イラストをこれから本格的に始めたい!イラストを書いたけど、なんか色が思ったような色が出ないなぁとそう思う人もいるでしょう。
実はイラストをしていく中でも、もっとも重要視すべきなものは「モニター」なんです。

えー!液タブ買うんだから別にモニターなんて適当にしても平気やろ!
と思ったあなた!
それはプロのイラストレーターの道を外すことを意味しています。
なぜ、イラストにモニター選びが重要になっていくでしょう?
そこで今回はイラストに向いたモニターの選び方とおすすめするモニターをいくつか紹介していきます。
疑問:なぜイラストにはモニター選びが重要なのか?
イラストを書く際、モニター選びがとても重要でしょうか?
それは「正確な色」や「作業効率」をきちんと出すためだからです。
イラストを書く際、特に「色」は命と言えるほど重要スべき点な一つです。
これをきちんと色の制定ができているかできていないかで結構評価が変わっていきます。


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イラストは奥深くいろんなものをかくと思いますが、例えばこの2枚、左が簡単にSDキャラ、右が本格的な立ち絵などありますが
そんな簡単難しい関係なく、イラストを本気で商売をしていくのであれば色の使い方は最低でも身に着けておきたい知識の一つです。



余談だが、これらの絵は全部自分が書きました
イラストモニターの選び方1:パネル形式はIPS


モニターには方式が3つあり、主にTN、VA、IPS方式があります。
この中でイラスト向けは色の正確さがとにかく重要なので必ずIPS採用にしましょう。
なお、これらの3つの方式の主な違いはこうなっています
TN | VA | IPS | |
---|---|---|---|
視野角 | 狭い | 普通 | 広い |
応答速度 | 早い | 普通 | 遅い |
色の表現 | 色は悪くないがIPSに比べてムラがあるため向かない | 少し角度がつくと画面が暗くなる角度によって色が大きく見えるため向かない。 | 黒色がきれいに表示される|
価格 | 安い | 普通 | 高い |
イラストモニターの選び方2:AdobeのRGBに対応


Adobe Photoshopを使っている方なら、この項目は覚えておきたいです。
そうでもなくともこのモニター選択をする際に知識に入れておくと後々色の選択肢が厳選して作業がしやすくなるので覚えておきましょう。
Adobe RGBはsRGBと比較して青と緑が苦手なところを得意としており、クリエィティブ利用者に適したであり、対応できる幅大きく特徴です。
モニターを選ぶ際「Adobe RGB」に対応しているかきちんと確認しておきましょう。
イラストモニターの選び方3:解像度はフルHDで、大きさは21インチ以上
解像度や大きさは板タブや液タブとでは使用適正のモニターが異なります。
板タブを採用する場合、必ず最低でもフルHD(1920×1080)、できるだけ4K画質(3840×2160)は望ましいです。
一方の液タブの場合は本体そのものが独立するので基本的には不要ですが、顔を下に見ながらが基本なのでやはり日常使いなどにはちょっと使いづらいです。
そのため、1920×1080以上のモニターが1台以上は望ましいでしょう。
イラストモニターの選び方4:製造メーカー
モニターはCPUやGPUなどの繊細ほどじゃないため、様々な製造メーカーが作られています。
製造メーカーによって、特化した用途のモニターがあり、「ゲームは得意が色は苦手」このメーカーは「色に強い」などあります。
その中で「イラスト」に適している製造メーカーは
- EIZO
- Iiyama
- BanQ
の3つ、いずれも主に高度な色使いに得意とされており、イラストを目的におすすめしています。
イラストモニターの選び方5:使うソフト
イラストで主に使われるソフトは「Adobe Photoshop」や「CLIP Paint Studio」などが主に使われると思われます。
CLIP Paint Studioはイラストだけに限らず、漫画やアニメも得意なので、できれば大画面を選ぶことをおすすめします。
一方でAdobe Photoshopはイラストの他、写真や文字を入れる映え系やサムネイルに向いています。
また、前述のどおり、Adobe RGBに対応しており、色の重視をしておくことも重要していくべきの一つです。


イラストモニターの選び方6:光沢はノングレアにしておくこと
イラストに限らず、作業をしていくなら「ノングレア」displayにしておきましょう。
グレアの方が反射があってピカピカで綺麗なのですが、あまり目に優しくないため長い時間作業をしていくならばノングレアにしておきましょう。
イラストモニターの選び方7:入力端子がdisplayPortもしくはHDMI


映像を映す際、イラストを書くのであればdisplayPortやHDMIなどの端子に対応しておく必要があります。
USB-Cはコードが1本だけで済ますことができますが、イラストレーターさんの多くはなにかしらGPUを搭載したパソコンを選んでいることが多いです。
その理由としては「Adobe」はソフト自体が重いので、内蔵GPUだと性能不足だからです。
また液タブなどを使う際、必ず2画面を使うことになります。
多くのマザーボードでは性能的に1画面しか想定してないものがほとんどなので、2画面以上をするならやはりGPUが必要になります。
なお、GPUのメーカーはNVIDIAもしくはAMDですが、そのうちのNVIDIAのGPUはUSB-Cタイプの穴にはつけていません。
シェア率がかなり高く、発売しているBTOのPCでもほとんどがNVIDIA製であることから、必然的にdisplayPortやHDMIが必須になります。
ただし、モニターを購入をするのであればできれば「displayPort」の端子に対応したものにしましょう。
なぜならばGPUの多くは「DisplayPort」が3つ入れられるのに、「HDMI」は1つか2つしかないためだからです。
「HDMI」は液タブに使うことを想定なため、できれば「HDMI」だけのものは避けておきましょう。
おすすめイラスト向けモニター1:Dell UP2720Q 27インチ 4K
27インチで4K、AdobeRGBを100%対応しており、本格的にイラストを行うならおすすめしておきたいものです。
ただし価格が非常に高く、一般の人には手がとどきにくいためプロ向けです。


おすすめイラスト向けモニター2:EIZO ColorEdge CS2420-Z
こちらもFHDにしては価格は少し高めですが、8万円台からと一般の人でもなんとか手が届く価格。
メーカーEIZOであり、本格的にイラストを考えている方はまずこれを選べば失敗は少ないと言えるでしょう。
なお、この商品はふるさと納税の対象商品となっておりますので、もし納税をしたい方にはこちらもおすすめです。

