
ねぇねぇ!おじさんがSNSをやっているけど水も始めたい!



やめとけすいれん、基本的にSNSはやらないほうがいい、あそこはとにかく治安が悪いからな



えーと、新宿のような町並みみたいな?



まあそれに近い感じかな…
実際あそこもあんな感じの人が集まるし
もちろん、ビジネスや情報収集に役立つ側面もあるのは認めます。
でも、一人の人間としての幸福度や、もっと人生を豊かにしたいと願う人にとっては、デメリットのほうが圧倒的に多い。
なぜ、そう言い切れるのか?
私自身の体験と、現代社会が抱える問題点と照らし合わせながら、SNSが私たちにもたらすネガティブな影響を徹底的に解説していきます。
SNSにはネガティブな情報がとにかく多い



まずパット見て思うのは開いてすぐ悪い情報が目に入ることが多いことね
SNSを開いた瞬間、まるで治安の悪いエリアに足を踏み入れたような気分になりませんか?
ニュースフィードは、炎上、批判、不平不満、誰かの不幸で溢れかえっています。
これは、人間の脳がネガティブな情報に強く反応し、拡散しやすい(バズりやすい)構造になっているからです。
運営側も、ユーザーの滞在時間を延ばすために、無意識に私たちの感情を刺激するコンテンツを優先的に表示するように調整しています。
私も距離を置く前は、知らず知らずのうちに、この「デジタル・スラム街」にいるような感覚に疲弊していました。
意識してポジティブな情報だけを見ようとしても、おすすめに出てくるのは、誰かを叩くコメントや、社会への不満。心が荒んでいくのを感じていました。
比較をして競争心を煽る「フォロワー至上主義」の時代遅れ
SNSは、私たちに常に「他者との比較」を強いてきます。
- あの人は海外旅行に行っているのに、自分は…
- あの人はフォロワーが何万人もいるのに、自分は…
- あの人の「いいね」の数は自分より遥かに多い。
こうしたフォロワー数や「いいね」の数といった、全く人生の本質に関わらない「数字」で自分の価値を測ってしまう。
これは、かつての大量生産・大量消費の時代に根付いた、競争社会の古い価値観をデジタル上で再生させているに過ぎません。



そもそも、競争社会は今の時代にやってまであほくさすぎてくだらないな。
競争社会が時代遅れな理由の記事


日本のようなモノに溢れた成熟社会では、誰かを蹴落としてまで得られる利益は少なく、むしろ協力や共創のほうが遥かに大きな価値を生みます。
にもかかわらず、SNSは私たちの本能的な競争心や劣等感を刺激し、そこから抜け出させようとしません。
トラブルの温床としてのSNS:匿名性が生む闇



個人的にね、私はSNSは本人情報は義務化するべきだと思う



ええ?どうして?



だってあんなに隠れてねちょねちょした攻撃されて悲劇な姿って卑怯じゃない?



たしかに発信するなら堂々と言えっておじさんが言っていたな…



流石に小学生にはまだこの痛みはわからないか…
SNSは、残念ながらトラブルの温床となっています。
匿名性の高さから、誹謗中傷、いじめ、ハラスメントが日常的に起こっています。
さらに深刻なのは、詐欺、人身売買、売春といった犯罪に利用されている点です。
実際に、オーストラリアのように16歳未満の利用を禁止する動きが出ている国があるのは、それが単なる「暇つぶし」のツールではなく、社会的な脅威となりつつある証拠です。
私も過去にDMで不審な勧誘を受けたことがありましたが、「なぜここまで平気で嘘がつけるのだろう?」とゾッとしました。
匿名という仮面の下で、人は倫理観を簡単に捨ててしまうのです。
この「デジタル上の無法地帯」に自ら時間と精神を費やすのは、あまりにもリスクが高いと言わざるを得ません。
そもそも時間の浪費:何もしない〇〇は悪循環



すいれんはなぜSNSを始めようと考えた?



えーと、なんかひまだからゲーム以外で潰せる時間はないかなーと思って



おいおい…そんな理由で始めるのは危険やぞ…



えーどうして?



暇つぶしの理由でSNSを始めるのは時間の浪費地獄の始まりだぞ…
暇つぶしで行く場合のパターンは2つあり、それが良い暇つぶしと悪い暇つぶし
何か新しいスキルを学ぶ、本を読む、散歩して健康になる、家族や友人と直接会話をする
これらは「時間の投資」であり、あなたの人生にプラスになる何かをもたらすため良い暇つぶしですが。
一方で、SNSの無限スクロールは、あなたの時間を吸い尽くすだけで、最終的に残るのは「何もしてない感」と「疲労」だけの悪い暇つぶし。



こんなに無駄すぎるものはSNS以上に存在するかって話。
その時間は、本来、あなたが本当にやりたいこと、例えば、趣味、スキルアップ、あるいは「ちょっとした休憩」に充てるべき時間なんです。SNSでダラダラ過ごすのは、その「質の高い休憩」を奪ってしまう行為なので暇つぶしのためにSNSはやめておいたほうが良いです。
ネガティブな発信者が多い匿名文化とデモの過激化



これはさっきトラブルにも言ったけど何が違うの?



