「お金のために働くのは当たり前でしょ?」
そう思うかもしれません。
しかし、僕は声を大にして言いたい。

お金を目的として働くことは、あなたの人生を長期的に見て、ほとんどの場合、ろくな結果を生まない。
極端な言い方をすれば、お金に異常なほどの価値を置いている人は、
「目先のことしか見えていない、頭の悪い考え方」に囚われていると言っても過言ではありません。
なぜなら、お金のために働くことは、「目先の利益」と引き換えに、「長期的に失うもの」があまりにも多いから。



その最大の原因は、「目先」しか完全に見えなくなること。
今回は、「お金のために働く」ことが、いかに非効率で危険な考え方であるか、その具体的な理由を、個人的な視点と社会的な視点から解説していきます。
1. 本当に「やりたいこと」ができなくなる
人生の終わりに、多くの人が後悔することの上位に、「働きすぎなければよかった」や「自分に正直な人生を生きればよかった」が入っているのを聞いたことがあるでしょう。
これらが意味するのは、「お金のために」こんなことをさせられたから、本当にやりたかったことができなかったという後悔です。
お金のために長時間労働をしたり、興味のない仕事に身を投じたりすることは、必然的に健康を害するリスクを高めます。
心身の健康を損なってまで稼いだお金は、結局のところ、病気の治療費や回復のための休養期間に消えてしまうかもしれません。
2. 犯罪の温床になる
「お金が稼げるところ」は、残念ながら「悪いビジネス」であることが非常に多いという現実があります。



これはまじで本当。
儲けのメカニズムを考えれば明らかです。
詐欺や違法なビジネスは、倫理観や法を無視する分、短期間で莫大な利益を生み出します。
人身売買のような極悪非道な犯罪が高値で取引されるのも、そこに強烈な「お金の価値」があるからです。
そして、この構造は、合法的な社会にも影を落としています。
例えば、天下りのように、権利を盾にほとんど働かずに高額な報酬を得る構造も、本質的には「お金と権力の交換」であり、労働の対価ではありません。



つまり資産持ったもん勝ちなんですよ。



なんか嫌ですよね…
お金のために働くという意識は、「どれだけ楽して、多く稼ぐか」という視点になりがちで、結果的に社会の倫理を低下させ、犯罪や不正の温床を作り出してしまうのです。
3. 無駄な労働執着の元になる
労働執着文化の大元の原因は、突き詰めれば「お金」です。
お金のために働かざるを得ないから、必然的に身を削って長時間労働をするようになります。
この手のパターンに陥る人は、お金への執着が異常に強い傾向があります。
- 大学の奨学金を背負っている
- 上京して高い家賃を払っている
- スマホアプリへの無駄な課金や、特定な人への推し活・グッズへの貢ぎすぎ
最初の奨学金はともかく、残り三つはすぐにやめるべき「悪い浪費」です。
特に、上京組は、もともと東京にいる人からすれば、高い家賃を払うことで都心の不動産価格を押し上げている迷惑な存在にもなりかねません。



「東京に住むことが一番の浪費」これは絶対に覚えて!
おしゃれな生活を夢見るなら、むしろ地方の魅力を発信するインスタやブログの方が、よっぽど現代のニーズに合っているし、建設的です。



そもそも女性に働き場がないというなら起業とかすればいいということ。



そんな簡単なこと言って良いんですかね…



というかそもそも人に流されている時点でくだらないとは思わない?仕事がないなら自分で作る。
それに今地方とかは性別差別とか言ってられないと思うよ
4. モノや承認欲求が増えて心が荒くなる
お金のために働くことに価値を見出す人は、モノが増えすぎたり、SNSでの承認欲求が増えたりする傾向があります。
これらは、負のスパイラルをさらに加速させるので、すぐにやめるべきです。
モノを増やしても、決して幸せにはなれません。
むしろ、管理の手間が増え、心の中の「邪魔なもの」が増えていくだけです。



