Vtuberでよく聞くLive2Dとは?そもそもなぁに?簡単に解説!

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Vtuberでよく聞くLive2Dとは?そもそもなぁに?簡単に解説!
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Vtuberを見ていると必ず耳にする「Live2D(ライブツーディー)」という言葉。なんとなく「イラストが動くやつ」というイメージはあるけど、実際どういう仕組みで動いているのか、どんなソフトを使うのか、よくわからない……という方は多いのではないでしょうか。

この記事では、Live2Dの仕組みをゼロからわかりやすく解説します。さらに、Live2Dクリエイターとしての仕事・収入・キャリアについても詳しくお伝えします。

ダークネス

Live2Dって最近よく聞くけど、そもそもどんなものなの?3Dゲームのキャラクターとは違うの?

にゃもも

全然違うよ!Live2Dは「2Dイラストを立体的に動かす」ための仕組みなんだ。まず基本から説明するね。

目次

Live2Dは1枚絵をアニメーションできるソフト!

Live2D(ライブツーディー)とは、2Dイラストを動かすことに特化したクリエイターソフトウェアのことです。株式会社Live2Dが開発・提供しており、Vtuber・ゲーム・スマートフォンアプリ・広告など、さまざまな分野で活用されています。

仕組みをわかりやすく説明すると、以下のようなステップで動作します。

  • ステップ1:イラストを描く — Photoshop・CLIP STUDIO PAINTなどで、顔・目・口・髪・体などをパーツ別のレイヤーに分けて描く
  • ステップ2:パーツにメッシュ(骨格)を設定する — Live2D Cubism Editorというソフトで、各パーツに三角形のメッシュ(格子状の変形制御点)を設定する
  • ステップ3:デフォーマ(変形器)を設定する — メッシュを変形・回転・移動させる「デフォーマ」を設定。これにより「顔が左右に振る」「目がウィンクする」などの動きが可能になる
  • ステップ4:パラメータ(動きの範囲)を設定する — 「顔の角度X(左右)」「顔の角度Y(上下)」「口の開き」など、各動作のパラメータを設定する
  • ステップ5:アニメーション・表情を作る — パラメータを組み合わせてアニメーション・表情パターンを作成。完成したモデルはVtuber配信ソフト(VTube Studioなど)やゲームエンジンに組み込む

最大の特徴は、3Dポリゴンモデルを使わずに「2Dイラストのまま」立体的な動きを実現できる点です。3Dモデルのような立体感はありませんが、イラストらしい柔らかく可愛らしい表現が可能で、アニメ・マンガ文化と相性が抜群です。

ダークネス

2Dのイラストのまま動かせるんだ!3Dにしなくていいから、絵が得意な人なら取り組みやすそう。

Live2DとVtuberの関係

現在活動しているVtuberの大多数がLive2Dモデルを使用しています。その理由はいくつかあります。

なぜVtuberにLive2Dが選ばれるのか?

3DCGモデルより圧倒的に軽量

3DCGモデルは立体的な表現が可能な分、レンダリングに多くのPCリソースを消費します。一方Live2Dモデルは2Dベースなのでレンダリング負荷が低く、配信しながらゲームをプレイするなどの「マルチタスク配信」に向いています。

制作コストが3DCGより低い

3DCGモデルを1体オーダーすると、相場は30万〜100万円以上になることも珍しくありません。一方、Live2Dモデルの制作費は10万〜50万円程度が相場であり、初めてVtuberとして活動を始める方でも比較的参入しやすいコスト感です。

日本のアニメ・イラスト文化と相性が良い

日本発のVtuber文化は、アニメ・マンガ的なキャラクターデザインが主流です。Live2Dは2Dイラストそのものの雰囲気を保ったまま動かせるため、イラストレーターが描いたキャラクターの「絵柄」を損なわずにVtuber化できます。3Dモデル化すると絵柄のニュアンスが変わってしまうことが多いのに対し、Live2Dでは元のイラストの雰囲気がほぼそのまま動きます。

表情・動きの豊富さ

現代のLive2Dモデルは、パラメータを細かく設定することで非常に豊富な表情・動きが実現できます。喜怒哀楽の表情だけでなく、目の細かいキラキラ表現・頬染め・涙・汗など、アニメ的な表現が得意です。

にゃもも

なるほど!3Dより軽くて・安くて・かわいい表現ができるから、Vtuberに選ばれているんだね!

