現在のVTuber市場において、本来の需要と供給のバランスが崩れ、「リスナーの価値は高いのに、その数が増えない」という問題が顕在化しています。

そういえば、うちの友達も全然来なくて苦戦しているって言っていた



個人、中小企業の人でよくある悩みだよね
この問題の背景には、競争が激しいというVtuberだけではなく、経済的・社会的な要因が複雑に絡み合っています。



今回の記事はマクロ的な話をしますが、正直にいって難しい問題。
私もAI記事に書いてもらうことが多いけど、今回は手動が多めになっているほど判断が難しい。
なので参考程度にとどめておければいいです。
本来の需要と供給



VTuberビジネスは、VTuber(供給側)とリスナー(需要側)が互いに依存し合うことで成り立っている。
VTuberはコンテンツを提供し、リスナーはそれを受け取り、応援することで、双方に価値が生まれます。
しかし、現状は「リスナーに関する供給(リスナー側の活動意欲やリソース)が高い」という逆説的な状況に陥っています。
これは、VTuberの数が増えすぎて飽和し、多様なコンテンツが提供されているにもかかわらず、それを受け止めるリスナー側のリソースが不足していることを意味します。



簡単に言えばリスナーの数よりVtuberの数のほうが増えるスピードが早く追いついてない。ということ。
実際にはVtuberのリスナー自体は増えてるよ



こんだけ爆発的に増えてきたらそうだよね…
なおこの供給と需要問題はVtuberに限らず、今の商売上そうで、現在は商売するより利用者のほうが価値が高いのがほとんど。
そのため今本当に恩恵が必要なのは提供者より利用者なんです。
なぜリスナーが増えないのか?
リスナーが増えない理由は「自分のコンテンツ」や「権利や実績」、「そして見た目」によって見ていく人の偏ることが多いのですが



今回はよくありがちな理由は解説しない



ジュリアちゃん的になにか本質的な理由があるだね



うん、ここを直さないと多分大きくは無理
それは根本的な解決策にならないことや、このような小手先をどうあがいても無理があるためです。
前述の通り、まだVtuberをみたい人口は増えます。
というとつまり抜本的な問題を解決するために遠回しで原因となる要素をここでは解説します。
国の増税や社会保険料の増大でお金がとにかくない
まずやはり大きな問題は税金や社会保険料でしょう。
最近財務省解体デモとかおこすほど大問題になっています。



最近はいろんなデモが増えてきているけど、やっぱりなのか?



まああれはいくらなんでも暴論過ぎた国が悪いね
そもそも独裁構造になりやすい末路だけど
増税や社会保険料の増大は、可処分所得の減少に直結し、趣味や娯楽に費やすお金が不足する大きな要因となっており、Vtuberも例外ではありません。
大学の奨学金返済、ガソリン税といった日々の生活費の圧迫も、リスナーがVTuber活動に課金したり、関連グッズを購入したりする余裕を奪っていて買う気が起きない人も多いでしょう。
経済的な余裕がなければ、たとえ応援したいVTuberがいても、金銭的な支援をすることは困難で心は豊かにならないでしょう。
なので僕は不誠実な既得権益や自己責任を押し付ける利権は解体する必要はあると感じています。
日本における労働執着文化で時間不足
日本特有の労働執着文化も、リスナー増加の妨げとなっています。
現在も長時間労働や残業が常態化しているため、多くの人々は趣味に充てる時間を十分に確保できていません。
じっさいに求人で見ても8時間労働と残業はある前提、高い給料で見せつけて実際は最低賃金の奴隷。



これはリスナーだけじゃなく実は配信者にも言えること。
実際に設立をした社長の多くは儲かりそうだということを馬鹿なことをして結局下請け構造に巻き込まれるというジレンマになっているのが原因。
正直いまは従業員を雇うつもりの会社を設立するのははっきりと行って時代遅れ。



