メタバースでオリジナルのアバターを作ったり、魅力的なバーチャル空間をデザインしたりしたい!そう思った時、真っ先に思い浮かぶ3DCGソフトの一つが「Maya」ではないでしょうか?
映画やゲーム制作の現場でも使われるプロ向けのツールとして有名ですが
気になるのはそのお値段…。確かに、通常のMayaは高価で、なかなか手が出しづらいと感じている方もいるかもしれません。
アクアちゃん、Mayaってすごく高くて、私には無理かなって思ってたんですけど…。
そう思う人も多いよね、にゃももちゃん。でも、諦めるのはまだ早いよ!実は、個人クリエイターやインディーズゲーム開発者向けに、もっと手頃な価格で提供されている「Maya Indie」というバージョンがあるんだ!
Indie版…?初めて聞きました!
そうだよね!Maya Indieは、通常のMayaとほぼ同等の機能を持っているにもかかわらず、大幅に価格が抑えられているんだ。
つまり、プロの現場で使われているツールを、より身近に、そして手軽に使えるようになるってこと!
この記事では、そんなMaya Indieの魅力や、通常のMayaとの違い、どんな人におすすめなのか、そして実際にどのように活用できるのかを徹底解説しちゃいます!
Mayaを使ってメタバースでクリエイティブな活動をしたいと思っている方は必見だよ!さあ、Maya Indieの世界へ飛び込んでみよう!
\ ぼたんだよ /
就職先でも利用が多いMaya!でも?・・・
Mayaは、映画、ゲーム、アニメーション、VFXなど、様々な映像制作の現場で広く使われている、業界標準とも言える3DCG制作ソフトです。
メタバースをはじめ、アニメ作成やゲーム作成などでも有利になるよ~
そのため、将来、映像制作関連の仕事に就きたいと考えている人にとって、Mayaを習得することは大きなアドバンテージとなります。多くの企業が、Mayaの使用経験者を求めているため、就職活動においても有利に働くでしょう。
就職に有利なんですね!それは魅力的です!
今もMaya使える人欲しがっている会社多いからね~
けどMayaのネックとなるのが、その価格なんだ。
通常のMayaは、サブスクリプション契約のみとなっており、1年間の利用料金はなんと286,000円(1か月あたり36,300円)もするんだ。
ええっ!?そんなにするんですか!?
そうなんだ。これは、学生さんや個人で活動しているクリエイターにとっては、かなり高額な出費だよね。1か月でも36,300円なので、毎月この金額を支払うのは、経済的に厳しいと感じる人も少なくないと思うんだ。
そうですね…。私も、ちょっと手が出せないです…。
個人の救世主のMaya indie版とは??
通常のMayaは、プロの現場で使われることを想定した高機能なツールなので、どうしても価格が高くなってしまいます。
でも、個人で3DCG制作を楽しみたい、インディーズゲームを開発したい、という人にとって、通常のMayaはなかなか手が出しづらいですよね。
そこで登場するのが、「Maya Indie」なんです!まさに、個人のクリエイターにとっての救世主と言える存在。
1年価格 | ¥42,900 | ¥286,000 |
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救世主…!なんだかすごいですね!具体的に、どんなところが救世主なんですか?
一番の魅力は、なんといってもその価格だよ!通常のMayaの年間利用料金は286,000円(1か月あたり36,300円)だけど、Maya Indieは年間42,900円で利用できるんだ!
ええっ!?そんなに違うんですか!?すごく安いですね!
そうなんだ!通常のMayaと比べて、大幅に価格が抑えられているんだよ。これなら、学生さんや個人で活動しているクリエイターでも、手軽にMayaを使えるようになるよね!
でも、安くなっている分、機能が制限されているんじゃないですか?
アクアちゃん: そこが気になるよね。確かに、いくつかの制限はあるんだけど、個人で使う分にはほとんど問題ないレベルなんだ。具体的に見ていこう!
Maya Indieには、以下の使用条件と制限があります。
- 年間総収入の制限: クリエイティブ制作による年間総収入が1,500万円未満であること。
- プロジェクトの予算制限: 10万米ドル(1500万円程度)を超えるプロジェクトでライセンスを使用不可
- ライセンス数の制限: 1ユーザーまたは1組織につき1本のライセンスのみを使用すること。
つまり、個人で趣味や学習目的で使う場合や、小規模なインディーズゲーム開発などで使う場合は、これらの制限はほとんど気にならないでしょう。
逆に、大規模な商業プロジェクトで使用する場合は、通常のMayaが必要になるね。
なるほど!個人で使う分には、ほとんど通常のMayaと変わらないんですね!
まあそもそも高度だから十分すぎるほど!
モデリング、アニメーション、レンダリングなど、基本的な機能はすべて利用できるんだよ。つまり、プロの現場で使われているツールを、より手軽に、そして身近に使えるようになるってこと!
それはすごい!私もMayaを使ってみたいです!
よかった!Maya Indieは、メタバースで活躍したい人にとっても、とてもおすすめのツールだよ。
オリジナルのアバターを作ったり、魅力的なバーチャル空間をデザインしたり、Mayaでできることは本当にたくさんあるんだ。
Indie版のデメリット
Maya Indieは、通常のMayaと比べて大幅に価格が抑えられているのが大きな魅力だけど、その分、いくつかのデメリットがあります。
売上(収入)が1500万円超えると使えなくなる
Maya Indieのライセンスは、年間総収入が1,500万円未満の個人クリエイターまたはインディーズゲーム開発者を対象としています。
つまり、クリエイティブ制作による年間総収入が1,500万円を超えてしまうと、Maya Indieのライセンスを使用することができなくなるわけ。
1,500万円…!もしそれ以上稼げるようになったら、通常のMayaを買わないといけないんですね。
そういうことだね。
でも、裏を返せば、年間1,500万円以上稼げるようになったということは、クリエイターとして大成功しているということだよね!その頃には、通常のMayaのライセンス料も十分に捻出できるようになっているはずだよ!
