Live2Dで魅力的なVTuberやアニメーションを作りたいけど、有料版ってどれくらいかかるの?どのプランがお得?
そんな疑問にお答えします!
本記事では、Live2Dの有料版である「Cubism PRO」の価格体系を詳しく解説。
さらに、3年間プラン、年間プラン、月額プランの3つのプランを徹底比較し、あなたに最適なプラン選びをサポートします。
Live2Dを本格的に使いこなしたい方、VTuberデビューを目指している方、アニメーション制作の収益化を考えている方必見です!
Live2Dは一般と法人ライセンスでは大きく異なります
実はPro版でも2つのプランが存在するんだ
え!?FREE版とは別に有料に2つあるのか・・・!?
Live2Dの有料版「Cubism PRO」は、大きく分けて個人・小規模事業者向けと中規模事業者以上向けの2つのプランが存在します。
しかし、機能的な違いは一切なく、唯一異なるのは利用ライセンスの範囲です。
indie 一般 | 法人向け Business | |
---|---|---|
1ヶ月 | ¥2,288 | ¥10,582 |
1年間 | 1年目:¥15,708 3年目:¥11,748 | 1年目:¥72,600 3年目:¥60,456 |
3年間 | 一般:¥40,202 学割:¥9,693 | 一般:¥198,792 |
ええ!?それだったら一般の方が良い気がするけど…
それはねーそうも行かないんだよ!
一定の条件を満たしてしまうと強制的にBusinessへ移行しなければならないんだよ
Live2Dの2つの有料プランの違いは?
この2つのプランを分ける判断基準って何かな?
2つのプランを選ぶ中でも判断基準となるのが「どれぐらい自力で稼いだか」どうか。
厳密に言うと「昨年の売上高」である!
個人・小規模事業者向けプランは、年間売上高1000万円以下の個人や小規模事業者向けに提供されます。
このプランでは、Live2Dで作成したイラスト・アニメーションを、個人利用や商業利用はもちろん、同人誌や委託作品など幅広い用途で利用することができます。
一方、中規模事業者以上向けプランは、年間売上高1000万円を超える中規模事業者以上向けに提供されます。
つまりは1000万円稼いだかどうかなんだねー
詳しいことは問い合わしたほうが一番いいけど、会社員だったら給料じゃない副業の収入の合計金額であることを知っておこう。
- 個人事業主も事業者として扱うのでしょうか?
-
基本的に事業としてみなすので、開業届を出している場合は事業と同じ扱いなる点も注意しましょう。
そのため同様に売上が1000万円を超えるか超えないかだけ気をつけておきたいです。なお、届け出を出してない場合でも雑収入が関連するものが1000万円を超えると基本的に事業的なレベルになるのでこのへんも要注意です。
このあたりになると届け出を出すのが当たり前になるのでまずは届け出を提出しましょう。
【会計向け】年間売上高1000万円以上ってどういった水準なの?
会計詳しくわからんから!変わって教えて良い?
OK!じゃあというわけでここは俺が解説するで!
ここでは、会計上の観点から年間売上高1000万円という基準について解説していく!(少し変わるので事業じゃない方は飛ばしてOK)
年間売上高1000万円というのは、昨年1年間の損益計算書で商品やサービスを販売した際の収入の合計額を指します。
書類には一番上に記載されています。
ここで重要なのは、利益ではなく収入であるということです。
経費や税金などを差し引いた後の純利益ではなく、売上そのものが1000万円を超えていれば、中規模事業者以上向けプランの対象となります。
つまりはいくら稼いだかどうかじゃ
イラスト制作の場合、1枚のイラスト単価が数万円であっても、年間を通して多くのイラストを制作・販売することで、年間売上高1000万円を超えることは十分に可能です。
特に、ゲーム業界やアニメ業界では、キャラクターデザインや背景美術など、高単価なイラスト制作案件も多く存在します。
ほかにも収入を得ているなら計算に要注意
ただし注意が必要なのは、Live2Dのイラスト制作以外にも収益を得ている場合も、その収益はすべて年間売上高に算入されるということです。
例えば、よくあることはYouTubeやブログなどの広告収入も、年間売上高の計算対象となります。
営業外なものは含まない
一方、会計における営業外利益や特別利益は、基本的には年間売上高の計算対象とはなりません。
なぜかといえばだが基本的に継続的に発生するものではない、臨時的にたまたま収入が出てしまったためというわけだからです。
具体的には、PCや机などの備品や建物売却、災害による保険金、更には株や債券といった有価証券などは、年間売上高に含まれないということです。
ただし投資会社の場合は有価証券による売却、不動産の場合は建物の売却そのものが本業となるからそれは営業とみなすため要注意や!
Live2Dのどのプラン・利用期間がおすすめ?
うちはどれを選んだほうが良いんだろう??
にゃもも(自分)がどこにいるかにもよるけど、基本的には少なくてもどんな人でも利用期間が1年がおすすめだね!
個人、法人問わず会計上的に1年が一番取り扱いやすい
3年間プランは、一見最も安価なプランに見えますが、更新ができないというデメリットがあるのよ
そのため、継続的に利用したい場合は、更新が必要となる年間プランの方がおすすめです。
また、会計上の観点からも、年間プランの方が扱いやすいと言えます。
3年間プランの場合、36ヶ月分の支払いとされるため、確実に2年分以上の前払金が残ります。
その場合前払金が13ヶ月分以上残ると、翌年使わない分が長期前払費用として資産計上されるため、会計処理の手間が増えてしまいます。
会計の勘定項目は少ないほうが楽だよ~!
ごちゃごちゃするとなにかと面倒だからね…
学生なら3年間プランを利用しよう。
そういえばにゃももって高校生だよね??
ばっりばりのJKでぇーす!
それなら待って!
学割があるから!
学生の場合は、3年間プランがおすすめです。Live2Dは、一定の条件を満たした学生や教職員に限り、学割として最大76%OFFで利用できます。しかし、学割の適用は3年間プランのみとなります。
通常価格 | 学割 |
---|---|
¥40,392 | ¥9,693 |
学生の方は、以下の条件を満たしているかどうかを確認してみてください。
- 高等学校、大学、専門学校、大学院、専攻学校などに在籍している
- 学生証を持っている
- 教職員の場合は、所属機関の証明書を持っている
などとなります。
【前提】有料版でも42日間だけ無料で試せる
最後に忘れてはならないことはこれ
Live2Dの有料版「Cubism PRO」は、42日間の無料トライアル期間が設けられています。
すべての機能を無料で利用することができるため、購入前に実際に使い心地を試してから購入を決めることができます。
みんなぁ~まとめだよ~!
今回はLive2Dの有料版の値段や利用状況でおすすめのプランについて解説をしていきました!
有料版(Pro)はフル機能で使えるため、ビジネスプランを選んだとしてもindieと変わらない点には注意しましょう。
ただし!本当は売上1000万を超えてるけど安いindie版を選ぶのはルール違反だからそれは絶対にやっちゃ駄目!
(よく間違えるけど見る勘定科目は当期純利益(連結の場合親会社に帰属する当期純利益)ではなく売上高!)
以上参考になれば幸いです。