トラブルは利用するパターンだったけど、ここの理由は見るだけのパターンさ。
SNSでは、匿名であることを良いことに、ネガティブな発信を平気で行い、他人を叩きまくる人が後を絶ちません。
もちろん、これは社会の不満の捌け口として、デモや社会運動に発展するきっかけになることもあります。
例えば政治や天下りの好き勝手を許さないための、ある種の「対抗手段」として機能する場合があるのは良いことです。



最近は政治もSNSの存在を無視できなくなっているほど影響力が大きいからね
しかし、その過程で、発言が過激化し、理性的な議論が失われ、ただの感情論で収拾がつかなくなるケースが目立ちます。
私が個人的に思うのは、「創造性のない批判」は何も生み出さない、ということ。ゼ
ロから何かを生み出す力がない人が、他人の作ったものをただ叩くだけでは、社会は一向に良くならない。
SNSは、こうした「批判のための批判」を助長してしまう構造を持っているのです。
脳に悪い!浅い情報消費が前頭葉を疲れさせる
SNSは、私たちの脳にも悪影響を与えます。



なんかお姉ちゃんとかいつも疲れているような気がするけど…やっぱSNSとかのみすぎ?



さっしがいいな…SNSなんて東京にいるようなもんでホンマに疲れるよ…というか脳に悪いってよく知っているな



なんかおじさんがこの前SNSとか見たら老けた顔していたから



玉手箱を開けるぐらいにそんなに変わるものなのか…
とにかく情報量が膨大で、一瞬で切り替わっていくため、脳は常に「新しい刺激」を求める状態になります。
これが一種のドーパミン中毒を引き起こします。
問題なのは、SNSの情報は基本的に「浅い」ことです。



見ていくとSNSってブログと比べて文字数少ないなぁって感じがする



この記事のようなブログは深く読むタイプなのでじっくりと見ていくのに対して、SNSは手軽に見るということだから風のようにどんどん流れてしまう
そのため深い思考や集中を必要としないため、集中力を司る前頭葉がしっかりと使われず、常に表面的な処理に追われることで疲弊してしまいます。



例えるなら、美味しいラーメン屋(集中して深く読む記事)をじっくり味わう代わりに、薄味のスナック菓子(SNSの短い投稿)を延々と食べ続けているようなもの。



それなんだかつまらないなぁ~
最初は満足感があっても、後には「満たされない飢え」と「疲れ」しか残らない。
本来、プログラミングや、WEB3の難しい概念を理解するような「不便だけど価値あること」は、もっと便利になる必要がありますが、SNSのように「味が薄いのに過剰に便利なもの」は、一旦距離を置くべきでしょう。
承認欲求だらけ:人生の軸が他人に依存する危険性



SNSを利用する動機は、大きく分けて二つ。
- 暇つぶしのついでに人間関係を築きたい、趣味を共感したい、承認されたい(承認欲求)
- ビジネスや情報発信のため



あれ?1は3つほど理由がありそうだけど?



1はいくつか理由が重なっているけど、だいたい似ているというパターンがあるからまとめた
後者(ビジネス)は目的が明確なのでまだ良いとして、前者、特に「暇つぶし」のためにSNSを利用している人は、浅はかな理由なためちょっと危険な状態にあるかもしれません。
この暇つぶしのためにSNSを始めたつもりが人によっては人間関係を構築したい、注目されたいという人が中にはいるということ。



とくに後者の「注目されたい」というのは本当に危険信号でろくな人はいないのは確かね。
SNSで「いいね」をもらうことで得られる快感は一時的なもので、その「承認の量」があなたの人生の幸福度や自己肯定感の軸になってしまうため。



こんなの会社で評価されているのと一緒で、SNSの評価を上げるために社会的評価を犠牲してまでやっているということ。
これはつまり、自分の人生の価値判断を、赤の他人であるフォロワーや「いいね」の数に委ねているということです。
もともと承認欲求が高めだと自覚している人は、SNSは避けたほうが賢明です。



でもこれ、残っている人とかは自覚をしてない人のほうがほとんどじゃない?



するどいね!残っている人はもちろん自分が承認欲求モンスターだと気づかない。だから居続ける。
SNSが消えたときはどういう痛覚が待ち受けているんだかが楽しみww



お姉ちゃん性格悪っ…
現実世界で、仕事の達成、趣味の習熟、身近な人との深い対話といった、「自分自身の内側から生まれる価値」に集中する方が、遥かに精神的な安定と幸福感をもたらしてくれます。
まとめ:人生の時間を「投資」するためにSNSから離れよう
ここまで、SNSがもたらす多くのデメリットを解説してきました。
SNSは、ネガティブな情報、不毛な競争心、犯罪の温床、時間の浪費、脳の疲労、そして過剰な承認欲求という、多くの毒を私たちに与えています。
私自身も距離を置くことで、いかに多くの時間と精神力を無駄にしていたかに気づきました。
今、私たちは「対抗するもの」が少ない時代に生きています。
便利すぎるSNSから一旦離れて、その時間を「創造性」や「分散型の未来(WEB3)」といった、より価値のあることに使うべきです。
あなたの貴重な人生の時間を、SNSという「デジタル・スラム街」で浪費するのではなく、「自己投資」のために使いませんか?