Minecraftといえば、PCゲーム(いわゆるJava版)が元祖で
統合版が登場した現在でも、引き続きアップデート更新は行っていて、かつプレイヤーも世界的にたくさんおり、今後もまだまだ伸び続けていきます。
だが、Minecraftといえばサンドボックス型のゲームでありながらも非常に軽い分類にしており、10年以上に登場した第一世代のintelCPUや旧世代ともいえるCore2も動かすことができるほど軽いです。
2022年秋以降に発表された新商品が順次掲載!
しかし、日々アップデートされていて、1.0と1.19.2(ではやはり使っていくスペックが大きく違っていて
今のバージョンでは高い性能のパソコンを載せないとまともにプレイができなくなりました。
だが…
MinecraftってJava版と統合版の2つあるけど、どっちが軽いんだ!?
Java版にはMODとか入れられるけど、たくさん入れるとなると結構スペック必要なんだよなー(高いPCは買えん!)
●年前のゲーミングPCで影MODを入れてプレイをしようしたら動かんかった!
などなど、Minecraftは見た目では軽いゲームであるものの、実はあるものを入れると非常に重い分類に変身します。
それは
影MODです
影MOD

影MODがなぜ重いのか、それはパソコンに必要な処理性能が非常に使うから。
影MODにはビデオシェーダー処理が主に使用され、それに伴うメモリも莫大に増えてしまうからです。
それで高画質なほどほどなく重くなってきます。
そのため、この影MODとか次第でハイエンドグラフィックカード搭載のパソコンを選んでしまう、という人が多いようです。
しかし、処理性能が重くなるのは影MODだけじゃないです。
でも実は影MODだけじゃない、リソースパックやコマンド、1.18以降環境でも重くなる要因
影MOD以外でも重くなるものとして挙げられるのは「リソースパック」や「コマンド」
あとは、1.18以降の環境によるもの。
リソースパックは影MODと同様にビデオ系で主に消費され、コマンド系では主に処理するものが増えたりするためです。
マイクラおすすめPC構成 No,1:CPU
CPUはパソコンの動作する中央司令的な役割であり、人間で言えば脳みそに該当する部分。
形は四角いような形で角は丸くなっていることが特徴。
CPUはデスクトップ向けとノート向けの2種類あるが、デスクトップ版は消費電力が高い代わりに性能が高く組み換えの自由が聞きやすい特徴を持つ。
ただし、デスクトップCPUであってもノートパソコンに組まれていたり、ノートCPUでも小さいデスクトップや一体型に組まれていたりします。
なお、Minecraftで使うCPUはコア数より周波数やキャッシュ量の多くしたほうがフレームレートがたかくしやすいです。
掲載している表はWindows11に対応しているCPUのみ掲載、それ以外は原則推奨しないものとする。
intel | AMD | |
---|---|---|
オーバースペック | Core i9 12900K Core i9 12900 Core i7 12700K Core i7 12700 Core i5 12600K | Ryzen 9 7950X Ryzen 9 7900X Ryzen 9 7700X Ryzen 9 5950X Ryzen 9 5900X |
快適プレイ【影MOD+大量MODプレイ】 | Core i5 12600 Core i5 12500 Core i5 12400 Core i9 11900K Core i9 11900 Core i7 11700K Core i7 11700 Core i9 10900K Core i9 10900 Core i7 10700K Core i7 10700 Core i9 9900K Core i7 9700K Core i7 9700 | Ryzen 5 7600X Ryzen 7 5800X3D Ryzen 7 5800X Ryzen 7 5700X Ryzen 5 5600X Ryzen 5 5600 Ryzen 5 5500 Ryzen 9 3950X Ryzen 9 3900X Ryzen 7 3800X Ryzen 7 3700X |
プレイギリギリ【マイクラバニラプレイ可能程度】 | Core i5 11600 Core i5 11500 Core i5 11400 Core i5 10600 Core i5 10500 Core i5 10400 Core i3 10100 Core i5 9600K Core i5 9600 Core i5 9500 Core i5 9400 Core i7 8700K Core i7 8700 Core i5 8600K Core i5 8600 Core i5 8500 Core i5 8400 | Core i3 12100Ryzen 3 4100 Ryzen 3 3300X Ryzen 3 3100 Ryzen 7 2700X Ryzen 5 2600X | Ryzen 5 4500
推奨しない | Core i3 8100 | Core i3 9100
おすすめのCPUラインナップ
1位:Ryzen 7 5800X3D
L3キャッシュが5800Xに比べ96MBと3倍にてんこ盛りでゲームをするだけなら最強のCPUで、最上位の5950Xや12900Kよりもフレームレートが出ます。
価格は5万円台と少し高めで、クリエイティブとしては周波数などから不向きですが、ゲームをするなら間違いなく強力でしょう。
なお、ラインナップ上に5800X3Dはよく載ります
2位:Core i7 12700/12700F
12コアながらもわずか4万円で買える、激安な高性能CPUです。
12700Kと比較しても性能が1割程度くらいしか変わらないのに1万円も差があるため、バランスを保つなら無印版がおすすめ。
最近のインテルCPUはオーバースペック気味まで上がってきてるため、12700はよほどの技術革新【VRの世界にリンクスタート等】とかない限りは5年は持ちます。
3位:Core i5 12400/12400F
Core i7 12700と同じく第12世代CPUですが、Eコアは搭載はされておらず前世代同様の6コア12スレッドです。
しかし価格は2万5000円で同レベルのRyzen5 5600Xよりも安く購入でき、性能もほぼ同等か少し上回る程度で、重たい作業がない場合はこちらがおすすめです。

