ねぇね!Mayaってどんなソフトなのか教えてほしい!
3DCGモデリングはいろんなソフトがありますが、大企業を中心によく使われているとされる「Maya」について。
実際にMayaに関しての書籍にもたくさんあるし、かなり有名なソフトです。
でもMayaのことを知らない人のほうが圧倒的に多い!
そこで今回は簡単にMayaに関しての具体的な商品情報やデメリットとメリットについて紹介していきます。
Mayaとはどういう商品なのか?
MayaはAutodesk社が提供する高機能な3Dモデリングおよびアニメーションソフトウェアです。
ただ、3DCGというのは一言いってもいろんなことができるんよ。
にゃーちゃんは何ができると思う?
3DCG作成モデリングに、エフェクト作成、リギングですかね!
まだまだ言ってほしかったな~
ほかにもいっぱいあるんよ
- 動画制作
- マテリアル
- スクリプト
- VR
など、3DCGというのは多岐にわたるほどいろいろありますが。
オートデスクには3DCGソフトが複数があるため、今回その中でMayaが行うことができる機能を、表にしつつ、似たような商品である3DMAXとの比較したところこんな感じ。
Mayaはゲーム制作やエンターテインメントを特化するためにアニメーション系やエフェクトなどに対して特化系の3Dソフトとして作成されています。
わかりやすく言うと映画やゲーム制作とかにはぴったし
なので競合ライバルはblenderというよりUnityやUE5といったソフトが主に対象となるでしょう。
たしかにblenderでゲーム制作しているところ見たことないような…?
blenderはもともとゲーム機能があったけど、2.8で消えたんよね。
価格プラン
その価格プランは多岐にわたり、月額プラン、年間プラン、3年などが用意されています。
月額プランはお手軽に試したい方におすすめで、年間プランは長期間使用する場合にコストパフォーマンスが良いです。
永続ライセンスは一度購入すればその後のコストがかからないため、長期的な利用を考えている方に適しています。
3DCGを行える高度なソフト
Mayaは3Dコンピューターグラフィックスを作成するための高度なツールセットを提供します。
モデリング、リギング、アニメーション、レンダリングなど、3D制作に必要なすべての機能が揃っています。
プロのアーティストやスタジオが利用することが多く、その機能の充実ぶりから業界標準とされています。
Mayaのデメリット
価格が非常に高い!
Mayaの最大のデメリットは、その価格です。他の3Dモデリングソフトと比較してもかなり高価です。
個人ユーザーや小規模なスタジオにとっては、ライセンス費用が大きな負担ともいえるでしょう。
一応個人版など廉価として発売するモデルもあるが…
それでも高いよね…
個人版ともいえるMaya Indieでもさえ年間4万円ぐらいなので、少し節約すればいけそうなものの、なかなかこの金額を出す人も抵抗がある方も多いでしょう。
スクリプト作成にはプログラミング知識必須!
Mayaは高度なカスタマイズやスクリプト作成が可能ですが、それらをおこなうためにはプログラミングの知識が必要です。
このため初心者には少々ハードルが高く、スクリプト作成を駆使するためには専門的な知識が求められます。
PythonとMELが必要ね。
3DCADを基本的に扱えない
Mayaは主にエンターテインメント業界向けに特化設計されており、工業設計や建築設計には適していません。
そのため3DCADの機能が搭載しておらず、連携も行うことができません。
その点は3DS MAXの分野になるのでそちらを使いましょう。
Mayaのメリット
Mayaのデメリットは確かに普通の人には届きにくそうな内容ばかりが目立ったけど、それに逆にメリットは??
もちろん専門だからこそ、特徴的なメリットも存在するよ!
1か月間無料でお試しできる!
Mayaは1か月間の無料トライアル期間が用意されており、この期間内にその機能や使い勝手を十分に試すことができます。
初めて使う方でも、無料期間を利用してソフトの特性を把握することができます。
ただし、無料お試しでは
- 商用利用ができない
- 自動更新がデフォルトのため、行わないと支払いが発生する
といった点は要注意です。
こ、これマジで気を付けないとやばいですよね…!
なので最初から商用利用する場合や引き続き行う場合は、1500万円以内の収入の人であれば少しでも安い「Maya Indie」をおすすめするよ
就職活動でMayaを使っている場合において有利になる
Mayaは業界標準のソフトウェアとして広く認知されています。
そのため、Mayaを使いこなせることは就職活動において大きなアドバンテージとなります。
多くの企業がMayaのスキルを重視しており、採用の際に有利に働くことがあります。
エンターテインメント関係に特化しているため該当業務には最適
Mayaは主にエンターテインメント業界向けに設計されており、映画、アニメーション、ゲームなどの分野での使用に特化しています。
高度なアニメーションやキャラクターリグ、エフェクト作成のためのツールが豊富に揃っているため、これらの分野でのプロジェクトに最適でかつ効率ともいえるでしょう。
機能が多いと「この機能なぁにー!?」と戸惑いそうですよね~
とくにCADとかは使わないからなぁ~
なので効率を考えたら特化でシンプルがいい!
Mac OSも扱える
MayaはWindowsに加えてMac OSでも使用できるため、さまざまなプラットフォームに対応しています。
一方で、3ds MaxはWindows専用のソフトウェアであるためMACでの動作ができません。
以前はMacも対応した見たいらしいけど、OSやグラフィックスドライバーなどで非対応化したのだとか!
この点で、Mayaはより柔軟な使用環境を提供しており、異なるデバイスでの作業が求められる現代のワークフローに適しています。
Mayaはどういう人にお勧め?
Mayaってどういうおすすめしますか?
Mayaは確かに人を選ぶかな~
特化で高度専門ソフトだから好むときは好むよ!
就職活動用として使う場合
Mayaを学ぶことは、特に3Dモデリングやアニメーションの業界での就職活動において非常に有利です。
調べる限りだと公開しているだけで700件以上はあるね
そこまで多くはないけど、そもそも聞いた感じだとめっちゃ専門そうだし、やってみる価値はあるかもね!
これから業界に入ろうと考えている方にとって、Mayaを習得することは大きな強みとなります。
アニメーションやエフェクトを多用する場合
Mayaは高度なアニメーションやエフェクト作成に非常に優れています。
実際に単体で完結できることが多いので連携がめんどくさいという場合には良い!
そのため、アニメーションや特殊効果を多用するプロジェクトに携わる方にとって、Mayaは最適な選択肢となります。
NVIDIA RTXといった業務用GPUを持っている
Mayaは高性能なハードウェアを活かして効率的に作業を進めることができます。
特にNVIDIA RTXなどの業務用GPUを所有している方は、Mayaのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
事実、VRAMを相当使うのでハイエンドPCはほしいレベル。
すでにほかのオートデスク商品を持っている方
MayaはAutodesk社の他の製品との互換性が高いため、すでにAutodesk製品を使用している方にとって非常に便利です。
例えば、Autodeskの他のソフトウェアとデータを共有したり、連携して作業を進めることが容易にできます。
まとめ
まずは1か月間の無料トライアルを利用して、自分に合ったソフトかどうかを試してみるのはどうでしょうか?
ということで以上のことをまとめると
- 1か月間無料お試しができる【ただし商用利用不可】
- 価格、専門性の高さで希少性が高く、扱える人は就職適性が高くなる
- ゲームや映像関係には最適
- 価格が非常に高い
- CAD機能がない
となります。
以上参考になれば幸いです!