ダークネス

そういうこと!特に個人で活動するVtuberさんにとっては、コストと品質のバランスがちょうどいいんだよね。

Vtuber以外での活用事例

Live2Dの活用はVtuberだけにとどまりません。さまざまな分野で使われています。

活用分野具体的な用途代表的な事例
スマホゲームキャラクターの表情・動きの演出グランブルーファンタジー・FGO・ウマ娘など多数
ソーシャルゲームホーム画面キャラクター・スキル演出デレステ・シャイニーカラーズなど
広告・プロモーションバーチャルアンバサダーの動画制作企業バーチャルキャラクターの動画広告
教育コンテンツキャラクターによる解説・案内eラーニング教材のキャラクター演出
チャットボット・AI会話するキャラクターのアバターカスタマーサポート向けバーチャルキャラ

Live2Dのスキルの価値

Live2Dクリエイターのスキルは、現在の市場で非常に高い需要があります。その理由のひとつが、Vtuber市場の急成長です。

習得難易度と学習期間

Live2Dの習得難易度は、絵を描く技術とソフトの操作を組み合わせた「複合スキル」です。段階別に見ると以下のようになります。

レベル習得内容目安の学習時間できること
入門Live2D Cubismの基本操作・パラメータ設定の概念理解10〜30時間シンプルな顔の動き(左右・上下)を設定できる
初級顔全体の動き・表情パターンの作成50〜100時間基本表情5種類・目のブレンドシェイプが作れる
中級体の動き・髪の揺れ(Physics)・服の揺れ200〜300時間フル機能のVtuberモデルが作れる(受注可能レベル)
上級複雑なデフォーマ設計・衣装替え・特殊演出500時間以上プロフェッショナルレベルの複雑なモデル制作が可能

イラスト経験者は「絵を描く」部分の学習コストが省けるため、比較的短期間でフリーランス受注可能レベルに達することができます。一方、Live2Dはイラストだけでなくソフトウェアの理解も必要なため、完全な初心者は「イラスト習得→Live2D習得」という順番で進めることが現実的です。

ダークネス

200〜300時間でフリーランスが可能なレベルになれるなら、思ったより早く始められそう!毎日2時間練習したら3〜5ヶ月ってこと?

にゃもも

そうだよ!もちろん質の高いイラストが描けることが前提だけど、絵が得意な人なら案外早く習得できるよ。

収入相場

Live2Dクリエイターのフリーランス収入相場(2025〜2026年時点)は以下の通りです。

案件の種類単価相場(税込)制作期間目安
シンプルなVtuberモデル(動き少なめ)30,000〜80,000円1〜2週間
標準的なVtuberモデル(基本表情・体の動き)80,000〜200,000円2〜4週間
高品質Vtuberモデル(表情多数・衣装込み)200,000〜500,000円1〜2ヶ月
ゲーム組み込み用(1キャラ)100,000〜300,000円1〜2ヶ月
広告・PV用のモーション制作50,000〜150,000円2週間〜1ヶ月

副業として月1〜2件の受注であれば月5万〜20万円程度の収入を見込めます。スキルが上がり評判が広まれば、専業フリーランスとして生活できるレベルの収入も十分に可能です。

求人・仕事について

Live2Dクリエイターとして仕事を得るルートは複数あります。それぞれの特徴と、実際にどこで案件を探せばいいかをまとめます。

フリーランスとして活動する

最も多いのが、クラウドソーシングプラットフォームや個人SNS(X・pixiv)を通じた案件受注です。主な案件獲得ルートは以下の通りです。

  • クラウドワークス・ランサーズ:日本最大級のクラウドソーシング。「Live2D モデリング」「Live2D 制作」で検索すると多数の案件が見つかる
  • SKIMA・ピクシブFANBOX:イラスト・創作系に特化したプラットフォーム。Live2D制作の出品も多い
  • X(旧Twitter)での自己発信:制作実績をポストして認知度を上げ、ダイレクトメッセージで依頼を受けるパターン。実績とフォロワーが増えると安定した依頼につながる
  • Live2D公式サービスリスト:Live2D公式サイトに登録されたクリエイターリスト。掲載されると信頼度が高まり、法人からの依頼も来やすくなる

