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序章第10話:アオイの表向き正体

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「お茶をどうぞ」

「ありがとうございます」

連れてかれたのはアオイのダイニングルームである。
アオイのダイニングルームは経営冒険者やムスケルが住むダイニングルームよりか広々としていて、まるでパーティ会場のような空間である。

装飾も美術館にありそうな高そうな絵も飾られていた。

「さて…改めて私の家へようこそ! お城でなにかの施設みたいな感じだけど、全部私の所有物なので」

「全部!? こりゃあすげぇ相手にあってしまった…夢だろうか?なぁお前さんよ」

経営冒険者はムスケルの頬を叩いてあげた

「あ・・・改めてだけど本物やった・・・俺本当に警察に逮捕されていたんだ…」

「ごめんなさいねムスケルさん、彼らがやっていた行為は非道徳的だったので処刑を受けさせてもらうけど…彼らはあなたがチュイソー族のことを恨んで怯えていることは間違いないのよ」

「チュイソーって初めて聞いたぞ…、どこの族生なんや」

「彼ら種族はミノタウロスのような姿みたいな半獣人間で、知能レベルが著しくなく言葉も通用しないだけなく、人を襲う習性があるからかなり危険なのよ」

「俺のどこがミノタウロスに似てるんだ…怖いな人間の恨みって」

「そういえばやつらはまだ見てないけど、いつもはどこにいるんだ?」

「普段だったらだいぶ向こうの砂漠世界の地下に潜んでいるけど、最近コードネーム「巨人」や「魔王」と言った特定重要指名手配を用いたやつらの組織により環境が荒れて、一時期トルペまで足を踏み入れて人々はめちゃくちゃになったことがあって…それからここの住人はチュイソー族には絶対に関わってはいけませんと文化に根付いてしまっているのよ」

「おいおい…それだったら、さっきの巨人や魔王と言った重要指名手配を恨むべきじゃないのか?

「国民たちはその襲う種を作り上げた元凶者よりも実際に殺した人を恨む、現実とは違ってインターネットがないのだから正しい情報が国民たちに明確に出てこない」

「流石な私の権力でも、国民の声や国王陛下の耳を貸してくれませんでした」

「なぁ・・・話を変えるけど、アオイちゃんってメイドや警部たちにアオイ様と言われているけど」

「ああ・・・そういえば言ってなかったね」

「やっほー君たち起きたのねー!」

経営冒険者たちの前に姿を表したのは、ピンクの髪で猫耳とした低い背の女の子だった。

「あら、にゃもも?お仕事の方はもう終わったの?」

「もちろんとも!このにゃたしともだから!やりたいことがある場合にはとっとと終わらせて行きますとも!」

「やりたいこと?」

「というわけで、アオイ様のことを10年以上も見てきたわたしことにゃももが徹底的にとことん紹介していくよ!」

「なんか…すげぇアニメオタクのようなノリだなおい…」

「彼女ことアオイ様はトルペ国の中で重要な国家責任者の1人であり、その役割は花の国ことトルペ国を主に平和で美しく保つために危険な有毒性の植物の除去や特定重要指名手配者を捕まえる責任任務者!」

「その国家責任者のなかでも次期国王の候補一人として挙げられているんだ」

「マジで!?」

「えーと…国王の候補とは言っても、他に候補者が50人ほどいて、今のところ私が当選されることは極めて低いよ」

「これは紹介の余談であるが、国王には息子がいるのはいるけど、どうも王をやるのがかなり嫌がっていて、後継者としての権利を破棄したの」

「今どき親と子が同じ別の職場になるのも当たり前になってきているし、別に無理はないな」

「次は建物の話になるが、ここことアオイ邸は地上5階建て、地下4階のもつが実際には」

  • 5F~3Fがアオイ様の住居
  • 2Fがゲストルームもしくは守護隊(いわゆる警察)
  • 1Fが特定指名手配対策隊の本部
  • B1・B2Fが図書
  • B3・B4Fは研究所

「というようになっているんだ」

「なるほどねー」

「あとはこれ!ここの館長が君たちから、これを」

「この宝石は?」

「ちょっ!にゃもも!この転移宝石は館長やメイド長のものじゃ!?」

「転移宝石?」

今改めれば、なぜあのときのトンネル内で転移してしまったのか理解ができてしまった二人。

トンネルで異世界転生したその正体はアオイが転移の宝石を使って逃げたからである。


だが、2人にはまだもう1つ不可解なことがあるのは事実である。

なぜ経営冒険者とムスケルもアオイと一緒の場所に飛ばされたのかが謎であるためと疑問を得抱いているから。

敵は別の場所へ転移される魔法は確かに確認したが、自分らは同じ仲間であるが、転移の宝石は性質的に整理すれば自分だけであるため。

「2人いわく、もう年を取って今後は向こうの世界へ行くことは二度と訪れることはない、だから緑豊かな心を持つ若者が現れたらこいつを譲って欲しいとね」

「俺等に?」

「理由はよくわからんけど、よくこんな大事なモノを手放すって相当勇気いると思うよ」

「でも私は、この素敵なボディをしているあなたが選ばれるのはステキ!ねぇ、今度もし時間があれば都会?という町並みに夜遊びしようね♡」

経営冒険者はドキドキが収まらない…このにゃももというセクシーは発言は男性でも女性でも甘い誘惑発言が刺激を与えているからだ。

「こら!やめなさい、はしたないこと!」

「ええいいじゃんー!狭い世界の仕事ばっかな人生だとつまらんしー!」

「ごめんなさいね、彼女かっこいいと思う人を見たらつい遊びたくなる性質があるの、けどもし卑猥すぎることをしたら、宝石使用停止処分があるから」

「そ…それだけは…!」

「転移宝石は本来遊びに行くために使うものじゃないでしょう」

「そうだけど…ぶー」

にゃももは不満そうにぶーなかおしていた。

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