この制限は、あくまで個人クリエイターや小規模なチームを対象としていることを明確にするためのものと言えます。
1個のプロジェクトに10万ドル以上のプロジェクト(約1500万円)の投資ができない
もちろんフロー収入だけじゃなく、投資にも制限ありだよ~
Maya Indieのライセンスは、1つのプロジェクトに対する予算が10万米ドル(約1,500万円)を超えないプロジェクトでのみ使用することができます。
つまり、1つのプロジェクトに約1,500万円以上の投資を受けている場合は、Maya Indieのライセンスを使用することができないんだ。
プロジェクトの予算が約1,500万円を超えたら、Indie版は使えないんですね。
そうだね。これも、大規模な商業プロジェクトでの利用を制限するためのものだね。
例えば、映画制作や大規模なゲーム開発など、多額の予算が投じられるプロジェクトでは、通常のMayaを使用する必要があるんだ。
最近は人材不足とかよく聞くから、従業員をいれるだけで超えちゃいそうですね
この制限も、個人クリエイターや小規模なチームにとっては、ほとんど影響がないと言えるでしょう。
個人で制作する作品や、小規模なインディーズゲーム開発などでは、プロジェクトの予算が1,500万円を超えることは、あまりないと考えられるから。
そもそも100万円でさえきつい…
お試し利用ができない
通常のMayaには、30日間の無償体験版が用意されているんだけど、Maya Indieには、そういったお試し利用の制度がないんだ。
つまり、購入する前に実際にMaya Indieの機能を試してみることはできないんだ。
にゃももちゃん: 購入する前に試せないのは、ちょっと不安ですね…。
アクアちゃん: そうだね。でも、Maya Indieは、通常のMayaとほぼ同等の機能を持っているから、通常のMayaの体験版を試してみることで、ある程度Indie版の使い心地を想像することができるよ。また、YouTubeなどでMaya Indieのチュートリアル動画などもたくさん公開されているから、そういった動画を参考にしてみるのも良いだろうね。
お試し利用ができないのは、Indie版の価格を抑えるために、サポート体制などを簡略化しているためだと考えられるね。
1年間しか提供されない
Maya Indieは、1年間プランのみの提供となっているんだ。月ごとの契約や、複数年契約といったオプションは用意されていないんだよ。
1年間プランしかないんですね。短期間だけ使いたい場合は、ちょっともったいないかもしれませんね。
そうだね。短期間だけ使いたい場合は、少し割高に感じてしまうかもしれないね。でも、逆に言えば、1年間じっくりとMayaを学ぶことができる、とも言えるよね。Mayaを本格的に学びたい、スキルアップしたいと考えている人にとっては、1年間プランは、むしろメリットと言えるかもしれないね。
すべての機能が使えるわけじゃない
Maya Indieは、個人クリエイターやインディーズゲーム開発者向けに、手頃な価格でMayaを利用できるようにしたバージョンなので通常のMayaと比べて、いくつかの機能制限が設けられています。
機能制限…ですか?具体的にどんな機能が使えないんですか?
確認している限りだと、Arnoldレンダラーのバッチレンダリングが使えないことやあとは大手とかを全く想定してないから組織的なものがもしかするとできないかも
詳しくは知らないけどようは、レンダリング関係のアニメーションを作るのが大変になるんですか?
まあだいたいあっているけど、そんな感じで思えればいいかな?
でも基本的に個人ユーザーでは明らかに使わない機能だけみたいだから、実態としては十分かもね。
Maya の賢い使い方!
状況に合わせて選ぶ…ですか?具体的にどう選べばいいんですか?
大きく分けて、学生か社会人か、そして、就職で使うのか、事業で使うのか、という点で考えるとわかりやすいよ。
図で表したから確認してやー!
なるほど!状況によって使い分けるのが大切なんですね!
そうなんだ!自分の状況に合わせて最適なバージョンを選んで、Mayaを最大限に活用してね!
まとめ
この記事では、プロも使用する高機能3DCGソフト「Maya」について、特に個人クリエイター向けの「Maya Indie」に焦点を当てて解説してきました。
Mayaは確かに高価なソフトですが、Indie版の登場によって、より多くの人が手軽にプロのツールに触れられるようになりました。
アクアちゃん、改めてまとめると、どのバージョンを選べばいいんでしょうか?
大きく分けて、以下の3つのポイントで考えると良いでしょう。
- 学生さん: 無償の「学生版」一択!まずはこれでMayaに触れてみよう!
- 就職活動中、または個人クリエイター: 手頃な価格の「Maya Indie」がおすすめ!プロの現場と同じ環境でスキルアップできるよ!
- 法人、または大規模プロジェクト: 通常版のMayaが必要。プロジェクトの規模や予算に合わせて検討しよう。
Maya Indieは、年間総収入やプロジェクト予算に制限があるものの、個人で作品制作をする上では十分な機能を備えています。
高価な通常のMayaを購入する前に、まずはMaya Indieから始めてみるのが賢い選択と言えるでしょう。この情報が、にゃももちゃんをはじめ、Mayaに興味を持つ多くの方々の役に立てたら嬉しいな!