皆さん、こんにちは!このブログでは、人生を豊かにするためのさまざまなテーマを扱っていますが、中でも「お金の使い方」については、最重要テーマの一つだと考えています。

なぜなら、お金はあなたの「時間」「自由」「未来の可能性」を数値化したものだからです。
なので超重要!!



きょうのしばぬんちゃんはいつもより輝いている!!
どんなに頑張って稼いでも、その使い方が下手だと、人生の主導権をいつまでも握ることができません。
私たちは、労働執着文化や中央集権的な仕組みから脱却するために、お金の使い方の「仕組み」を根本から理解する必要があります。
今回は、お金の使い方を考える上での基本中の基本であり、最も大切な視点である「3つの分類と2つの形態」について、詳しく解説していきます。
お金の使い方には3種類あり、2形態に分けられる
いきなり結論から入りますが、私たちが日々使っているお金の使い道は、大きく分けて3つの種類に分類できます。
- 投資(Investment)
- 消費(Consumption)
- 浪費(Waste)



これは他のお金のブログやYoutubeでも同じようなことを書いているから本当に基礎の中の基礎だぞ~!



でも本当に重要なのは…こっからですね!



お!察しが良いね!
そして、さらに重要なのは、この3つのそれぞれが、「良い(Good)」と「悪い(Bad)」という2つの形態に分けられるということです。
つまり、お金の使い方は合計で6つのパターンがある、と考えてください。
- 良い投資、悪い投資
- 良い消費、悪い消費
- 良い浪費、悪い浪費
これを意識することで「何に使うか」だけでなく、「その使い方によって何を得られるか」というリターン(対価)に焦点を当てた、賢い判断ができるようになります。
まずは投資、消費、浪費の3つの括りで分ける
まずは基本の「投資・消費・浪費」の3分類を、リターンの有無で分けてみましょう。
1. 投資(未来の資産になる支出)
**「将来、あなたの資産や収益性を高めてくれる可能性のある支出」**です。
- リターン: 「将来、お金や時間、スキル、健康」といった形で増加して戻ってくることを期待する。
- 具体例: 株式や投資信託への積立、仕事に直結する専門知識の勉強代、健康維持のためのジム代、ビジネス書。
投資のポイントは、**「今日お金を使うことで、明日以降の自分を豊かにする」**という視点です。
2. 消費(生活に必要な支出)
「生活を維持するために必要な、使ったら消える支出」です。
- リターン: 「今、生活を維持すること」という即座の対価が得られる。資産の増加は期待しない。
- 具体例: 家賃、食費(生きていくために最低限必要な分)、水道光熱費、携帯の通信費、日用品。



生活をするために必要なお金だね!
ここは一番出費が大きいよ!
消費のポイントは、「生きていく上で必要最低限の対価を、過不足なく支払う」ことです。
3. 浪費(対価が少ない、あるいはマイナスになる支出)
「使ったお金に対して、得られる対価(満足度や幸福度)が極めて低い、またはマイナスになる支出」です。
- リターン: 「ほとんどない」か、「後悔やストレス」という形でマイナスになる。
- 具体例: ギャンブル、衝動買い、惰性で見てしまうSNSや動画配信サービスの時間、不要なサブスクリプション。
浪費のポイントは、「お金を無駄にする」だけでなく、「自分の時間や注意力を奪われる」という点です。



浪費は浪費でも悪い浪費だけは絶対に避けておきたい!
なので浪費は満足するか不幸になるかという点で見極めておきたいポイントの一つです。
次に良いか悪いかを分けよう
この3つの基本分類ができたら、次に「良いか悪いか」の軸を入れます。
これが、真の賢さです。
良い○○と悪い○○の違い
分類 | 良い(Good) | 悪い(Bad) |
投資 | リターンが確実に見込める。スキルアップ、安定的な資産運用。 | リスクに見合わないもの。儲け話への安易な飛びつき、すぐに使わなくなる資格取得。 |
消費 | 最低限の質を保った、合理的な生活維持のための支出。 | 割高なものや、機能に見合わないものへの出費。コンビニの惰性的な買い物など。 |
浪費 | 精神的な充足やリフレッシュ。人生を豊かにする**「遊び」**の部分。 | 見栄や承認欲求を満たすため、後悔が残る出費。幸福度がマイナスになるもの。 |
経験上、使ってみないと良いか悪いかはわからないという真実
ここで一つ、現実的な話をします。
「良いか悪いか」は、実際に経験して使ってみないと、本当のところはわからない、ということです。
例えば、私が前回の記事で挙げた「悪い浪費ワースト10」についても、頭では「ホストクラブはヤバい」「長時間労働は体に悪い」とわかっている人は多いでしょう。


でも、なぜそれが自分にとって「悪い浪費」なのかが心から腑に落ちていないと、無意識のうちにその罠にハマってしまいます。
「高い講座に申し込んだら、結局モチベーションが続かず、悪い投資になった」
「高価なブランド品を買ったのに、誰も気づかず、すぐに飽きて悪い浪費になった」
…という経験があるからこそ、人は「次は失敗しないぞ」と学び、自分にとっての「良い・悪い」の基準が定まります。



こういうのは実際に使ってみないと本当にわからない!
特に日本人は、創造性やゼロから生み出す力を増やすために、「リスクを取って試すこと」が圧倒的に足りていません。
まずは、「浪費枠(手取りの10%以内)」の中で、「これは本当に良いリターンがあるか?」を実験感覚で試してみる勇気も必要なんです。
ただし、自分の生活を破壊するようなリスクは絶対に避けましょう。



