メタバースの世界を自由に駆け巡り、他のユーザーと交流したり、はたまたオリジナルのメタバース空間を創造したり…そんな体験に憧れる方は多いのではないでしょうか?
私もメタバースに興味があるんですけど、どんなPCが必要なのか全然分からなくて…。
確かに、メタバースと一口に言っても、プレイする側と開発する側では、必要なPCスペックが大きく異なるんだ。
この記事では、メタバースで必要なものの1つ!PCのことを…!
メタバースをプレイする側と開発する側、それぞれの視点から、必要なPCスペックを詳しく解説していくよ!
結論!高性能なPCスペックが必要となる
メタバースを快適に楽しむためには、結論として、ある程度高性能なPCスペックが必須となります。
やっぱりそうなんですね!最近主流のMacやミニPCでは厳しいですか?
残念ながら、MacMiniやミニPCでは、メタバースを快適にプレイするにはスペック不足となる場合が多いんだ。
そうなんですね…。
アクアちゃん: メタバースを楽しむ上で、特に重要なのがGPU(グラフィックボード)の性能なんだ。
GPUですか?
そう。GPUは、3Dグラフィックの描画処理を行うパーツで、メタバースのような3D空間をスムーズに表示するためには、高性能なGPUが必須となるんだ。
最近主流のMacやミニPCは、GPUが搭載されていないか、あるいは性能が低い(ゲームに向いてないGPU)ものが多いため、メタバースを快適にプレイするには厳しいと言えるでしょう。
なるほど…。ゲーミングPCが必要なんですね!
その通り!ゲーミングPCには、高性能なGPUが搭載されているため、メタバースを快適にプレイすることができるんだ。
特に、VR(仮想現実)環境でメタバースを体験する場合は、より高性能なGPUが求められるよ。
VR酔いとかも関係あるんですか?
もちろん!VR酔いは、画面の描画がカクついたり、フレームレートが低下したりすることで起こりやすくなるんだ。
高性能なPCで、安定したフレームレートを維持することで、VR酔いを軽減することができるよ。
VRは最低でも90FPS以上の維持が必要!できれば…144FPSといった高リフレッシュレートもよい
にゃももちゃん: そうなんですね!
あと、メタバースは基本的にDirectXエンジンで動作しているものが多いから、Windows PCの方が相性が良い場合が多いね。
となるとMacとかはOSやエンジンがダメということか…
MacでもDirectXに対応したソフトウェアやツールを使えばプレイできる場合もあるけど、Windows PCに比べると選択肢が限られてしまうことが多いんだ。
だから、メタバースを本格的に楽しみたいなら、ゲーミングPC、特にWindows PCを選ぶのがおすすめです。
プレイする側の必要PCスペック
個人的に必須スペック | 個人的におすすめスペック | |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 5600 Core i5 12400 | Ryzen 7 9800X3D Core i7 14700 |
GPU | Geforce RTX 3060 12GB Radeon RX 7600 XT | Geforce RTX 5070 Radeon RX 7800 XT |
RAM | DDR4-2400 16GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | 500GB | 1TB |
OS | Windows11 | Windows11 |
なんか見た感じ結構スペック高めね…
そうなの。最低スペックでもメタバースを割と行けるレベルだと、快適に楽しむためには、推奨スペック以上のPCを選ぶのがおすすめだよ。
CPUの選ぶポイント
CPUを選ぶ時のポイントはありますか?
CPUは、コア数やクロック数も重要だけど、L2,L3キャッシュなどの大容量キャッシュも、メタバースのパフォーマンスに大きく影響するよ。
特に、Ryzen 7 9800X3Dは、大容量のL3キャッシュを搭載しており、メタバースに限らず3Dゲームとの相性が抜群なんだ。
なるほど・・・!
GPUの選ぶポイント
GPUを選ぶ時のポイントはありますか?
私が経験する限りGPUは、性能はもちろんのことメモリ帯域幅とVRAM容量が特に重要だよ。
開発側だとこの2つは重要というのも効いたけど、プレイする側にも重要なんですね
メモリ帯域幅は…GPUがどれだけのデータを高速に処理できるかを示す指標で、VRAM容量は、GPUがどれだけのデータを一時的に保存できるかを示す指標
メタバースでは、高解像度のテクスチャや複雑な3Dモデルが多用されるため、十分なメモリ帯域幅とVRAM容量を持ったGPUを選ぶことが重要だよ。
RTX 3060 12GBは、VRAM容量が12GBと大きく、コストパフォーマンスに優れたGPUとして人気があるんだ。
ただし、同じRTX 3060でも8GB版のRTX 3060は、メモリバスが低く、VRAM容量が不足するため、メタバースにはあまり向かないので注意が必要だよ。
おっと!ここは気を付けないとならないのね…!