マイクラおすすめPC構成 No,2:GPU【ビデオカード】

GPUはビデオカードのこと指し、マインクラフトの中では最も重要視すべきな部品です。
しかし、CPUが取替が困難に対し、GPUは拡張系の一つの部品であるため取り替えることは比較的簡単です。
そのためCPUが性能が高いのに対し、GPUは性能低めの取替前提というのもありです。
なお、マインクラフト自体はエンコード機能は不要ですが、MODを入れるときはエンコード機能がついたGPUが必須です。
これはreplayMODなどのカメラ系MODはエンコードが必要になるためだからです。
また、近年はレイトレーシングが普及してきているため、選ぶならばレイトレとDLSS付き、エンコード機能のついたGPUがおすすめです。
比較表
下の表はマイクラをプレイするに当たり目安表である。
NVIDIAではGTX10シリーズ以降、AMDではRX500シリーズ以降のみ記載する。

600/700シリーズや900シリーズを載せなかったのは
前者はすでにサポート終了、後者は完全にレイトレ未対応
過去の例だともうすぐサポート終了見込みになりそうだから
NVIDIA | AMD | |
---|---|---|
オーバースペック | RTX 4080 16GB RTX 4080 12GB RTX 3090 Ti RTX 3090 RTX 3080 Ti RTX 3080 12GB | RTX 4090RX 6900 XT | RX 6950 XT
快適プレイ【影MOD+大量MODプレイ】 | RTX 3070 Ti RTX 3070 RTX 3060 Ti RTX 3060 RTX 3050 TI(ノートのみ) RTX 3050 RTX 2080 Ti RTX 2080 Super RTX 2080 RTX 2070 Super RTX 2070 RTX 2060 Super RTX 2060 GTX 1660 Ti GTX 1660 Super GTX 1660 GTX 1650 Super GTX 1080 Ti GTX 1080 GTX 1070 Ti GTX 1070 GTX 1060 6GB NVIDIA TITAN RTX NVIDIA TITAN Xp NVIDIA TITAN X | RTX 3080 10GBRX 6800 RX 6750 XT RX 6700 RX 6650 XT RX 5700 XT RX 5700 RX 5600 XT RX 5600 RX 5500 XT RX 5500 Vega 64 Vega 56 RX 580 RX 570 | RX 6800 XT
プレイギリギリ【マイクラバニラプレイ可能程度】 | GTX 1650 GTX 1630 GTX 1060 5GB GTX 1060 3GB GTX 1050 Ti GTX 1050 | RTX 2050(ノートのみ)RX 560 |
推奨しない | NVIDIA TITAN V GT 1030 GT 1010 | RX 6400 RX 550 | RX 6500 XT
おすすめGPUランキング
1位:NVIDIA RTX 3070
1位は NVIDIAのRTX 3070です。
性能は前世代 RTX 2080 Tiとほぼ同等で、マインクラフトでも影MODや重量級リソースパックなども軽々と動作できます。
2位:NVIDIA RTX 3050
2位は最近価格が下落により、魅力的なGPUに変身したRTX 3050
今は3万円ほどで買えるようになり、格安ゲーミングPCとして選択肢に選ばれるようになりました。
性能自体は GTX 1660 SuperとGTX 1070とほぼ同等性能であり、50番台にして重いゲームでも遊べるようになりました。


