これからの時期、長期休暇などで連続的に休みのある日、多くの日本人サラリーマンや学生さんなどでは数少ない休みなので楽しみな方が多いでしょう。
しかし、個人的に長期休み・繁忙期ではお出掛けは基本的に強くお勧めしません。
なぜ、お勧めしないのかはわかる人なら察していると思いますが、今回は解説していきます。
長期休暇・繁忙期とは
まず本題に入る前に日本における長期休暇と繁忙期とはどういうものなのかを具体的に時期を示すと以下の通りです。
- 年末年始、冬休み
- 春休み
- ゴールデンウィーク
- 夏休みのうち特にお盆と海の日と山の日が含む休日
- シルバーウィーク
が主に該当されます。
この時期は主に学生が休み、都会のサラリーマン、工場勤務する人が特に多く休みます。
繁忙期・長期休暇をお出掛けをしてはいけない理由
繁忙期や長期休暇にてお手掛けをしてはいけない理由としては単純でコスパが最悪だから。
繁忙期の多くのホテルや交通機関などはこの時期になると値段が高くなることはお分かりな方は多いかもしれませんが、コスパが悪いのは何も金銭面だけではないからです。
具体的にコスパが悪いのは以下の通り
- 金銭面
- 時間単価
- メンタル面
- 健康面的
いずれ4つともに人生を豊かにして行くためにおける非常に重要な要素であり、これだけ見ても今までの長期休暇・繁忙期では全面的に損しています。
お金持ちはこれら全て非常に重要と言うこともあり、繁忙期や長期休暇の間ではあえてお出かけせず、家でのんびりしたり勉強していたりすることが多いです。
理由1:交通機関、ホテル、観光地ともに割高

交通機関(主に飛行機や高速バス)、ホテル、観光地は少しでも観光による利益を儲かるために人数の多くなる繁忙期はあえて高くします。
基本的に観光地ではそれ以外の時期では全くも容量に対して人が来ないことが多いので、その値下げであまり儲からない閑散期や通常期を補うためにしています。
逆に言えば本来安く行けるのにわざわざ混雑していて、価格が高い時期にお金を彼らに渡しているのです。

その彼らと言うのは企業と税金のこと。
基本的にお金持ちの方は納得する金額まで払わないので、この割に高い時期は行こうと思いません。
ただし、お金持ちでも繁忙期にお出かけする場合、以下のようなことが考えられます。
- 交通渋滞を避けるため、プライベートジェットやヘリコプターを利用する 繁忙期には、交通渋滞が激しくなるため、プライベートジェットやヘリコプターを利用することで、交通渋滞を避けて移動することができます。
- ハイクラスな宿泊施設を利用する 繁忙期には、宿泊施設が混雑するため、予約が取りづらくなり、料金も高くなることがあります。しかし、お金持ちであれば、ハイクラスな宿泊施設を利用することで、予約が取りやすく、快適な滞在を楽しむことができます。
- プライベートガイドを利用する 繁忙期には、観光地やイベント会場が混雑するため、見学や散策がしにくいことがあります。しかし、お金持ちであれば、プライベートガイドを利用することで、混雑を避けて快適に観光を楽しむことができます。
- 優先入場チケットやVIP席を利用する 繁忙期には、イベント会場や観光地が混雑するため、入場待ちや座席待ちが発生することがあります。しかし、お金持ちであれば、優先入場チケットやVIP席を利用することで、待ち時間を短縮し、優雅にイベントや観光を楽し
理由2:ホテルのバイキングが混みすぎて楽しめないから


繁忙期にお出かけをおすすめしない理由2つ目として、ホテルのバイキングが混みすぎて楽しめないから。
繁忙期はそもそも人が多すぎるため、混雑が発生する 繁忙期には多くの人がホテルに宿泊するため、バイキング会場にも多くの人が集まることになり、その待っている行列の時間が長くなりがちです。
そのため、食事の取りにくさや混雑が発生し、快適な食事体験ができなくなることがあります。
食材が品切れになる 多くの人が集まるため、ホテル側が用意した食材が品切れになることがあります。
その結果、好きな食材やメニューがなくなってしまう場合があります。
スタッフの手が回らないため、サービスが悪くなる 繁忙期には、ホテル側もスタッフを増員して対応しますが、それでもスタッフの手が回らなくなることがあります。
その結果、サービスが悪くなってしまう場合があります。
また、値段が高くなる 繁忙期には、ホテルの宿泊料金が通常より高くなることがあります。
また、バイキング料金も通常より高く設定されることがあるため、コストパフォーマンスが悪くなってしまう場合があります。
以上のような理由から、繁忙期にはホテルのバイキングが全くと行って楽しめないでしょう。
しかし、ホテルによっては事前に予約が必要な場合や、時間帯をずらして利用することで混雑を回避することができる場合もあります。



