラの得意不得意の差が大きいのも特徴で探すというのも一苦労です。
基本的に「ため語」はダメで大体の場合この時点で断わられるよ。
確かに同様に購入型も探すまでの時間はかかるけど、すでに出来上がっている物なのでイメージしやすいため創造の見やすさにおいても迷いが少なくなるのもメリットがあります。
見た目より中身のビジネスが重要なVtuber活動
最後はビジネスの内容が中身のほうが重要な人も1点限りのものがいいでしょう。
事実ですが推し活となる活動の場合はデザインが非常に重要視されるのでオーダーメイドが望ましいですが
一方で○○専門のVtuberとして活動する場合は専門の内容が中心となるため、あんまりキャラの見た目は大きく重要視されないですが、個性を磨き上げるためにもある程度はほしいのでその1つとしてありでしょう。
まとめ
今回はnizimaの限定1点をVtuberとして活動する前提というのを縛りで解説をしていきました。
Vtuberはオーダーメイドをして活動していくことが主流なため、購入していく限定1点はマイナーという立ち位置になりますが、選択肢としての1つとしてありでしょう。