たしかそういえば、たいちゃんは雇用そのものはもう無理だって言っていた



だろうね、インターネット普及とかで運命にたどり着くだろうし
不正解になっています。そんな会社を設立してはいけない。もうバレてますから。
今は正解のない時代だけど、不正解というのはいつの時代も絶対にあるので。
2種類の不正解があるけどそのうち「共通した不正解」に該当する。
まあ脱線しましたが
仕事に追われる日々の中で、VTuberの配信を長時間視聴したり、イベントに参加したりする時間は限られてしまいます。
精神的な疲労も相まって、積極的にエンターテイメントを享受するエネルギーが失われている側面もあるでしょう。
なのでリスナーを増やしたいなら日本の労働文化をまず疑ったほうが良いです。
そもそも配信が主力なので時間が長いし奪われる
VTuberの活動の多くは長時間配信が主流であり、これがリスナーの時間を大きく奪っています。
だいたいは好きな人が多いので「なんでや!」と思うかもしれないけど
今回の記事は増やすための問題を解決するためのもの、つまりマクロ経済的な前提でいくので今回は感情論は無視で。
特定のVTuberを応援しようとすれば、その配信時間に合わせて自分のスケジュールを調整する必要があり、これは多くのリスナーにとって大きな負担となります。



ようはリスナーからすれば感覚的にテレビに近いんだよね



たしかにタイミング合わないと面白みが減りますもんね…
見たい配信が複数重なれば、全てを視聴することは不可能になり、結果的に視聴を諦めるケースも少なくありません。
ストリーミングサービスは「いつでも見られる」という利便性を提供する一方で、リアルタイムでの視聴を求められる配信は、リスナーの時間的な拘束力を高めています。
最近はshortや昔からある普通の動画、あとはメタバースというもので攻めていくのもありでしょう。
1円も利益にならない(WEB2そのものの根本的な問題)
やはり一番の増えない原因は利益にならないことが挙げられる。
個人的には道徳的にどうかと思うけど、今の日本人で心に豊かにするならお金目的にVtuber配信を見ていくのも必要だと感じました。
現在のWEB2プラットフォームでは、広告収入が主体で、リスナーがVTuberのコンテンツを視聴したり、コメントしたりする行為は、直接的な金銭的利益には繋がりません。
もちろん、応援することで満足感は得られますが、その行動自体が経済的なリターンを生むわけではありませんので当然増えないでしょう。



「好きで応援したいけど…時間が…」などですね。
これはWEB2の仕組みが原因で、Youtubeなどの多くのプラットフォームが広告収入やクリエイターへの投げ銭に依存しているためであり、リスナー側の貢献が収益化される仕組みが不足している根本的な問題です。
もちろんスタンプとか限定配信などの恩恵はあるものの、じじつVtuberは引退が早かったり切り替わりが早いので、もし引退したときの価値がそのまま消えてしまうことがほとんど。
それに加え、リスナーは他に時間と個人情報などのリスクを背負っています。
リスナー側も「ただ消費、浪費するだけ」という感覚に陥りやすく、積極的な関与に繋がりにくい構造となっています。



