今思えば、WEB2.0はすごいものだった

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インターネットの歴史を振り返ると、私たちは今、「WEB3.0」という次のステージに立とうとしています。

しかし、その前に、私たちが当たり前のように使っている、2000年代からの技術「WEB2.0」が、いかに画期的な存在だったかを改めて考えてみる価値があるでしょう。

目次

WEB2はGAFAMに独占されがちだけど…

WEB2.0と聞いて、多くの人がGoogle、Apple、Facebook(Meta)、Amazon、Microsoft、いわゆるGAFAMを思い浮かべるかもしれません。

これらの巨大テック企業が、情報やサービスを独占し、私たちのデジタルライフを支配しているという側面は否定できません。

しかし、その一方で、WEB2.0がもたらした恩恵は計り知れないものがあります。

にゃもも

言われてみれば、SNSとかが来たのもちょうどその頃だったかもね

中央集権的なプラットフォームが個人を巻き込み、誰もが情報の発信者になれるという革命を起こしたのです。

この流れがなければ、今日の私たちの暮らしは全く違うものになっていたでしょう。

テレビの主役から抜本的に変えた

WEB1.0の時代、インターネットはまだ一部の専門家や企業が使うものであり、一般の人々にとっては「読む」ことしかできないものでした。

テレビや新聞が依然として情報の中心であり、人々は受け身の視聴者でした。

すいれん

最初の頃は結局のところテレビと変わらないじゃないか!と思っていたのかな?

しかし、WEB2.0の登場により、この状況は一変します。

双方向性の概念が確立され、誰もが情報を発信できるようになったのです。

ブログやSNS、動画共有サイトが次々と生まれ、情報の主役はテレビからインターネットへと移り変わりました。

これまでできなかった動画投稿や配信も2.0からだった

今の当たり前は、WEB2.0が作り出しました。

YouTubeやニコニコ動画のようなプラットフォームが登場し、誰もが気軽に動画を撮影し、編集し、公開できるようになりました。

これにより、テレビ局や芸能事務所といった中央集権的な組織を通さなくても、自分の才能を世界に発信できるようになったのです。

ゲーム実況者やYouTuber、そしてVtuberといった新しい職業が生まれたのも、すべてWEB2.0の恩恵と言えるでしょう。

にゃもも

Vtuberとかも手軽にはできるけどでも今も敷居高めだよね…

特に、WEB2.0は日本の閉鎖的な労働文化に風穴を開けました。

会社という枠組みの中でしか個人の力が発揮できなかった時代から、誰もが自分の得意なことを活かして生きていける時代への移行を加速させたのです。

副業を広め、個人の時代へ広めたのも2.0

WEB2.0は、働くことの定義も変えました。

クラウドソーシングサイトスキルマーケットの登場により、私たちは会社に雇われるだけでなく、自分のスキルを活かして副業をしたり、個人事業主として働いたりすることが容易になりました。

これは、日本の「労働執着文化」に一石を投じるものでした。

長時間労働が美徳とされていた時代から、「効率的に働いて、自分の時間を大切にする」という新しい価値観を生み出したのです。

個人が力を持ち、GAFAMのような巨大企業に頼らずとも生きていける可能性を示してくれたのは、紛れもなくWEB2.0の功績です。

インターネットの形として完成した2.0!でもこれからは?

WEB2.0は、インターネットを誰もが使える便利なツールへと進化させ、私たちの生活を豊かにしてくれました。

しかし、その便利さの裏側で、私たちは情報過多承認欲求という新たな問題に直面しています。

行き過ぎた便利について

「WEB3.0」は、この問題を解決するかもしれない次の波です。

ブロックチェーン技術を基盤とし、中央集権的なプラットフォームに頼らない、分散型のインターネットを目指しています。

中央集権と分散型の違い

つまり、GAFAMのような特定の企業が私たちのデータを独占することなく、個人が自分のデータを管理し、価値を生み出せる世界です。

しかし、WEB3.0への移行は、WEB1.0から2.0への移行よりも時間がかかると言われています。

なぜなら、WEB2.0はすでに私たちの生活に深く根ざし、完成された基盤を持っているからです。

イォティ

他にもWEB3.0そのもの自体が実はかなり扱いづらい!

誰もが情報を発信できるようになった今、私たちは「誰が発信したか」という帰属意識を失い、新しい技術への関心も薄れているかもしれません。

WEB3.0は、WEB2.0の延長線上にあるわけではありません。

それは、インターネットのあり方を根本から変えるものです。

それは、不便なプログラミングを便利にするように、私たちのデジタルライフをより安全で、公平なものにするための進化です。

今となればCursorなどの便利な生成AIのプログラミングがあるぐらいですので、開発自体は加速するでしょう。

しかし、その進化を促すには、私たち一人ひとりが、今の便利さを手放し、新しい可能性に目を向ける必要があります。

WEB3.0は、単なる技術革新ではありません。

それは、私たちがインターネットとどう向き合い、どう生きていくかという、哲学的な問いを私たちに投げかけているのかもしれません。

次の時代へ向けて、あなたはどんな一歩を踏み出しますか?

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