ゲーム会社・エンタメ企業への就職

Live2Dの求人は、スマートフォンゲームを開発するゲーム会社を中心に定期的に出ています。主な求人サイトとしては以下が挙げられます。

  • 求人ボックス・マイナビ・リクナビNEXT(「Live2D」で検索)
  • Greenなどのゲーム・IT特化型転職サイト
  • 各社の採用ページ(大手ゲーム会社は直採用も多い)

正社員の場合、年収は300万〜600万円程度が多く、経験者・スキル高い人材は上限なしに交渉できるケースもあります。

ポートフォリオの作り方

Live2Dクリエイターとして仕事を得るためには、ポートフォリオ(制作実績)が不可欠です。まだ受注実績がない段階では、オリジナルモデルやフリー素材を動かした作品をポートフォリオとして公開しましょう。

効果的なポートフォリオには以下の要素が含まれていると採用側・依頼側からの評価が上がります。

  • 完成したモデルの動画(表情変化・体の動きがわかるもの)
  • 制作工程がわかる画像(パーツ分割のスクショ等)
  • 得意なスタイル・ジャンル(可愛い系/クール系/SD系等)の明示
  • 制作期間・対応可能な内容・料金の目安
ダークネス

ポートフォリオって、受注実績がなくても自分で作った作品を出せばいいんだね!まず1体作ってみることが大事なんだ。

Live2Dを始めるための環境

これからLive2Dを始めようと思っている方のために、必要なソフト・ハードウェア・学習リソースをまとめます。

必要なソフトウェア

  • Live2D Cubism Editor(株式会社Live2D):モデリング・アニメーション制作の本体ソフト。Free版(機能制限あり)から始めることができ、有料版(Pro/PRO)に移行することで全機能が使える。月額2,420円〜
  • CLIP STUDIO PAINTまたはAdobe Photoshop:イラスト・パーツ描画用。CLIP STUDIOはLive2D向けの書き出し機能が充実しており、Live2D制作者に広く使われている
  • VTube Studio(無料):完成したLive2Dモデルで顔トラッキング配信を行うためのソフト。スマートフォンカメラやWebカメラと連携して使用

推奨ハードウェア

  • PC:Windows 10/11 または macOS。RAM 16GB以上推奨(高解像度モデルを扱う場合は32GBが快適)
  • 液晶タブレット(ペンタブ):WACOMやHUIONの液晶タブが理想だが、板タブでも十分作業可能。ペン入力必須
  • ストレージ:SSD推奨。高解像度PSDファイルを扱うため、できれば1TB以上

おすすめの学習リソース

  • Live2D公式チュートリアル:Live2D公式サイトに日本語チュートリアルが豊富に用意されている。まずここから始めるのがおすすめ
  • YouTube:「Live2D チュートリアル」で検索すると実際の制作過程を見ながら学べる動画が多数ある
  • Udemy:Live2Dの体系的なコースが販売されており、初心者から中級者向けまで揃っている
にゃもも

公式のチュートリアルがあるなら、まずそこから始めれば確実だね!ペンタブは持ってるから、あとはCubismのソフトを試してみようかな。

ダークネス

そうしてみて!最初は難しく感じるかもしれないけど、公式チュートリアルをひとつずつこなしていくうちにどんどんわかるようになってくるよ。


まとめ

Live2Dとは何か、Vtuberとの関係、スキルの価値、仕事の取り方まで総まとめです。

  • Live2Dは「2Dイラストを3D的に動かす」ための専用クリエイターソフト。3Dポリゴンは使わない
  • Vtuberの大多数がLive2Dを採用している理由は「軽量・低コスト・アニメ風の表現と相性抜群」の3点
  • ゲーム・スマホアプリ・広告・教育コンテンツなど、Vtuber以外でも広く活用されている
  • フリーランス受注可能レベルには200〜300時間の練習で到達できる(イラスト経験者なら短縮可能)
  • フリーランス単価は1体30,000〜500,000円とスキルに応じて幅広く、副業・専業ともに現実的
  • 仕事はクラウドソーシング・SNS発信・Live2D公式リストなど複数のルートで獲得できる
  • 開始には「Live2D Cubism Editor」「お絵かきソフト」「ペンタブ」があれば十分。まずFree版から試せる
にゃもも

Live2Dって思った以上に奥が深いけど、始めやすい環境が整っているんだね!Vtuberに憧れている人も、クリエイターとして活動したい人も、一度チャレンジしてみる価値は十分ありそう!

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