なのでなーんかつまんないしやめーた!
という感じであっという間に離れるでしょう。
増やすための解決法
これらの課題を解決し、リスナーを増やしていくためには、既存のWEB2モデルの限界を超えたアプローチが必要です。
WEB3のプラットフォームを作り利用を増やす
WEB2はプラットフォームを作る側と配信者しか利益にならないため、WEB3を使って増やすしかありません。
WEB3の概念を導入した新しいプラットフォームの構築は、リスナー不足問題への根本的な解決策となり得ます。
ブロックチェーン技術を活用することで、リスナーの貢献を可視化し、トークンエコノミーなどを通じて「貢献に応じてリターンがある」仕組みを構築できます。
例えば、VTuberのライブ配信を視聴したり、コメントしたり、プロモーションに協力したりすることで、リスナーにもトークンが付与され、それが将来的にはVTuberの活動を決定するDAOの投票権になったり、限定コンテンツへのアクセス権になったり、あるいは実際の金銭的価値を持ったりする可能性があります。
これにより、リスナーは単なる消費者ではなく、VTuberコミュニティの共創者として位置づけられ、より積極的に関与する動機が生まれるでしょう。
VTuberもリスナーとしても活動に移す
VTuberがコンテンツを提供するだけでなく、自らも他のVTuberのリスナーとして活動することを推奨することも有効です。
今はWEB2の仕組みそのものが原因で需要供給が歪になっているのですが、WEB3になればリスナーも利益が出るようになるのでこの問題が解決し、Vtuberもリスナーに移動することも考えられるでしょう。
これにより、VTuber間の交流が活発化し、相互にファンを送り合うことでコミュニティ全体が活性化します。
また、VTuber自身がリスナーの視点を持つことで、よりリスナーのニーズに合ったコンテンツ制作や配信方法を考案できるようになるでしょう。
これは、単なるビジネス上の戦略だけでなく、VTuber文化全体の成熟を促す上でも重要な要素です。
AIアバター(.acrc, .acps)で人を増やす
最も革新的な解決策の一つが、AIアバター(.acrc, .acps)を活用して「仮想のリスナー」を増やすことです。
そもそもVtuberの文化そのものが20代~30代が現在メインなので少数派。
今後も推し活文化は増えるとは思うのですが、そもそも少子化が進んでいるので大きく増える期待はできないことからやはりAIアバターの導入は必須だと思わせます。
この2形式ではどのようになるかは私もまだわからないですが、いまのところ以下のことを想定しています。
- .acrc(AIキャラクター): 人間に近いAI住人である.acrcは、自律的にVTuberの配信を視聴し、コメントを残し、投げ銭を行うなど、あたかも人間のようなリスナー行動を取ることが可能です。これにより、配信者は常に一定数のリスナーがいる環境で配信でき、モチベーションの維持に繋がります。また、コメントやリアクションの量が増えることで、配信の活気が増し、実際の人間リスナーも参加しやすくなる効果が期待できます。彼らは**メタバースにおける「デジタル市民」**として、自律的にコンテンツを楽しみ、コミュニティに貢献する存在となり得ます。彼らがVTuberの「推し」となり、熱心に応援することで、VTuber経済圏全体の活性化にも繋がるでしょう。
- .acps(AIキャラクター・プロフェッショナル): 特定のタスクに特化した.acpsは、VTuberの活動を裏方でサポートする形でリスナーの増加に貢献できます。例えば、配信のモデレーターとしてコメント欄の管理を行ったり、切り抜き動画を自動で作成したり、配信データの分析を行ってVTuberにフィードバックしたりすることが考えられます。これにより、VTuberはコンテンツ制作に集中でき、質の高い配信を提供できるようになります。また、.acpsが生成した二次創作コンテンツが拡散されることで、新たなリスナーの獲得にも繋がるでしょう。彼らは「アシスタントリスナー」のような役割を果たすことで、間接的にリスナー体験の向上と増加に寄与します。
これらのAIアバターは、経済的な制約や時間的な制約といった人間のリスナーが抱える問題を補完し、VTuber市場に新たな流動性をもたらす可能性を秘めています。
彼らは単なる「bot」ではなく、「中身のある3DCG」のコンセプトのもと、自律的に学習し、コミュニティに貢献する存在となることで、VTuberとリスナーの新たな関係性を築き、市場全体の持続的な成長を促進するでしょう。
労働文化を変える:時代に合わせた「革命」を
最後に、最も根深い問題、日本の労働文化そのものを変える動きを出すべきだと強く感じています。



そもそも忙しくしているのは誰のせいだ?
トップだよね?
そもそも労働時間が長すぎだし、可処分所得が少なすぎる現状では、VTuberに限らず、どんなエンタメも伸び悩むのは当然。
正直、今の就職や転職のあり方って、もはや時代遅れで選択肢として不正解なんじゃないでしょうか。
雇用関係として自由を奪われるのに、それでいて安く奴隷のように働きたいと思わないですよね?
そして、この変化を阻む不誠実な既得権益を、私たちは見過ごしてはなりません。
もし労働が開放されても、既得権益がそのまま残っていたら、結局私たちは苦しいままです。
ただし、決して暴動のような違法な手段に訴えてはいけません。
そんなことをすれば、内乱罪のような罪に問われる可能性もありますし、何の解決にもなりません。
とはいえ既得権益は変える気がなかったり、そもそも中には悪意があったりするので、社会のためにも一回壊して彼らに懲らしめておいたほうがいいです。
私が考えるのは、選挙や、社会全体に大きな変革を促すような、新たな「革命的」なムーブメントを生み出すことです。
多くの人々が「このままではいけない」と立ち上がり、新しい働き方や社会のあり方を提唱し、支持を集めることができれば、必ず既得権益も変わらざるを得ない。



彼らは変化に弱いものですから。
VTuber業界だけでなく、日本社会全体の未来のために、私たちはこの問題に真剣に向き合うべきだと、私は強く思います。