推奨スペックとしては、RTX 5070やRX 7800 XTなどが挙げられるね。これらのGPUは、高いメモリ帯域幅とVRAM容量を持ち、メタバースを快適にプレイできる性能を備えているよ。
おっと!ここ結構高め!?
察しが良いな!
70番台GPUだから10万円ぐらいかかる。
メモリ・ストレージの選ぶポイント
RAMやストレージはどれくらいあればいいですか?
えーと、メモリとストレージは別だからね…
まあそれはそもあれ、プレイするならRAMは、最低でも16GB、推奨としては32GBあると安心だよ。
そうでしたてへぺろ
メタバースは、大量のデータを一時的にメモリに読み込んで処理するため、RAM容量が少ないと、動作が重くなったり、クラッシュしたりする可能性があるんだ。
確かにストレス過ごそう…
ストレージは、最近のゲームデータは重いから最低でも500GB、推奨としては1TBあると良いね。
ストレージは500GBは最低でも必要!しかし最近は1ゲーム当たりの容量も大きいため1TBぐらいは欲しい。
メタバースのゲームデータや、プレイ動画などを保存するためには、十分な容量が必要だよ。
いろいろやるからうちは…2TB買います!
開発側の必要PCスペック
個人的に必須スペック | 個人的におすすめスペック | |
---|---|---|
CPU | Ryzen 9 5900X Core i7 12700 | Ryzen 9 9950X3D(現在:7950X3D) Core Ultra 9 285K |
GPU | Geforce RTX 4070 Radeon RX 7800 XT | Geforce RTX 4090 Radeon RX 7900 XTX |
RAM | DDR4-3200 32GB | DDR5-5600 64GB |
ストレージ | 2TB | 4TB |
OS | Windows11 | Windows11 |
開発側は、プレイする側よりもかなり高いスペックが必要なんですね!
そうなの。メタバース空間の開発には、高度な3Dモデリングやテクスチャ作成、プログラミングなどの作業が伴うため、より高性能なPCが必要となるんだ。
なるほど
まあやはりメタバース開発の主力となるUE5やUnityなどのソフトそのものが重いからね
ソフトウェア | 重さ |
---|---|
ゲーム開発ソフト(UE5/Unity) | 非常に重い |
3DCG(Maya/blender) | 重い |
アバター(Vroidstudio) | 普通 |
画像編集 | 軽い |
イラスト | GPU不要 |
CPU
CPUは、マルチコア性能が高いものがおすすめ。
多数の処理を同時に行うことができるため、作業効率が大幅に向上するよ。
GPU
GPUは、VRAM容量が大きいものがおすすめ(最低12GB、できれば24GB以上)
げげ…今RTX 4090ってどんなもの調べたんですが…マジですか…
テクスチャや3Dモデルなどのデータを一時的に保存するために、十分なメモリ帯域幅とVRAM容量が必要となるんだ。
やはりクリエィティブ系は重いなぁ・・・
まあ本来ならそこまでスペックはいらんけど、容量的にやむおえない。
RAM
RAMは、最低でも32GB、推奨としては64GBあると安心だよ。
なんで結構多いの??
開発作業では、複数のソフトウェアを同時に起動することが多いため、RAM容量が少ないと、動作が重くなったり、クラッシュしたりする可能性があるんだ。
ストレージ
ストレージは、最低でも2TB、推奨としては4TBあると良いね。
結構多いね~なんでなの??
開発データや素材などを保存するためには、十分な容量が必要だよ。
より詳しい情報については、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてね。
ありがとうございます!参考にします!
どういたしまして!メタバース開発は、非常にやりがいのある作業なので、ぜひ自分に合ったPCで挑戦してみてね!
おすすめのゲーミングPC
コスパ最重視で購入するのであれば
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | 210mm(幅)×422mm(高さ)×365mm(奥行き) |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | Geforce RTX 4070 |
RAM | DDR4 16GB |
ストレージ | M.2 Gen4 500GB~ |
電源 | 1,000W電源【80PLUS GOLD】 |
保証 | 1年 |
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性能的にWQHDぐらいまでであれば遊ぶこともできます。
メタバースプレイをするならそのままでいいのですが、開発をするのであればメモリ32GB化、ストレージ増量をおすすめしたいところ。
スペック重視であれば
項目 | 内容 |
---|---|
PCのサイズ | |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
GPU | Geforce RTX 4070 Ti super |
RAM | DDR5-5200 32GB |
ストレージ | NvMe ssd500GB |
電源 | 850w GOLD |
保証 |
9800X3Dが現在あまりにも品薄、高騰しているため、少しでもゲーム特化したいならこのモデルおすすめ!
ケースが画像のようにピカピカと光るため
GPUが重いのでカスタマイズのRGPGPUステイのカスタマイズは必須