人は常に決断をし続ける人生。
実はものを買うときでも、遊ぶゲームなどを選ぶ際も、食べるものを決める際も様々な場面で決断をしています。
その決断というのはお金以上に価値があり、時間と健康と同等レベルで無駄遣いをすると損するリスクが高いほど、最重視しておきたい要素なのです。
今回は決断においてどれくらい重要性が高くて無駄遣いをしてはいけないのかを細かく解説していきます。

タイタン
プロフィール
- デジライ・マイクラはクリエィティブだ・にゃももの簿記教室運営者
- 日商簿記2級合格済
- 2021年からブログを運用開始、しばらくはのんびりとしていたが、2023年から簿記3級を合格をきっかけに簿記2級やFP、マーケティング、経営など興味性が湧き、現在夢に向かってひたすら勉強しつつ情報発信!
なぜお金と同じように決断も無駄にしてはいけないのか?

決断回数もお金と時間と同じように限られているからです。
一般的に回数は35000回程度と言われているそうですが、人によってはそれよりも大幅に低くて決断できる回数が非常に少なくてすぐに疲れてしまったり、逆に回数が多く上回って、かなり決めていたのに全く疲れない人もいるなのであくまでも参考程度に。
とはいえ決断回数を無駄遣いすると、必要な判断や決断に時間やエネルギーを使い果たしてしまい、重要な決断を遅らせたり、誤った決断をしてしまう可能性があります。
お金の場合は自分で稼ぐ力を磨き上げてその持っている金額という見えるのですが、決断回数の場合は少し複雑で何をしなくとも回復はできますが、残りいくらあるのかが把握できないし、じぶんでどうすることができないのでまったくわかりません。

お金は家計簿等のアプリさえあればほとんど金額が把握できるからおすすめ!
また、決断回数を無駄遣いすることで、ストレスや疲労が蓄積し、判断力や集中力が低下することがあります。その結果、生産性やパフォーマンスが低下することがあります。
したがって、必要な決断には時間やエネルギーを適切に割り当て、無駄な決断を避けることが大切です。
決断しすぎると決断疲れが発生する
決断をしすぎると、決断疲れが発生し、判断力や集中力が低下する可能性があります。また、無駄な決断をしてしまうことで、時間やリソースを無駄に消費してしまうこともあります。
実際に決断疲れが起きると、脳の前頭前野や海馬など、判断や意思決定に関する領域が疲れてしまいます。これらの領域は、脳内の神経回路が多数の情報を処理するために活性化し、長時間にわたって働く必要があります。
そのため、過剰な決断が行われたり、判断力を維持するために長時間集中することが求められたりすると、これらの領域は疲弊し、機能低下が起こるとされています。
さらに、過剰な決断はストレスや不安を引き起こすことがあります。決断を迫られる状況に置かれることは、誰しもストレスを感じるものですが、決断しすぎることでストレスや不安を引き起こし、身体的な症状や心理的な問題を引き起こす可能性があります。
そのため、決断をする際には、必要な情報を収集し、適切な判断を行うことが大切です。また、決断に必要な能力やスキルを磨くことも重要です。決断疲れが発生した場合には、適度な休息やリラックスを行い、精神的なバランスを取ることが大切です。
決断疲れは1日の上限じゃなく短時間における大量決定で多い
決断疲れは1日の上限だけでなく、短時間において大量の決定をすることによっても発生することがあります。
仕組みで例えると短時間におけるTwitterのいいねのし過ぎとかがあるでしょう。
いいねを大量にしていくとしばらくしていいねの規制が入ります。
これはサーバーにおける疲れを防ぐためとされており、沢山の人がいいねをひたすらアクションをいきなりされるとサーバーの処理速度が追いつけなくなります。
それと同じで大量のいいねは決断疲れと同じサーバーの性能ダウン=脳の疲れと捉えてもいいでしょう
無駄な決断をへらす方法
決断回数を減らすためには、以下のような方法があります。
目標を明確にする
仕事、作業、勉強するにあたり目標は必ず設定しておきましょう。
目標が明確になれば、どのような決断をすればその目標に近づくかが明確になり、無駄な決断をすることが減ります。
部屋を綺麗にする


部屋が散らかっていると、目に入るものが多すぎて集中力が散漫になり、決断力が低下することがあります。
そのため、部屋を整理して無駄なものを捨て、必要なものだけを残すことで、目に入るものが減り、決断力が向上する可能性があります。
また、整理整頓された環境に身を置くことで、気分もスッキリし、より効率的に決断を行うことができるでしょう。
なお、部屋を綺麗にするに当たりこういった物を処分するのもありでしょう
- 紙類全般
- ポイントカード
- 多すぎるクレジットカードやキャッシュカード
- 空き箱
- あまり着ていないもしくは全く着てない服
経験や知識を活用する
過去の経験や知識を活用することで、同じような状況での決断がスムーズに行えるようになり、無駄な決断を減らすことができます。
過去に経験したことや学んだことをフィードバックし、同じような状況に直面した場合には素早く正しい決断を下すことができます。
また、決断に必要な情報を事前に収集し、整理することも大切です。
情報収集が不十分だと、とくにどうすればいいのかわからずに結果として回数が無駄となり決断の質が低下する可能性があります。
さらに、決断を先延ばしにしないことも重要です。必要な情報を収集したら、早めに決断を下すことで、余分なストレスを避けることができます。
得意分野に特化して深くし、苦手な分野は他の人に任せる
基本的に苦手な分野は他の人に任せておきましょう。
自分が専門的な知識や経験を持っていない分野については、情報収集や判断に時間がかかることが多く、決断回数が増えてしまいます。
そこで、専門性のある人や、その分野で経験豊富な人に相談したり、任せたりすることで、決断回数を減らすことができます。
また、自分の得意分野に集中することで、より深く知識や経験を積むことができ、決断力も向上することが期待できます。
日常生活に必須だが、重要じゃないものはすべて同じにする


日常生活で必要だがあまり重要でない決定については、なるべく同じものに統一しておきましょう。
具体的にはタオルやハンカチ、箸、皿などの日用品などは脇役になりやすいものではすべて同じ商品に。
通勤であれば同じ時間に電車に乗って同じルートで行って、同じ通勤時の過ごし方をする。
また、極端な例として製造メーカーや楽天といったサービスをすべて一つに統一したり、スティーブ・ジョブズのように服までも同じにしたり、ご飯を食べるものまでも全く同じ内容にしたりなどをする方もいるようです。
疲れたらとにかく寝る
疲れたらとにかく早く寝ましょう。
脳は基本的に寝るときが一番疲労回復しますので、何も考えたくないと思ったらまっさきに寝ましょう。
メールはできれば回数を減らす
メールは情報量の塊なので、回数をできるだけ減らしましょう。
最低でも1日3回、できれば1日1回までに減らすと大きな効果になります。
1日1回は緊急などの理由から人によっては難しいかもしれませんが、メールは時間を取られるのと判断が使いやすいので、時間とエネルギーの無駄というだけでも認識しておきましょう。



僕個人的には仕事以外のプロジェクトであれば全部LINEにしちゃいます、あまりにも管理がめんどくさいので
まとめ


決断は人生における重要な資産。
これを知っていて意識するのと知らないのでは人生が豊かになれるかなれないかではっきりとわかってしまいます。
今回はこれら2つ覚えておけばそれで十分と言えるでしょう。
- 決断回数は時間と同等に非常に重要な要素
- 今から決断回数を減らす取り組みをしよう