実際にホテルなど混みだすと全然ゆっくりできないからかえってストレス貯まる・・・
理由3:混みすぎて行動が遅いし、行動的時間単価が悪い


繁忙期には、観光地や交通機関、ホテルなどで多くの人が集まるため、混雑が発生し速度が遅くなることがあります。
たとえば、交通機関では列車やバスなどの本数が増えても、多くの人が同時に利用するために混雑し、通常よりも時間がかかるうえに、あとは座席を座る際も飛行機とかで座席を座る際に荷物など大きくなりがちになるので、工夫が必要になる場面が多いです。
また、人が多くなるので満席で座席の幅も体感的に狭く感じるために、この辺のストレスはやはりおおきいでしょう。
観光地やレジャースポットでも、入る場合でも特に人気のレジャーの場合だと入場制限がでることが多いです。
また、入れたとしてもひとがそもそも多くて移動できる速度も遅い、あとは迷子になりやすくなるといったリスクも大きいでしょう。
そしてアトラクションなどを乗る際でも待ち時間が生じ、USJやディズニーと言った閑散期でも待ち時間があるものだと更に長くなったりするでしょう。
同様に、ホテルでも多くの人が宿泊するため、フロントでのチェックインやチェックアウト、エレベーターの利用などが混雑し、通常よりも時間がかかることがあります。
また、ホテルのレストランやバー、プール、ジムなどでも多くの人が利用するため、混雑が発生し、スムーズに利用できない場合があります。
というように以上のことから行動的なコストパフォーマンスが非常に悪く、楽しむはずがストレスになるというように返って損と言えるでしょう。
理由4:高速道路の渋滞が酷いから


理由3と同じ理由で人の行動がノロノロと遅くなるのであれば、自動車でもノロノロ遅くなります。
特に、ゴールデンウィークやお盆などの長期連休には、多くの人が移動するため、高速道路を中心に大きな渋滞が発生することがあります。
例えば東名道であればその渋滞は60km以上で、通常の大渋滞が10km程度を考えると長期休暇の渋滞はかなり大物と言えるでしょう。
また、高速道路の渋滞以外にもこんなデメリットがあります。
- 渋滞で停止しても車のバッテリーやガソリンを消耗する(通常よりも消費が多くなる)
- 運転手はいつ動くかわからないので寝たくても寝れないからしんどい
- 移動速度が遅くトイレが行きたくなるリスクが高い
- サービスエリアについたとして駐車場がどこも満車で開くまでの時間が待たされる
- 更にサービスエリアの中に止められたとしてもそもそも人がいっぱい
特にサービスエリアを使う場合は時間ロスになりやすく、私の体感だとサービスエリアを入るだけでも1時間もかかるし、中にはいれたとしても移動しにくく、トイレの待ち時間も生じたことがあります。
また、サービスエリアでご飯を食べる際でもやはり時間のロスは結構大きく、自動販売機でも数分待つこともよくあります。
このように渋滞・混雑そのものは利用者から見てもデメリットしかないのです、
なぜ、みんなはゴールデンウィークなどの長期休暇に旅行行きたがるのか
まずそもそもなぜ、金銭面だけでも割高と知っているはずなのにゴールデンウィークなどの長期休暇・繁忙期に旅行を行きたがるのか?
その理由は単純でみんな仕事が忙しくて有給を使えないから。
日本はとにかく世界的に見ても働きすぎると言われています。
その原因としては
- 頑張ればいつか評価してもらえる考え方の人が多いから
- ブラック企業で未だに働いている
- 日本人は世界に比べても行動力がない人が多いと言われている(重要)
- 欠席0が偉い、長く働けば偉いという昔の日本教育的がいまだ残っているため


昭和時代の日本は終身雇用、年功序列の社会でした。
そのためたくさんの時間働いている人が評価され、教育でも皆勤賞といった欠席がなかった人は偉いというように、休む=悪というのが時代があったわけで、その時代があったために中高年の経営者や労働者の多くは休むことの大事さを知らないのです。
そのため有給を取ることを認めないといった上司や経営者も多く、従業員が取れない人も多くいるわけです。
学校でもやはり休むと悪者、というようにされており、それが今も先生もそうだし生徒に対してもかなり冷たい目線で見られるケースが少なくないです。
といったことから多くの人はなるべく有給を使わないようにゴールデンウィークなどの限られた休暇の中で旅行を行くようになったわけです。
まとめ


繁忙期や長期休暇中に観光目的でお出かけをしてはいけないことおわかりいただけだと思います。
金銭面だけじゃなく、健康面、メンタル面、時間単価等などを見たら混雑によってコスパが非常に悪いことがおわかりしたと思います。
もちろん、会社などで仕事を休みをこれしか取れない場合もありますのはわかりますが
現状有給義務化されている状況などから、せっかく取る権利があるし、どうせ取らなければ行けないんだったら、閑散期などで安く、快適に行動できることをおすすめします。



せっかくの旅行だし、そんなところでストレスが溜まったら元の子もないぜ。
義務化などにしても、1年中で常に人手不足などで有給が取れないのであれば、それは会社が人をコマのようにこき使うという意味を示しているので転職を検討しましょう。



従業員を大事にしてない会社は未来はない。