推し活の貢ぎすぎとかゲーム課金をしている方は要注意やで~!
お金以外にも着目してみる
お金の使い方を語る上で、お金以外のリソースを考慮に入れないのは、片手落ちです。当ブログがお金の使い方を最重要視するのは、お金の裏側に「時間」「健康」「労力」「注意力の集中」といった、人生のコアなリソースが隠れているからです。



ここもちゃんと考慮しないと絶対後悔するよ~!
この視点を持つことで、「悪い浪費」の恐ろしさがより明確になります。
1. 時間の浪費
時間こそが、最も取り返しのつかない資産です。
具体的な例は目的もなくSNSや動画をダラダラ見ること。これは、「注意力の集中」という貴重なリソースをも同時に奪います。受動的な消費に時間を費やすのはやめましょう。
良い投資へするにはスキルアップのための勉強、運動による健康寿命の延伸、家族や友人との深いコミュニケーション。
これらは、未来の幸福度と可能性を高める時間です。
2. 健康(労力)の浪費
健康は、すべての活動の土台。
これを削る支出は、最悪の投資。
悪い浪費の例は長時間労働や睡眠を削ること。
安すぎるジャンクフードを食べて、将来の医療費という負債を積み重ねること。
良い投資は良質な食材への出費、質の高い睡眠を取るための環境整備、心のメンテナンス(旅行など)。これらは、将来の医療費という出費を減らすための最強の投資です。
3. 注意力・思考力の浪費
日本は情報過多であり、広告という名のノイズに溢れています。
これに注意力を奪われるのも、深刻な浪費です。
悪い浪費は衝動買いにつながる広告やSNSを毎日大量に見てしまうこと。
どうでもいいゴシップに気を取られ、本当に考えるべきことから逃避すること。
良い投資は 情報源を厳選すること、ノイズを遮断して自分の創造性に没頭する時間、プログラミングや3DCGのようにゼロから何かを生み出す活動。
お金の使い方を賢くするとは、この複合的なリソースの流れをコントロールすることなんです。
3つの形態の割合的には?
では、実際に手取り収入をこの3形態に振り分けるとして、どれくらいの割合が適切なのでしょうか?
これは、個人の年齢、収入、家族構成、そして人生のステージによって大きく異なるため、**「これが正解!」**という数字はありません。
しかし、多くの賢い人が目指すべき大まかな目安として、以下のような割合で考えておくと、家計が破綻しにくいと言われています。
分類 | おすすめの割合(目安) | 意図すべきこと |
投資 | 10% ~ 40% | 将来の自由を勝ち取るための最も重要なエンジン。若いうちはリスクを取って高めに設定すべき。 |
---|---|---|
消費 | 60% ~ 80% | 生活の維持に必要なコスト。ここを削りすぎると幸福度が下がるので注意。 |
浪費 | 0% ~ 10% | 心のガス抜きと人生の実験のための許容範囲。ゼロを目指すよりコントロールが重要。 |
割合についての補足(私見)
投資(10%~40%):
このブログの読者で、現状に満足せず、より豊かな自由な人生を目指しているなら、最低でも10%は確保したいところ。
若くて体力があり、これから創造性を高めたい人は、30~40%まで投資に回す「攻めの姿勢」もアリ。
日本はモノが多い国だからこそ、消費を減らして投資を増やすことがしやすいはずです。



ここを以下に増やせるかがポイントだよ!
消費(60%~80%):
前述の通り消費は一番大きな出費の割合です。
ここを無理に削りすぎるのは、基本的に悪い消費につながります。
質の悪いものを買ってすぐに壊す、健康を害するなど、結局長期的なコストが高くなるので慎重に判断しておきたいところ。
「良い消費」を心がけ、意味ない割高な出費(悪い消費)を徹底的に排除することが重要です。
浪費(0%~10%):
悪い浪費は即刻ゼロにすべきです。
しかし、「良い浪費」は心の健康維持に必要です。
「我慢する」のではなく、「自分にとって何が最大の幸福度をもたらすか」という視点で、予算を決めて意図的に楽しむことが大切です。
この割合は、あなたがどれだけ「現状の日本社会の仕組み」に不信感を抱き、自分の力で人生を切り開きたいかによって、投資の割合を増やしていくべきだと、私は強く提言します。
まとめ:お金の使い方=人生の設計図
お金の使い方を「投資」「消費」「浪費」の3つに分け、さらに「良い・悪い」の2形態で考えることで、私たちは感情的ではない、論理的な人生の設計図を描けるようになります。
悪い浪費は、あなたの時間、健康、未来の可能性を一方的に搾取し、労働執着文化から永遠に抜け出せないようにするための罠です。
これに気づき、ゼロに近づけること。
そして、消費を合理化し、浮いたお金を「自分のスキル」や「資産形成の仕組み」へ投資すること。
これが、創造性のない国、労働に縛られる国という仕組みから、個人が自由を取り戻すための最も強力な対抗策となります。
お金の使い方を賢くするとは、「誰に、何に、自分の未来を託すのか」という、人生の決定権を握ることに他なりません。
今日この瞬間から、あなたの支出が「未来を豊かにする投資」になっているか、もう一度確認してみませんか?