今回は自分タイタンが、日商簿記3級を合格したまでの道のりを解説していこうと思います。
今回はカテゴリーに簿記3級として配置していますが、ほとんど自分論の話なので参考になるかわかりませんが見てくださったら幸いです。
- 簿記3級はどういうふうに合格したのか知りたい方
日商簿記3級自体は中間級でもある
日商簿記3級は簿記の資格の入門とも言われているが
勘の良い方ならお気づきだと思いますが、日商簿記3級って実は中間級だということはご存知でしょうか?
日商簿記の試験には
1級・2級・3級・初級・原価計算初級
の全部で5つのクラスがあるんです。
3級は会計の入門とも言われているけど、普通に難しいじゃん!とも納得です。
その下の初級や原価計算初級は教材がそもそもあまりなかったり、就活や転職における評価も低いので受ける方も結構少なく、3級から受ける方がほとんどという事実です。
実態
日商簿記3級を最初に検討していたのは2018年のこと。
まだ自分がブログをする前の話で、当時は今のような漢字能力がなかったりしたため、簿記の世界は程遠い時期でした。
それから4年の月日を流れて2022年8月から、低賃金な会社を一刻もやめるべきとして転職準備のためにようやく腰を上げて日商簿記3級を本格的に開始しました。
目安は100時間ということもあって1日1時間独学で手当たりばったりで勉強を勧めたりしていきました。
日商簿記3級の勉強で当時使っていた本はこちらです。

どの本が良いかまではしっかりと把握してませんが、今のところは結局のところ勉強法が簿記の試験が一番強力なのでぶっちゃけの話何でも良いと思います。
1回目の不合格
1回目は2022年の11月27日にかなり久々に試験へ行ってきました。
通常であれば1週間前に行われていますが、CBT試験なのでいつでも受けられました。
結果としては
69点・・・

え・・・おしい!
だいぶ久々に勉強を本格的にした割に行けましたが・・・この1点がなんとも悔しい・・・



5年ぐらい全くしてなかったけど割といけた・・・
正確な点数は現在紙ぽいしてしまったのでざっくりなですが
第1問が36点、第2問が16点、第3問が17点ぐらいだった気がします。
2回目の不合格
わずか1点ぐらいだったので3週間ぐらい開けて12月17日にリトライしていきました。
その結果は
64点・・・
なんと前回よりも5点も点数低い結果になりました。



1回目より低いってやはり勉強不足じゃないの?
というくろい髪の女性のような発言みたいに、2界受けてやはり不合格だったのは結局は勉強の努力が足りんかったということでした。
正確な結果はすでにゴミ捨ててしまったのでいまはどうだったか忘れたんですが
その中で特に問題視されていたのは「第3問」の点数割合が他に比べて低かったことです。
第1問はたしか39点ぐらいで、第2問は平均ぐらいだった気がします。
第3問は半分ほどでしか取れてなかったので、決算問題が苦手ということがわかりました。
合格
流石に2回の不合格は勉強不足だったり、試験対策も不十分だったこともあってしばらく開けて2月4日の試験まで対策の見直しを行っていきました。
当時、有給も余剰気味だったので簿記の試験を取るために勉強時間の割当として何日ほどとっていました。
仕訳問題や個別論点はそこまで問題なかったので、とにかく第3問の決算問題をスムーズにできるように中心にやっていました。
そして迎えた本番の日、結果は


79点!
なんと念願の簿記3級を合格しました!
第3問をしっかり対策取った結果25点まで大きく引き上がりました!
その後家族に結果報告しておいしいものを食べていきましたとさ
おしまい!



いやいやまだあるでしょ!
6ヶ月もかかった原因
始めたのは2022年8月ぐらいだったのでだいたい6ヶ月ほどかかってしまいました。
その後の2級では翌日から5月7日までの3ヶ月だったので、上位よりも簡単なはずなのに倍ぐらいかかっていました。
平均3ヶ月程度で済むはずの6ヶ月もかかった原因をいくつか上げていきます。
勉強そのものが実は結構久々だった
まず、これは原因自分論ですが
僕自身は漢検5級が2018年を最後に試験を受けていませんでした。
そのため約5年ぶりの資格取得ということで完全に勉強嫌いを克服するため簿記3級をやったわけですが、なかなかなれない手付きでした。
社会人こそ勉強しようという実感が合格した時改めて大きく感じさせました。
簿記は暗記では効果なし
簿記の試験はFPや漢検とはことなり暗記で対策ができず、構造そのものを理解をしなくてはならない仕組みになっています。
過去問を使い回すってことはほぼないので、簿記の試験ではまんべんなく行ったほうが良さそうです。
このときの僕はと言うと漢検と同じノリで行ったので十分な対策をせずにいい加減にやってました。
その後
結局のところ、資格勉強で重要なのは
- 実際に活かせるか
- 勉強法
の2つが特に重要でした。
まず実際に活かせるかですが、こちらは副業で対策しました。
すでにこのときから行っていたわけなので、どうせいずれにしても必要になってくることもあって今まで使ってこなかったここで活かすことにしました。
他で使える場面がないかと思ったんですが、株式投資や債券など証券系は簿記2級ぐらい知識じゃないと厳しかったのでこのときは使えませんでした。



株式投資は正直1級あってもオーバースペックでもない気がするよ
むしろ2級程度だと少し足りないぐらい
そして勉強法です。
勉強法は簿記の場合はあらかじめ確保しておいたほうが良いです。
3ヶ月ほどあれば十分とも言えたんですが、結局はやる気と効率的な対策でした。
また、一部の方は簿記での独学は未推奨ということがありますが、構造を理解をしなくてはならないのでネットスクールでの学習は確かにあったほうがスムーズな気がしました。
そこで僕は2級やこれから受ける1級に関してはCPAラーニングという無料スクールで学習して対応を行うことにしました。



その後の2級に関しては80点取って1発合格したので、まじでおすすめ!
受けてみて思ったこと
日商簿記3級そのものは人生においてあまり生じませんでしたが、それでも合格して少しだけ変化があったところはありました。
見え方の価値観がわずかだが変動した
まず、最も変化があったのは行動力に対する価値観が変わったことでした。
簿記3級の試験ではじめて誰の教えもなく自力合格した試験でもあるんです。
ここに来てようやく行動力というのが実感できた瞬間でもあったりします。
また、お金に関する価値観でも変化があり、これぞ資本主義社会におけるお金の管理かという少しずつお金に関する興味が湧き始めた瞬間でもあります。
簿記3級を合格したのをきっかけに家計簿でも帳簿をつけるようになったりや、お金の管理が厳密化するようになり前よりかどのくらいの自分の財務を把握できるようになった気がします。
確定申告がスムーズに行けた
簿記3級の予備知識が正直なければ、確定申告による申告問題がひょっとしたらあったかもしれません。
厳密にはFP3級のほうがかなり役立つと思いますが、FPは帳簿の書き方まで習わないので、ここの点は結構差が出てくるかなと思います。
簿記3級を受けるのはマジでおすすめ!
簿記3級をぜひとも受けることをおすすめします。
難しいけれど、以下のようなメリットがあります。
- 確定申告がスムーズに行けるようになる
- 簿記2級などの上位資格に足かせになる
- 転職にはあまり有利にならないが、それでも書いておいた方がいい
そして、最後は簿記3級を受けたら、直後に2級を取ることをおすすめします。
理由は格段に価値観が変化したり、株式投資における判断力などが視点が大きく変動していきます。
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