Vtuberをゼロからはじめるのはおすすめしない。
まず、僕は個人が0でVtuberからはじめるのは基本的あまりおすすめしないです。
その理由として
- コストに見合わない集客の低さ、今後は収益性がもっと厳しくなる
- 企業系Vtuberほぼ一極
- 今の日本社会は金融知識が全然なくお金と時間がゆとりがないため
- 顔出ししないため信頼性はどうしても落ちる
というのが今のVtuberの闇でもあります。
もちろんですが、ここでぱっと思う方がいるでしょう。
伸びないなんてクロトの偏見じゃないの?
と言われると思われます。
実際のところ、かなり数の多いVtuberさんもいて年収1億以上とかもいますし、絶対にできないということはないです。
ただ正直私が言わせてもらいたいのは、「いきなり0からVtuberを始めるのはハードルが高すぎる」と言いたいのです。
Vtuberはコストに見合わない集客の低さ
まず、コストに見合わない集客の低さはこれは「SEOの相性が悪い」、のちに紹介する「企業系Vtuber一極化」などが挙げられます。
客層に偏りがある
説明をする前に、まずVtuberの伸びは「最初」でほぼ9割決まります。
最初でひと目にあまり注目もなければほぼ敗北確定と言えるのがVtuberの闇です。
VtuberはそもそもYoutuberと比べても圧倒的に客層が小さく偏っているという傾向があり、その中で一番多い客は「10~40代の男性」です。
逆に言えば「女性の客」はかなり少数派で、男女比では8:2ぐらいの感覚です。
Vtuberは元々、始まった文化が「かわいい女の子」が起点としており、そもそもVtuberは女性の主役の世界だと思ってください。
逆に言えば「ゲーマーYoutuber」は男性が強い傾向で、これも男性が最初にやっていたからという理由です。
ただ、VtuberとゲーマーYoutuberはどちらも若い男性を主にターゲットにしています、なぜこれが同じ性別年齢層なのに逆の思考はあまり伸びず、実際に行っている人が少数派でしょうか?
これはVtuberというのは「かわいい」、ゲーマーYoutuberは「面白い」、という求め方の違いです。
先程あげたVtuberは「可愛い女の子」というのが需要が大きいので高い声を出し切れる「女性Vtuber」がどうしても強くなってしまいます。
男性でも「バ美肉」という方法で女性になりきることもできますが、声やかわいいという需要面でどうしても人数の差で厳しいです。
ただし逆に様々なセンスや乗り越えをして、成功事例している男性Vtuberもいるので決して伸びないというわけではないですが、ほぼ何かしら強みがないと伸びないのは間違いはないです。
ここまで男性Vtuberは伸びにくいということを説明したが、最近はライバルも増えており女性であってもかなり伸びにくいです。
VtuberはSEO対策に弱いことが多い
個人系の伸びの多くは
- 企業から引退して独立したVtuber
- すでに伸びているYoutuberがVtuberを始めた
- YoutubeのSEO「役に立つ系」「おもしろ系」「プロの腕前」
がほとんどです。
ここで重要なのがYoutubeのSEOです。
YoutubeのSEOはグーグルと似たようなことであり、専門性や質の高さをとにかく求められます。
Vtuberは半数ほどは質の高さにはクリアをしていますが、専門性でクリアしている人が非常に少ないです。
さきほどのように「役に立つ」「おもしろ系」「プロの腕前」などセンスのあるものを重要視しているYoutubeではそのような検索される傾向が強いです。
当然だが配信をメインにしているVtuberは個人による作品、いわゆる商売を見せているけど、役に立つものとかならまだしも、そもそも「雑談」とか「ゲーム」「カラオケ」など出していても、素人のあなたには誰も見てくれません。
なぜならどこのどいつなのか?全然あなたのことを知らないし、そもそもこれらって単純に自己満足にしかすぎないからです。
まず、個人的に配信は動画である程度のチャンネル登録者数が出してから行う方をおすすめします。
500人ぐらいまでだとほとんどガラガラであり、配信は基本コメントが命なので全然人数がいないとモチベーションが上がりません。