3位:AMD Radeon RX 6600
3位はAMDのRadeon RX6600です。
性能はだいたい RTX 3050とほぼ同等クラスです。
しかし、NVIDIAと違いDLSSは搭載してなかったり、マイクラのRTXの影MODが使えなかったりしますが、Java版のマイクラはOpenGL製が適したプレイのため、AMDとの相性は良いです。


4位:NVIDIA RTX 3080 12GB
3位はマイニング需要とRTX40seriesの登場間近による価格が10GB版とほぼ変わらなくなった、RTX 3080 12GBです。
性能自体はRTX 3080 Tiとほぼ同等であるものの価格は3万円ほど安い10万円で買えます。
しかし、RTX 3080 12GBはまだ製造しているが、同等のハイエンドクラス(AD102)が製造が終了しているため、買い替えるのはあまり適正とは言えませんので、格安になるか40シリーズの購入することをおすすめします


マイクラおすすめPC構成 No,3:メモリ
メモリはCPUやGPUに比較してそこまで重要ではありませんが、最低でもDDR4の8GB、1.18からは16GBはほしいところです。
近年はメモリ速度が重要視するようになってきたのでメモリ速度を早いほうがフレームレートが上がります。
なお、メモリは基本的に4枚までが上限であり、一番オススメが2枚差し。
4枚差しですと速度が落ちるモデルがあったり、1枚差しだと同じ容量でも効率が悪いためです。
なお、現在のメモリにはDDR4とDDR5の2種がありますが、互換性はありません。
そのためマザーボードにはどちらかの1種しか対応してません。
なお、DDR5は近年新しく登場したメモリ規格で、今は高いですが、今後主流になるものです。
DDR4は今でも安くて主流であるものの、今後将来的に新しいCPUには使いまわしができなくなります。
長期前提であれば…DDR5、短期に買い替え、今新しいCPUに流用が…DDR4
といった使い分けしたほうが良さそうです。
そしてメモリは基本的に同じ速度のものじゃないと起動ができないため注意が必要です。
どうやって調べるかというとDDR●の後ろに書かれている数字が同じであるかです。
マイクラにメモリは重要なのか?
もちろん、重要です。
先程に説明したように1.18からは地形が変動してメモリがより多く欲しくなりましたので速度だけじゃなく容量も多く必要になりました。
また、影MODとかやリソースパック、コマンドとかでマイクラ重くなるため、メモリ容量はとにかく多く持っておいたほうが損はないです。
16GB | 最低でもほしい容量、影MODやMODをいれるなら絶対欲しいがすぐカツカツになるため32GBが推奨 |
32GB | 影MODと大量MOD、リソースパックを入れるならこのクラスはほしい |
64GB | オーバースペック、ただし高度の動画編集とかではありかも |
マザーボード
マザーボードは世代により組み合わせの選択肢が限られていますが、こちらでも性能差があるためよく探索して購入するべきな商品です。
マザーボードの選び方として「CPUとの相性」「PCIExpress」「USBポートの数」「M.2スロットの数」
ただこれらを欲張った機能を入れると価格は高くなります。
intel | ハイエンド | ミドルレンジ | ロークラス |
第12世代 | Z690 | H670/B660 | H610 |
第11世代 | Z590 | H570/B560 | H510 |
AMD | ハイエンド | ミドルレンジ | ロークラス |
第5世代 | X570 | B550 |
マイクラおすすめPC構成 No,4:ディスク容量
マイクラ自体はそこまで容量は使用しませんが、SSDのM.2は最低でもシステムに搭載しておきたいです。
また、動画編集とかでYoutubeに投稿する場合はSSDか大容量HDDをいくつか入れておくのも選択肢としてでます。
マイクラおすすめPC構成 No,5:電源
電源はマイクラのシステム自体には直接的な関係は持ちませんが、近年CPUやGPUの消費電力が高くなってきているので合計の消費電力✕2の数で容量を選ぶことをおすすめします。
マイクラはバニラではあまり消費電力は高くないですが、影MODとかを入れると相当消費します。
また、電源効率「80Plus」もクラスもどのくらい高いのかも重要でしょう。
組み立てが面倒いならBTOメーカーを選ぼう
ここまで紹介してきたのは、マイクラ向けにおすすめの部品別でしたが
ぶっちゃけここまで解説するとなると自作PCを前提とした話になりますね。
しかしこれはマイクラがいかにもスペックの変動が激しすぎることにより、このように細かく説明しないとわからないのです。
けど、大半の人はPCを組み立てが難しいと思います、なにより壊してしまうという恐れ入った人が多いはずです。
そこでおすすめのBTOメーカーは以下の通り
おすすめBTOメーカー:ドスパラ


