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簿記3級でも転職に有利になり得る!簿記の転職価値を徹底的に解説

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近年における日本経済は金融リテラシー向上のためにお金に関する義務教育が実施するようになり、簿記においても価値が以前よりも増すようになりました。

一方で2級をはじめとした日商簿記の資格は年々レベルが上っているのも事実、3級でも昔より若干上がっており会計に最適な資格にしてもわりに難しくなってきてます。

転職においても金融系の義務教育が来る前から転職市場では常にTOP10に入る人気になっているものの、どれくらいのレベルさえあれば転職に役に立っていくのか?わからずでしょう。

今回は転職における簿記のレベルと価値を解説していきます。

タイタン

プロフィール

  • デジライ・マイクラはクリエィティブだ・にゃももの簿記教室運営者
  • 日商簿記2級合格済
  • 2021年からブログを運用開始、しばらくはのんびりとしていたが、2023年から簿記3級を合格をきっかけに簿記2級FPマーケティング経営など興味性が湧き、現在夢に向かってひたすら勉強しつつ情報発信!
目次

結論:簿記は企業が求められる資格なのでほとんどの場合有利

簿記の資格はとにかくすぐに勉強始めて勉強せよ!と自信持って言えるほどおすすめです。
転職においても、簿記の資格は毎年のようにTOP10に入っていることが殆どであり、いかにも重要視していることがわかります。

なお、簿記の資格では他の資格との相性が良いことが多いので基本軸として取る方も多いでしょう。
そういった意味では単独で摂るのも強いが他の資格などとダブルライセンスで取るとより協力と言えるでしょう。

簿記の種類

注意点として同じ簿記でも知っている簿記と知らない簿記があります。

簿記の試験は全部で3つあるとされており、日商簿記、全商簿記、全経簿記があります。
一般的に簿記と言われているのは日本商工会議所が提供する日商簿記を意味します。

この図で見ると日商簿記は他2種の簿記資格に比べても1段ほど高いです。
実際に他の方が見ているものや偏差値から表したものを参考にして結果的にこのようなことになりました。

難易度日商簿記全商簿記全経簿記他の資格
EXTREME公認会計士
税理士
VERY HARD日商簿記1級応用情報技術者
中小企業診断士
SUPER HARD全経簿記上級FP1級
HARD日商簿記2級全商簿記1級全経簿記1級宅地建物取引士
NORMAL日商簿記3級全商簿記2級全経簿記2級基本情報技術者
FP2級
ITパスポート
EASY日商簿記初級全商簿記3級全経簿記3級FP3級

この表で見ても日商簿記3級は普通レベルで難しいですが、むしろ全経簿記2級などの方が数字が小さくて有利じゃないの?と思うかもしれません。

しかし、企業は資格の内容はあまり把握されてないので、全経簿記や全商簿記などはマイナーだと思われています。

なので例えば日商簿記3級と全経簿記上級と比べると、企業は日商簿記3級の方が欲しがります。
これ不思議ですね。

圧倒的に日商簿記3級が簡単、全経簿記上級の方が難しいです。
大きな要因として社会人の世の中で簿記=日商簿記というのが一般的だから。

なので、もし全商・全経簿記2級以上を持っていて、日商簿記3級や2級を持っていないなら目指しておきましょう。

特に日商簿記3級であれば内容的に似ているのですぐに合格できると思います。

日商簿記初級(4級)

簿記の中でも初段階なのが初級です。
かつては4級と名乗っていましたが、3級との差が決算書有り無し程度だったためあまり差がなく、4級を飛ばして3級を受けた方が多かったため廃止され、現在に至ります。

なお、個人的に初級を受験することはおすすめしません。
先程も言うように3級とレベル差があまりにも小さいからなのと知名度が低く、履歴書に書いても不利になるためです。

そしてエントリーにしてはレベルが高めな3級との小ささから初級でも少し難しいといえます。
価格に関しても¥2,200で、3級は¥2,850と小さいことからコスパ的にもったいないといえます。

また、スクールや参考書の多くは3級でも初級と同じようなことも書かれていることが多いため、無視して3級を始めても問題ないでしょう。

日商簿記3級

簿記3級は会計の基本を知識を得ることができる資格で、一般レベルな2級と比べるとアピール力は多少見劣るものの中小企業での転職市場は非常に高いです。

取得することで基本的な会計処理や仕訳の作成方法、財務諸表の作成方法などを習得することができます。

タイタン

実際に2級も勉強したけど、たしかに大手や工場、サービス業では3級じゃ物足りないのはわかる。
けど、ほとんどのケースであれば3級でも転職だけにするならば問題ないことはわかる。