配信中に最低でも5人ぐらい、できれば10人ぐらいからコメントが欲しいくらいです。
Vtuberは初期コストが非常に高い
Youtuberと比較すると初期コストがめちゃくちゃ高いです。
だいたい相場で見るとイラストの依頼、動かす機能を取り付けるだけで10万円程度、更にパソコンなどが高性能なものが求められるのでこれで20万円、WEBカメラで1万円、マイクやマイクスタンドで3万円、これだけで40万近くも発生します。
それに対しYoutuberは「スマホひとつ」から始めれられるほどシンプルなんです。
iPhoneは高いので、なんならiPadの廉価版だけでも始めれるんですよ。
まず、ビジネスの基本は「何事も小さく始めることが基本」、初期コストも最小限に抑えてスタートしておきたいです。
これは経営者の口からほとんどこれを言ってくるので覚えておいてください。
辛口で言わせてもらいますがVtuberはこのビジネスの基本がほぼできないと思ってください。
逆に言えばVtuberは初期からじゃなく中期からするものと思ったほうが良いです。
もちろんスマホでもVtuberを始めれたり、イラストを借りて機会費用だけで活動するというのもありますが、本格的なブランドで行きたいならやはり王道な方式ではないと伸びにくいです。
企業系Vtuberほぼ一極
Vtuberというのはまず、企業が金銭面でも集客性面でもめちゃくちゃ強いです。
まず、代表格なVtuber企業といえば「カバー」や「にじさんじ」など。
しかもこの2つの企業だけでも所属しているメンバーが200人とこの時点でかなり多いです。
しかも何人かは海外にも顔を出していているほどの大人数のチャンネル登録者もいます。
客(リスナー)の多くは企業系に出ていることがほとんどを示しています。
つまりこの企業だけの時点で個人までは見つける余裕はないということです。
しかし、これは日本だけに限ったことで、海外の場合は個人であっても割と伸びやすいです。
しかも見させた配信はかなりシンプルで日本のVtuberみたいに配信のフレーム素材とかはまずないなのに視聴回数はかなり多いです。
ホロライブやにじさんじの配信でもなんかしら配信フレームの画像や配信準備中などをつけてますからね。
ではなぜ日本の個人Vtuberはまったく伸びないでしょうか?
今の日本社会は金融知識が全然なくお金と時間がゆとりがないため
これは私の勝手な推測ですが、さきほど言った個人まで見つけれる余裕が無いのはそもそも日本社会の構造に問題があるため。
今の日本社会は「働き方改革」とかで色々残業とかが毎年減ってきているわけですが、その反面給料も下がっています。
それで日本人の現役世代の殆どは「労働者」です。
最近は副業解禁する企業も増えてきており、それをきっかけとして稼ぐためにライバルが一気に増えてきました。
Vtuberとそれらの関係性
ただし、それはVtuberを何を関係をしているかというと
- 副業を始めた、その分自分の遊ぶ時間は減少
- そしてお金を稼げるからと言って他の人も行うようになり…
- 結果、リスナーよりもVtuberの方が多くなりリスナー不足になった
まず、そもそもVtuberの多くは配信がメインで活動しています。
配信と言えば、リアルタイムで見る人がほとんどのわけなので、後に追っかけで見る人というのはあまりいないです。
これをTVで例えるとスポーツの試合と一緒の例えです。
スポーツの場合は基本的に生でスポーツ選手がどんな結果を見せてくれるのかハラハラしながら応援するのが醍醐味です。
それと似たようなことで配信というのはリスナーと配信者が直接お話できるコミュニティな場所です。
配信しているときはコメントを送って話をするということで配信が成立するわけなので、終了後の配信はすでに過去のものなので動画と同じように話しかけるようなことをすることができません。
つまりは配信中が実力で伸ばすいちばん重要な場面でもあります。
スポーツでも同じですよね、つまりは試合です。
しかしここで待ってください。
配信しているときが一番見ることが多いと言いましたが、これは見ている人の時間も限りがあることはお忘れじゃないでしょうか?