長年の信頼と安さと修理が売りなBTOメーカーです。
価格は安いのはもちろんですが、納品がとにかく早いです。
また、余談として他メーカーPCが壊れても修理をしてくれるという特徴もあります。
おすすめBTOメーカー:パソコン工房


ロークラスからハイエンドまで全てで安く購入できるBTOメーカーです。
パソコン工房は単純に「ゲーミングPC」とか「クリエイティブPC」というだけじゃなく、使用用途が細かく設定されていて、例えば「イラスト向け-CLIP Studio PAINT」や「音楽制作-DAW-DTM」などなど初心者でもどれを選べばいいのかわかりやすくおすすめです。
また、ゲーム向けに「ゲーム推奨スペックPC」というページがありますが、よくありがちなギリギリというわけでもなく予め外でも使えるくらいの余裕に設定されています。
おすすめBTOメーカー:SEVEN


カスタマイズと安さが売りなBTOメーカーです。
特徴としてラインナップが豊富なこと。
他メーカーとの魅力的なところで差別的な所してCPUやケースのラインナップ広いのが特徴で、メーカー製のケースを見せたくない方におすすめです。
おすすめBTOメーカー:FRONTIER


ヤマダ電機傘下のBTOメーカーです。
普段はそこまで安くはないんですが、定期的にセールが行われており、例えばこちらの2022年の8月に行われた半世紀セールのものですが、コスパ最強の12400FとRTX3060Tiの16GBメモリ搭載でこの価格で購入できてしまうほどです。


その時に行われているものは最も破格な価格で発売されており、性能重視でコスパを求めるならおすすめです。
最後に
結果として、今となればMinecraftは軽量からプロ向けという世界一売れた特殊なゲームソフトです
昔はBTOメーカーでもマイクラ向けがあったようですが、地球の8倍とも言えるMinecraftでは幅がどうも広すぎてどれを選べばいいのか迷いがちなのか、近年ではそのような動作推奨はみられません。
そのため、マイクラでは自分で調べて行く必要がある、ある意味上級者向けでもあったりします。
だがはっきりと言えるとすればMinecraftの重い影MODがストレスなくプレイできるなら他のゲームでも使えるというのは覚えておきたいものです。