コレクションとかはまだ良いとして、ただなんとなく買ってみたとかは本当に意味あるのか?
SNSでの承認欲求も同様です。
SNSは基本的に「浪費」の場であり、ビジネスとしてよほど巧みに使わない限り、お金を稼ぐどころか、時間と精神的なエネルギーを浪費する場所になりがちです。



これたいちゃんが言っていたけどSNSは「歌舞伎町」と一緒なぐらい危険だ!と



これはちょっとあいつの偏見かもしれないけど、まああながちどっちも承認欲求な場であることは変わりないね
お金を稼ぐこと=モノや他者からの評価を得ることという価値観に囚われると、心が荒み、本当に大切なもの(時間、健康、人間関係)が見えなくなってしまうのです。
5. 近年ではお金は意味ないという風潮が出始めている
つい最近までは「お金を稼げば生活が豊かになる」という考え方が主流でしたが、近年、「お金は意味がない」という声が急速に増えてきています。
これは、「お金を持つこと」が、必ずしも良い結果につながらないという実例が多すぎるからです。
例えば、国会議員など、お金持ちが権力を持つことで、国民全体の利益よりも、自分たちの利益を優先するような構造が生まれています。



供託金300万円という壁が既得権益の原因でもあるしね
一方で、「お金はいらないから引き取ってくれ」という0円物件や、フードロス削減のための無料配布、廃墟を蘇らせてコミュニティスペースにするなど、「お金を介さない価値交換」が注目され始めています。
お金のために稼ぐことは、もはや「時代に逆行した古い考え方」になりつつあるのです。
6. 地球温暖化という負のスパイラル
労働すること自体が、地球温暖化を加速させているという事実は、見過ごせません。
「お金のために働く」ことと「地球温暖化」は無関係に思えますが、実は密接に関わっています。
近年、電気の消費量や価格が上がっているのは、私たちが「働く」ことで、膨大なエネルギーを消費しているからです。
工場を動かし、オフィスビルを冷暖房し、物流を回す…これらすべてが温暖化の原因です。



でもそれなら私用の自家用車とかもそうじゃない?



それもあるけど、でも実はたった数%しか割合がないから削減をしたとしても微々たるもの。
それに企業と違って消費に限度があるから「企業の場合その気になれば無限にできる」
お金を稼ぐという目的のために、地球の未来を犠牲にしているという、巨大な負のスパイラルが生まれているのです。
7. 今のお金は将来的に紙くずになる可能性が高い
現在の中央集権的な法定通貨は、権力者や国がコントロールしやすい仕組みです。
しかし、この仕組みへの嫌気や不信感から、Web3.0に見られるような「分散化」への動きが加速しています。
人々が、国や中央銀行の支配を受けない、分散型のお金(暗号資産など)や、お金を介さない直接的な価値交換にシフトすれば、現在のお金の需要は減り、価値が下がる可能性が高いです。



そもそも今の金持ちは株や不動産と言った日本円を前提にしたものなので、これが移動するとなればどうなるか?
将来的に価値を失うかもしれない紙幣のために、今、自分の時間や健康を犠牲にして働く—これほど非効率で、頭の悪い投資行動はないのではないでしょうか。
まとめ
お金のために働くという考え方は、「目先の利益」と引き換えに、「健康」「時間」「倫理観」「環境」「未来」という、人生で最も価値のあるものすべてを差し出している行為です。
これからは、「いかに稼ぐか」ではなく、「いかに労働時間を減らし、本当に価値のあることに時間を使うか」が重要になります。
お金を目的とするのではなく、「自分のやりたいこと」や「社会に貢献したいこと」を追求した結果として、お金がついてくる
—そんな働き方こそが、賢く、豊かな人生を送るための唯一の方法だと言えるでしょう。
あなたは、今日も「お金のため」に時間を売りますか? それとも、「自分のため」に時間を使いますか?