そもそもさきほど言っていた、企業Vtuberがたくさんいる時点で個人Vtuberまで見る余裕がない。
配信はそもそも1本あたりの時間がだいたい1時間~2時間位、長い場合だと耐久配信と言って12時間とか16時間とかやる人もいます。
ずっと見ているわけじゃないと思うのですが、この企業Vtuberだけで沼にはいっているので、これで1日の時間をほぼ全部使い切ってしまっています。
ほとんどの日本人はとにかくはたらすぎるほどの労働時間が長いのでプライベートの時間なんぞ「お風呂」「ご飯」人によっては「副業」「勉強」「ゲーム」とかでほとんど使い切ってしまいます。
そんな中で残った時間で配信を見ているということが多く、これでつまり1日の時間は全部使い切ってしまいます。
要はだいたいの多くの日本人の時間割当を見ると
※人にもよります。
・睡眠で6時間
・就職でだいたい12時間(通勤含む)
・家事、食事、風呂で3時間
つまり勤務日は残り3時間ぐらいしかないってこと
ブログとかや動画とかは別に今すぐ見なくても電車内とか会社の休憩時間とかで見れるから、いつでも楽しんだりスキマ時間で活かせることができるんです。
日本人は節約志向やりすぎ
日本人がまずケチる原因は主に性格面によるもので「高品質低価格という大犯罪」というとんでもないわがままです。
まず価格相場の基本として、需要がないものは値下げ、需要があるものは値上げをすることが商売の基本です。
しかしだが、日本は商売の基本という考え方がおかしいです。
なぜかというと首を絞める自滅行為にすぎないからです。
物は売れないから安くして販売しなくちゃ!とかだったら仕方ないですが、食品や鉄道の都市部などは終日需要が高いにも関わらず、企業はお客様は神様!という依存が強すぎて、より多くの人に来てもらうために安さで戦略した上で販売していることがほとんどです。
しかもお客様は神様という意味ちょっと違いますからね?
高いお金をたくさん払ってくれるからこそがそれが本当のお客様ですよ。
意味のない値下げしたところでメリットが一つもありませんからね。
とまあ、そんな感じで企業の収益が少なく、その結果賃金があがらない現実であることがほとんどです。
しかも最近は物価も上がっているため、生活ができるかどうかの怪しいレベルぐらいなので、グッズや配信の投げ銭まで、そこまで出す余裕がありません。
そのような状況から国内からの購入できるところはかなり厳しいと言えます。
ではどうすれば良いのか?
では、逆にお金持ちの場合はどうなのかというと、物が少なく余計なものを買いたがらない傾向が強いのでグッズを買う期待はかなり低いでしょう。
お金の知識がないためお金も時間も足りない
そういうループ現状であることからお金もなければ時間も全然足りないわけです。
その結果、リスナーが少なくVtuberが多いということになり、需要より供給の方が多くなるというループになってます。
そしてそのお金がない原因としてあげられるのは日本人は「お金の知識の疎遠、無知」であること。
ところでみなさんは学校で「お金の勉強」とかはきちんと勉強しましたか?
ほとんどの方は「してない」もしくは「お金は貯金が一番」だけしか習ってないことが多いと思います。
ぶっちゃけ言っちゃえば、Vtuberを活動するよりもまずはお金の知識、ビジネスの基本から学ぶことを先にしてほしいぐらいです。
そもそもこれらの知識がなければVtuberの活動を仮に大きくなっても収益が増えないし支出ももっと高くなって生活も豊かにならないです。
どうやったら人気になり、チャンネル登録者数が増えるのか、それの構造を知ることから始めていくことが先手と言えます。
じゃあ、どうしたらお金の知識を知ったら良いの?とおもったらまずはこの本らを見ることをおすすめします。
Vtuberは顔出ししないため信頼性はどうしても落ちる
一般的に顔出しをする場合としないとではどうしても差が出てしまいます。
たとえば顔出しをしているYoutuberであれば「顔」を売りにビジネスに出しますが、例えば芸能人とかや顔出し声優、大物Yotuberなどが挙げられます。
しかし一方でVtuberや顔出ししないYoutuberの場合、顔をだすことがないため「顔」を売りにすることができません。
そこで補う必要があるのがやはり自分に向いた強みを相手に教えたり、面白くすることで顔を出せないデメリットを補わせます。
実際に顔を出さないゲーム実況であれば「だるまさんがころんだ」とかなど、企画で生み出しバラエティ番組のような感じにした動画が急上昇1位になれたという事例もあり、顔を出さずともこの「だるまさんがころんだ」というだけで売れていることがわかります。
そのため、Vtuberをするのであれば、イラストを売りにするのではなく、なにか自分の強みで補っていくことをしていくほうが良いと思います。
あとはVtuberって配信するからこそという固定概念が強い傾向があるんですが、動画でもいいです。
動画でなにか役立つものとか面白いものを自分で生み出してみてください。
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