第2世代3DCGはなぜ生まれたのか?3つの要素がなければ発想できなかった理由

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3DCGの世界に限らず今の世の中は、今大きな変革期を迎えています。

従来の「作って売る」モデルから、「使って価値を高める」新しいモデルへと移行しつつあるのです。

しかし、この「第2世代3DCG」という革新的なアイデアは、ある3つの要素が揃わなければ、決して発想が生まれることはありませんでした。

その3つの要素とは、3DCG(第1世代)、生成AI、そしてWEB3.0です。

これら1つでも欠けていたら、第2世代3DCGという概念は存在しなかったでしょう。

目次

1つでも欠けるとなぜ作れないのか?

なぜこれら3つの要素が不可欠なのでしょうか。

それは、それぞれが次の時代の土台となり、問題を解決し、そして新しい価値観をもたらすからです。

ベースがないと次の時代は作れなかった

まず、従来の3DCG(第1世代)というベースがなければ、第2世代は生まれませんでした。

これまでの3DCG技術は、映像やゲーム、建築など、様々な分野で活用され、多くのクリエイターとエンジニアがその技術を磨いてきました。

この第一世代の技術があったからこそ、私たちは3Dの世界を当たり前のように認識し、その発展形を考えることができました。

まるで、自動車の進化がなければ、空飛ぶ車のアイデアも生まれなかったように、既存の技術が次の時代の礎を築いたのです。

あまりにも高度な技術のためAIに頼り切る必要があった

第2世代3DCGは、その「実現」のコンセプトからして非常に複雑です。

システム開発であり、ソフトウェア開発であり、そしてWEB3.0の開発でもあります。

すいれん

どれもなんだか高級求人っぽい…

このような複雑なシステムを、個人や一握りの企業だけで開発するのは、ほとんど不可能です。

しかし、近年、ソフトウェア開発の速度が飛躍的に向上しました。

その最大の理由は、生成AIの登場です。

かつては専門のプログラマーしか書けなかったコードを、今ではAIがサポートしてくれます。

CursorのようなAIアシスタントを使えば、プログラミング初心者でも、複雑なシステム開発に挑戦できます。

僕自身も、AIを活用することで、わずか数ヶ月でソフトウェア開発の基礎を学びました。

第2世代3DCGのような複雑なシステムも、AIの助けがなければ、開発の着想すらできなかったでしょう。

AIは、個人や中小企業に、巨大なシステム開発という「革命」を起こす力を与えてくれたのです。

3DCGも同じようにモノがいっぱい。しかも簡単に増えてしまう

従来の3DCGモデルは、一度作ってしまえば、無限にコピーできてしまいます。

これは、デジタルデータの宿命でもありますが、作り手から見れば、せっかく作った作品の価値が簡単に下がってしまうことを意味します。

すいれん

リアルは簡単に物を作れるけどコピーできない
バーチャルは作るまで大変だけど簡単に量産できる

さらに、最近では生成AIを使えば、誰でも簡単に3Dモデルを作れるようになりました。

これにより、3DCGモデルの数は爆発的に増え、一つひとつのモデルの希少性はさらに低くなりました。

そこで、僕たちは発想を転換しました。

作る」ことに価値を置くのではなく、「使ってもらう」ことに価値を置くべきだと。

この新しい価値観は、コピーが簡単にできてしまうという3DCGの弱点を克服するための、唯一の方法でした。

そもそも重く、PC1台ではいつか限界を迎える

現在のPCやスマートフォンの性能は、驚くほど進化しました。

しかし、その一方で半導体の微細化は物理的な限界に近づいており、これ以上劇的な性能向上が続くことは難しいとされています。

第2世代3DCGは、従来のポリゴンモデルではなく、より高精度な「」のデータ形式を採用して行く方針です。

そのため、非常に高い処理能力が求められます。

しかし、現代のPCは、高性能なCPUやGPUが次々と登場し、どんどん余っていく状況です。

これは、限られた資源を効率的に使えていないことを示しています。

ここでWEB3.0の概念が登場します。

WEB3.0は、特定のサーバーではなく、分散されたネットワークでデータを管理し、処理を行います。

この仕組みを使えば、高性能なPCを一つだけ持つのではなく、世界中の余っている計算資源を有効活用し、第2世代3DCGのような重いデータを処理できる可能性があります。

つまり、WEB3.0は、ハードウェアの限界をソフトウェアで乗り越え、より効率的なデジタル社会を築くための鍵なのです。

資本主義とあまり相性が良くないと言われるITやWEBの分野も、この分散型の仕組みによって、新しい経済の形を築けるかもしれません。

個人でも革命レベルのシステム開発が可能な時代に?

かつては、大規模なシステム開発は、大企業や国にしかできないことでした。

しかし、生成AIやWEB3.0といった新しい技術は、その常識を覆そうとしています。

AIがプログラミングの壁を壊し、誰もがアイデアを形にできる時代が来ています。

僕も、Cursorのようなツールのおかげで、わずか3ヶ月でソフトウェア開発の基礎を学びました。

これは、単にプログラミングができるようになった、という話ではありません。

個人が社会を変えるシステムを開発できる」という、革命的な可能性を示しているのです。

第2世代3DCGも、その革命の一歩になるかもしれません。

あなたも、何か新しいものを「使う」ことで、その革命に参加してみませんか?

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