「株」はもう時代遅れ?顧客も従業員も株主と社長に呆れている

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「株」という言葉を聞くと、多くの人が「お金儲けの手段」や「経済の中心」だと考えるかもしれません。

しかし、僕は「株」という存在が、もはや現代社会のボトルネックになっていると感じています。

すいれん

まああんだけ上下関係を見ると…

TITAN

この株のせいでいろいろと実は問題が増えている今。

顧客も従業員も、その仕組みのせいで利己的になってしまった株主や社長たちに、呆れ果てているのではないでしょうか。

目次

「株」という存在のせいで短期的利益がエスカレートした

株主は、自分が出資した企業が成長することで、株価の上昇や配当金という形で利益を得ます。

この仕組みは、企業に「利益を追求する」という強い動機を与えます。

しかし、その動機はいつしか「短期的利益」を過剰に追求する方向にエスカレートしました。

長期的な視点での投資や社会貢献よりも、いかにして四半期ごとの決算で利益を出すかが重要視されるようになったのです。

これは、企業の持続的な成長や、従業員の働きやすさ、顧客の満足度を犠牲にすることにつながりました。

TITAN

その結果何が起きたと思う?

すいれん

まーたおじさんは難しい質問を…!
要は「静かな退職」とか「客離れ」

TITAN

だいたいあっている!
けどこれは末路になった結果だね。

すいれん

おぅー最後のほうかい!

短期的利益というデメリットがあるのに、なぜ株が必要だったか?

昔の世界では、現代のように豊かではありませんでした。

企業が大規模な事業を始めるには、誰かの資本が不可欠でした。

当時はインターネットもなく、資金調達の手段は限られていたため、金銭的な上下関係が当たり前でした。

その資本は、国や中央銀行、そして少数の資本家によってまかなわれていました。

株は、そのような時代背景において、多くの人々から広く資金を集めるための重要な仕組みだったのです。

TITAN

仕組みとしてはお金を提供をしてくれたお礼に「」という会社の所有権を渡すというようなものさ。
※株券は会社から発行していくもの。

贅沢を言っていられない時代、短期的利益というデメリットがあっても、とにかく事業を成長させるための資金が必要だったのです。

なぜ今、株はもう時代遅れなのか?

現代社会において、株はもはやその役割を終えつつあります。

TITAN

その理由は、様々な方面で不満が噴出しているから。

コンテンツの質低下に対し、値上げによる不満

まず大きいな要因は、企業は「人件費や物価上昇のため」と説明しながら、商品の値上げを繰り返します。

TITAN

実際は、その利益の多くが役員報酬や株主への配当金に使われているのが現実。

本来であれば、従業員への支払いを優先し、良い商品やサービスを作ることで、顧客の満足度を上げるべきです。

しかし、それができていないから、最近の若者が会社に対して不信感を募らせるのは当然のこと。

すいれん

最近静かな退職する人めっちゃ増えたとよくニュースで聞く

若者に「チャンス」と「お金」を与えない企業に、忠誠心など生まれるはずがありません。

大企業の社長の席が年功序列で高齢者ばかりなのも、日本の会社だけでなく、世界的に見ても若者へのチャンスが与えられていない証拠です。

TITAN

もういっぱい金あるんだから死ぬまでそこつかんだろと言いたい。

株主の傲慢に対する不満

多くの株主は健全な投資家ですが、一部の「物言う株主」の存在が、企業に配当金の増額を強要します。

彼らは、自分の投資に対する見返りを最大化するために、企業の長期的なビジョンや従業員のことを考えません。

すいれん

金ださんのに成果出せとかいったらそりゃあ退職するわね
アホすぎる。

この一部の株主の行いが、企業を短期的利益追求へと追い込んでいます。

日本の株主の多くは、実は個人ではなく企業や機関投資家です。

彼らは、利益を得るために、とにかく配当金を出せと要求します。

これは、企業の売上を、投資家という一部の利害関係者に分配する仕組みであり、その割合は年々高くなっています。

合同会社を建てる会社が多い

日本の有名な会社でも、株式会社ではなく合同会社として設立するところが増えています。

TITAN

有名なところだとGoogleやAmazonなど

すいれん

えー!そうなの!?

これは、株主からの口出しを嫌い、自由な経営をしたいという意思の表れです。

合同会社は、出資者が経営に参加しますが、株主総会のような株主の意向に左右されることがなく、より柔軟な意思決定が可能です。

また、法人税を避けるためといった節税対策の側面もあります。

単純に格差を大きくした最もな要因

人類の歴史において、富は土地や不動産、金や石油といった「資産」によって築かれてきました。

しかし、ここ100年で最も大きな資産を築いたのは、「株」です。

TITAN

他の資産は減ったり変わらなかったりが多い中、株だけはほとんど資産も上がり、配当金もここ40年で大きく増えた。

株は、お金がお金を生む仕組みを加速させ、社会の格差を決定的に拡大させました。

これから「株」の存在はどうなる?

僕は、今後、株という仕組みは衰退していくと考えています。

株は、出資者と企業との間に上下関係を生み出します。

投資した側が「与えたのだから、お礼は当然」と考え、簡単に言えば上下関係なもの。

これは、ピラミッド型の構造であり、ある意味で企業献金と似ています。

しかし、現代にはクラウドファンディングや、分散型の自律組織であるDAO(ダオ)といった、新しい資金調達や組織運営の仕組みが登場しました。

特にDAOは、株主総会のような中央集権的な仕組みではなく、参加者全員で意思決定を行う分散型の組織です。

日本の終身雇用制度が、成果主義と合わないように、株という上下関係の仕組みも、これからの分散型社会とは相性が悪いでしょう。

今後は、株式会社ではなく、DAOのような組織が、社会の主流になっていくかもしれません。

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