「ブログで稼ぐ!」と意気込んで始めたものの、「SEO対策」や「アフィリエイトのノウハウ」といった、テクニック論ばかりに疲れていませんか?
多くの人が、ブログ運営=検索エンジンに最適化する作業だと思い込んでいます。
しかし、その結果、個性も味もない記事が増え、読者は離れ、そしてあなた自身も「なんか違うな」と感じてしまう。
私もこのブログで、長年ブログというメディアに携わってきました。
その経験から言えるのは、小手先のテクニックはもう限界だということ。
イォティようするにSEO対策とか基本的なマーケティングとかはもう通じない。
これからのブログで本当に読まれ、そして自然な形で収益を生み出すようになるためには、「体験談(Experience)」と「手段(Means)」という、人間の本質に根ざした2つの要素が不可欠になります。
この記事では、なぜこの2つがこれからのブログの王道になるのか、そして企業ブログには真似できない、あなたの稼ぎ方について、5000文字程度で深く掘り下げていきます。
SEOやマーケティング、アフィリエイトで稼ぐのは本質じゃない!
正直に言って、私自身も「稼ぐためのブログ」をやっていた時期があります。
しかし、この3代目ブログでもさえ、過去に「氷河期」と「活性期」を繰り返し、ブログ運営をずっとは続けられないという現実を見てきました。
特に、2024年11月~2025年8月にかけては、ブログの更新をほとんどしませんでした。
この時期は、ブログ以外の活動で収益を得ていたので生活には困りませんでしたが、心のどこかで「なんか自分にとって違うな」という違和感を常に感じていました。
競争はもうやめた
私は今、競争はやめていると断言できます。



彼によれば競争をすることは命を奪うことと同じ行為ということだ
稼ぐために企業のパイを奪い合うことや、検索順位で一喜一憂することには、もう興味がありません。
むしろ今は、「WEB3や創造性といったテーマで社会に革命を起こすためにブログをやっている」という意識のほうがずっと強いです。


ブログで稼ぐためのSEO対策やマーケティング手法は、確かに一時期は有効でした。
しかし、それらはすべて、検索エンジンという中央集権的なプラットフォームに「迎合する」ためのテクニックです。
これは、人間の本質的な「創造性」や「個人の意志」から欠けている行為なんです。
読者が本当に知りたいのは、「どうすれば Google のアルゴリズムに勝てるか」ではなく、「あなたの、生きた経験と、それによって得られた知識」のはずです。
だからこそ、ブログの本質を「体験談」と「手段」という、より自然な現象から捉え直す必要があります。
体験談と手段がこれからのブログにおいて必然的に王道になる理由
なぜ「体験談」と「手段」がこれからのブログの王道になるのか?
それは、それが人間の自然な好奇心と欲求を満たすからです。
私たちは誰かの成功や失敗から学びたいし、その学んだ知識を「どう使うか(手段)」を知りたいのです。
この連鎖は、企業のコンプライアンスやAIの進化に左右されない、不変の価値を持っています。
体験談は個人でしか真似できない
前回の記事でも触れましたが、企業ブログには絶対に「個人の体験談」は書けません。



ここは本当に個人で稼ぐなら絶対に抑えておきたいポイント。ここが一番。



なるほどわかりましたー!
- 企業:組織の行動であり、「個人の感情」がない。
- 個人:あなたの失敗、喜び、独自の視点、ニッチな発見といった、「味の濃い情報」の源泉である。
特に、モノが多い日本では、多くの人が「新しい消費」よりも「賢い節約」や「充実した経験」を求めています。
読者は、あなたが「実際に試して失敗したこと」や、「誰も気づかないニッチな使い方」といった生きた情報にこそ、お金を払う価値があると感じます。
これは、AIがどれだけ進化してもコピーできない、あなただけの「一次情報」です。
AIはデータを学習できても、あなたの人生の経験そのものは学習できません。
だから、ブログで稼ぎたければ、まず「あなた自身の体験」を掘り下げることから始めるべきです。
体験の間における手段はアフィリエイトだけじゃない!
「ブログで稼ぐ=アフィリエイトリンクを貼ること」という固定観念は、今すぐ捨てるべきです。