ただ、前述の通り簿記3級は企業からの評価は高いものの、100時間程度の勉強なので比較的取りやすいこともあって競争力が弱いといえます。

タイタン

とはいっても3級でもそこまでして簡単じゃなく、本気でやらないと合格はできないので、エントリークラスにしてはノーマルレベルと言ってもいいよ。

とはいえ、競争力が弱いとは言われても、後で説明する2級は本当に冗談抜きで難しく、能力的に3級で限界という人も多いはずです。

そこで3級に限るなら他の資格をとることをおすすめします。

簿記3級におすすめの他の資格
  • FP(フィナンシャルプランナー)
  • ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者
  • MOS
  • TOEIC
タイタン

この中ではFP3級とITパスポートはおすすめ。
いずれも簿記3級との会計に関する論点がかなり被っており時間も減らすこともできるので。

日商簿記2級

簿記2級は企業が最も求められる資格の一つであり、転職市場の中でも取る人が多いです。


転職で有利な理由として「連結会計」や「本支店会計」、「外建て取引」と言った近年では実務に使える論点や、3級にはなかった売上基準や有価証券、サービス業や製造業向けの内容が加わり、必要レベルが十分に満たしていてバランスが良いとされています。

逆に簿記1級や公認会計士といったものはそもそも人数が少ないので失うと転職されるリスクが高いのと、2級は受験者数が多いので1人ぐらい失ってもあまり問題ないのでし易いと言えるでしょう。
ただ、競争的に言えば簿記1級のほうが有利なのは間違いないです。

3級で説明した通り、簿記2級は冗談抜きにして難しいです。
理由として商業簿記が「連結会計」を始めとして論点が大幅に増えたため難しくなったこと、なにより工業簿記が加わるため、難易度が3級に比べてワンランクどころか3ランク以上もレベル高いといえます。

実際にたくさんいるとは言いましたが、2級合格者は全体的に見れば圧倒的に少数派。
経理はたくさんと言われがち思いますが、それは経理だから必須クラスだし給料も高いからです。

しかし、一方で営業職や経営者、経理に関係ない銀行員、事務員などどうかというとほとんど持ってないことが多いです。

タイタン

実際に僕の例でも、銀行員から直接聞いたけど、持ってないひとがほとんどだと言う。

合格者は2022年で見ると約42000人程度が合格しています。
一方で3級では96000人程度、圧倒的に差が大きいです。

3級に関しては義務教育等である程度被られるので今後は合格者が大きく増えていき、競争が激しくなる見込みですが、2級は何度も言うように難しく誰でも合格できるわけじゃないので今後もミクロ的に価値が高いままの状況が続きそうでしょう。

なので大手の経理はむずかしいかもしれないけど、それ以外の簿記の知識が使うものであればかなり有利に動くと言えるでしょう。

ただ、2級を持ったとしても経営理念が合わなかったり他の資格が必須と言えるものがあったとしてもそれは有利にならないので注意しましょう。

日商簿記1級

簿記1級は会計の中でもトップクラスにおける国家レベルほどの難関資格の一つです。
項目10点未満の足切り制度や点数調整があることから、合格割合も10%前後とされており40000人程度が受験していく中で毎年4000人程度しか合格しないなど、2級と比べても圧倒的に希少性が高いです。

その希少性の高さから転職市場においても高い評価を得ています。

簿記1級を取得することで、他の応募者と比較して優位な立場に立つことができます。

特に、会計や財務に関する職種であれば、簿記1級の取得者は優先的に採用される場合があるため、転職市場での競争力が高まると言えます。

なお、1級の場合、ほとんどのケースではオーバースペックと言えることから活用できる場面がほぼないと言えるでしょう。

1級で活用できる場面は以下の通り

1級で活用できる転職
  • 銀行全般
  • 証券会社
  • 経営企画
  • 経理
  • 税理士事務所
  • 製造業の中でも高度な物を製造している
  • 経営者や役員等

というように転職だけ見れば、これぐらいしか活かせることがなく狭き門といえます。
しかし、1級の場合は多くが税理士や公認会計士といった会計系の国家資格を取る人が大半を占めているため、会計士等であれば時間に見合ったリターンは見込めるでしょう。

まとめ

簿記の資格はやはりと言えるほど転職において人気の資格は間違いないことは明確になりました。
まとめると

資格レベルまとめる
  • 簿記3級からでも有利だが、選ぶ職種によっては不利。
  • 一般的に簿記2級から転職に有利なのは昔から変わっていない。
  • 簿記1級は難関だが、転職における価値が非常に高いためできれば取っておきたい。

というように簿記は3級であっても評価されやすくコスパが良いことが明確です。
お金の知識を増やすに当たり簿記を学ばないというのはありえないでしょう。

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