倒れた先に木をアオイと後を追う2人はたどり着いた。
アオイはやはりというところ、危機感を感じた。
「まさかこんなところまで…」
枯れた木のところのあたりには、あたり光る赤いサンゴのようなものが目立つように光っていて、周りの木や花も枯れていたり腐っていたりしていた。
「これは一体なんなんだ…森が枯れたりしているぞ…」
主人公の選択肢には「カエンダケなのか…?」か「なにこの赤いサンゴの未生物は!?」
「酷い臭いだな…」
臭いはまるで生き物が死んだ臭いがプンプンする。
とてもだが普通に過ごせないだろう。
「あなたたち!?危険よ!普通の人が近づくだけで死んでしまう!」
「それは俺らが突っ込みたいよ!というかこれはなんなんだ!?」
「あれはカエンマツロ、毒キノコ族が作ったとも言われている死の細菌よ」
「…キノコだと?」
主人公の心のなかでかなり息苦しく感じていた、やばいコレはガチで吸うだけで死ぬ…汚染以上に危険な空気。
IQAでいうと確実に300は超えているほど危険感が感じている。
「見た目はカエンだけにそっくりだけど、カエンダケと異なり近づいたり、臭いを嗅ぐだけで生命力が落ちてしまう、トルペの住む民において最も脅威なのよ」
「だからこの木が死んで枯れたしまったのか・・・!」
「こうしてはいられない!悪いけど私の家まで大急ぎで向かってもらうよ」
アオイにいわれるまま駆け足で走り抜けていくことに。
しかし…汚染は甘くない
反対側へ逃げるとき汚染は走るスピードよりも死の細菌が繁殖が早かった…木も枯れ、そして走り出そうとしたときに複数も倒れた。
___!?
そして後部にはカエンマツロがクラゲのような柔らかさで逃げば失おうとした
アオイは花の国という妖精ってことあってまだ生命力は保ているが、一般人の二人は息苦しそうだ。
これは死んで腐食かするのか…!?
「どうしようこのままだと…」
影影と走る何者かが近づいてきて
カエンマツロの中心核をぶっちきりでぶっ壊し…
もう一人が魔法でカエンマツロを消す強力な治療魔法を掛けた。
「__なんだ?」
主人公とムスケルは意識を失った。
意識を失う前に見えたのはピンク色の猫耳をつけたちっこい女ともう一人はメイド服を来て呪文本を持った黒髪のうさみみ女だ。
「よかったぁー!お嬢様が無事で」
「あなたたち…!どうしてここだと?」
「アオイ様のお帰りがあまりにも遅いので、心配で迎えに来たわけですが」
「どうやらここまであんな化け物な死菌をみてもしやだと思ったらまさかのあたりだよ」
「そうなんだ…!」
ピンク髪の少女は2人の方に目を向けた
「ふーんー、にゃるほど!このヒトといかつい男がこんな危ない場所にいくとはけしかにゃんね!」
「ち、ちがうよ!この人たちは魔王の手下を追われていた私を救った恩人たちよ」
「ま、魔王ですと!?」
「詳しい話をいうと…」
アオイはピンクの猫耳少女たちにこれまでの経緯を説明をした。
すると二人は驚いた表情で衝撃だったみたいだ。
「まさか!アオイ様、異世界へ行かれたんですか!」
「あまりにもしつこく追ってきたわけだから、逃げようとしたのよ」
「ダメですよ!こんな大事な日が迫っているのに限って!お嬢様が不在が続いたら大変なんですよ、しかもうちらも王に目をくらませるし…」
「す、すみません、つい逃げ場がなくげ」
「転移はエネルギーを多く使うわけなので、1日にできる転移回数と時間間隔が限られています」
「また、向こうの世界は汚染と塵と鉄の塊だらけ何があるのか知らないことだらけのため、命の保証などはいくらアオイ様であっても無効になります」
アオイが住む世界には主人公やムスケルが住む世界へ行くことができる異世界干渉を持つものがいる。
ただし、エネルギーが激しく使うため頻繁に使うのは望ましくなく、トルペ国の法律では3回までと決められている。
「にしても向こう側の世界の人間ねぇ、今まで一度も合ったことなかったからこの機会はかなり貴重な話が聞けそうにゃん」
「危険人物かも知れませんので、ここはまずは留置所において取り調べすることを」
「まって、それは流石に勝手にはまずいんじゃない? 彼らと一緒に行動したけど特に問題などはなかったよ」
「いえ、外の世界の人間は信用は全くできません、今回のような出来事に限らず、トルペ国のあちこちの問題している汚染問題を、そんな汚染元とされた世界などの持ち込む人間なんぞ信用断固拒否します」
「ちょっとそんなのいくらにゃんでも勝手な決めつけじゃ!」
「くろと…いまのあなたの発言は不適切な発言です、以後彼らに対し不適合な発言を慎みを命じます」
「なぜですか?」
「今回のカエンマツロは確かに大きな被害をもたらすものでした、けれどその世界から持ち込んだものなのかは限りません__証拠のないものを無差別に発言をメイドとして失格ですよ、以後気をつけるように」
気に食わぬなくろとは素直に受け取らないまま後ろを踏むけていた。
過去に嫌なことがあるようなことはアオイでも知っている。
けれど今の発言は理解を得ているアオイであっても流石に過言だと、興奮と精神を抑えたのに過ぎない。
「おい…!どこにいくのにゃ!」
「私はお仕事の方が残っているのでこれで失礼します」
くろとは走ってこの場を去っていった
「感じ悪いにゃ…別に異世界の人間だからといって人種差別は今どきおくれよ!_それよりこの2人はゲストルームに連れていきますにゃ_」
「ええ、それでOKよ、あとは治療専門の魔術師をお呼びすれば」
「かしこよー!」
「ねぇ、話を変えるけど_にゃももは違う世界から来た人間が来ても怖くないの?」
「わたしは…そうだなぁー!むしろ面白いかも!__もちろん汚染の懸念などあるかもしれないけど、草原だらけのトルペと違い、聞いた感じ賑やかそうだし人生が楽しそうよ」
アオイは行ったことのないにゃももに対し、なぜだと思いつつ「そうなんだ」と
「それにここんとこは毒キノコ族などの汚染が酷くなってからは住む民の心も狭くなっているような気がするから、受け入れざを負えないかなとは思うねにゃたしは!」
汚染というのをトルペにとって脅威なのは知っていつつも、にゃももは時代かも知れないと思い込み楽観視で笑顔を振るった。
「だから、外の人間は全員が悪いとはそう考えにくい、もちろん変なやつはどこの世界でもいるから気を引き締めなきゃならないけど、魔王に比べればぜんぜん温暖な気がするよ」
「さて、夜も遅いから、さっさと終わらせて運んでおきましょ!」
こうしてにゃももの力強い腕で主人公とムスケルをアオイの自宅まで持ち運んだのであった
あとがき
今回でブログにも先行に登場している「にゃもも」「くろと」がついに小説でも実装登場になりました。
以後、小説に登場したキャラでもブログにも登場させる方針で居ますのでよろしくお願いします。
ストーリーの別話
前回
次回
第1話から見る