これをずっと考えておくとますます稼げなくなってくるから
体験から得られた「手段」は、アフィリエイトという単一的な収益源にとどまらない、分散的な稼ぎ方を可能にします。
これは、特定のプラットフォーム(GoogleやASP)に依存しない、WEB3的な「分散型の収益モデル」とも言えます。
例えば、私の例で考えてみましょう。私は旅行を割と頻繁にします。
従来のブログであれば、「旅行のアフィリエイト」が主な稼ぎ方でした。
しかし、これからの「体験と手段」を組み合わせる考え方では、収益源は複数に広がります。
- 手段1(従来型):旅行用サービスのアフィリエイト。(宿泊先、ガジェット、携帯通信等)
- 手段2(WEB3型):旅先で写真を撮ってNFTコンテンツとして販売して稼ぐ。
- 手段3(ゲーム型):移動距離に応じて歩いて稼ぐ(Move-to-Earn)アプリでトークンを獲得する。



旅行だけでもこんなにあるんだ



ゲームやメタバースとかはもっと広いぜ
さらに、ゲームジャンルは、もっと多くの「手段」を組み合わせられます。
アフィリエイト(ソフトウェア、PC、スマホ、VPS、プログラミングなど)以外にも、
- プレイして稼ぐ(Play-to-Earn)
- ゲーム内コンテンツを作成して稼ぐ
- Vtuberとして実況配信して投げ銭を得る
など、体験から派生する「手段」の数だけ、収益源が増えるのです。
メタバースが本格化すれば、ブログで紹介したデジタルアイテムを、ユーザーがメタバース内で直接購入するといった、より直感的で、収益化のタイムラグが少ない手段も生まれてくるでしょう。
いくつか組み合わせをして行くという発想
多くの人は、ブログを始める際に「ジャンルの縛り」だけで戦力を固めがちです。



客を呼び出すためにシンプル性は良いけど、でも書く側からすれば書きづらい!
「このブログは金融専門だから、それ以外の話はしない」 「このブログはIT専門だから、アイドルや恋愛の話はしない」
しかし、これからの時代、ジャンルの垣根はどんどん溶けていきます。



TITANによれば利用者側が強すぎる立場の今ではこのようなビジネスはもう通用しない。
例えば、最近の私の記事の例だと、マインクラフト(ゲーム/メタバース)をテーマにした記事なのに、その世界観や仕組みを金融や社会の物事で例えて解説する記事も作っています。





実際に雑記なのは、こういった複数の組み合わせをしやすいように細かく調整しやすいから
これは、「ゲーム」という体験と「金融・社会」という知識を「比喩」という手段で組み合わせ、情報の価値を高める行為です。
価値ある情報とは「混ぜる」こと
多くのブログ論で「一次情報は重要だ!」と言われます。
もちろん、体験という一次情報は大切です。



けどそれは客側から見ても本当に一次情報なのか二次情報なのか?理解できるわけがない。
また今の世の中「一次情報だけの記事」はほぼ無理であり、情報の価値を最大限に高めるのは、一次情報と二次情報を「混ぜ合わせる」発想です。
「一次情報」っていうのは、あなた自身が体験したり、直接見聞きしたりしたオリジナルの情報のこと!
「二次情報」っていうのは、他の人が書いた本や記事、データのことね。一次情報だけだと「ただの日記」になっちゃうし、二次情報だけだと「コピペと変わらない薄い情報」になる。だから、両方混ぜて「あなただけの解釈」を加えるのが、これからのブログの肝なんだ!



このブログも例外なく一次情報と二次情報、両方とも混ぜて記事を作成している
そして、二次情報(外部の知識)だけでも、そこに「あなたの視点」という一次的な解釈を加えるだけで、それは価値あるコンテンツに生まれ変わります。
ジャンルの縛りを解き、体験と手段を組み合わせて情報を「混ぜる」こと。
これこそが、企業にはできない、個人の「創造性」を最大限に活かした稼ぎ方になります。
まとめ:あなたの人生そのものが、これからのブログの「手段」になる
これからのブログで求められる「体験談」と「手段」について解説しました。
ブログで稼ぐことに疲れてしまったあなたへ。
それは、あなたが「本質的ではないこと」にエネルギーを使いすぎていたからです。
競争やアルゴリズムに勝つための努力は、あなたの個性や創造性を削いでしまいます。
これからは、あなたの人生そのものをコンテンツにしてください。
- 労働執着文化からの脱却を目指すあなたの「ちょっとした行動」
- 分散的な信頼で、政治や社会に対するあなたの「尖った視点」
- ニッチなジャンルを深く愛するあなたの「情熱」
これら全てが、企業には絶対に真似できない、あなたの「体験談」となり、そして多様な「手段」を生み出す種になります。
小手先のテクニックではなく、あなたの人生を武器に戦いましょう。
その先にこそ、真に価値があり、そして継続できる、自然な収益が待っているはずです。


