今、すでに月額600円以上の高い(6コア8GB以上)サーバーを使っている人もいるでしょう。
イォティあいつのような昔から使っている人であればXserverとかConoha Wingなどがおそらく多いはず。



実際に4年以上使っていてここまでしか行かないから無駄じゃない?と私は思うけど…
ということなので今回はすでにブログやWEBサイトをやっている方を対象に普通のサーバー使いの人が「格安サーバーって安そうだけど、わざわざ移行する意味あるの?」という疑問にお答えします。



結論から言うと、多くの場合、そのまま現状維持をおすすめしたい
というのが私の考えです。
普通のサーバーは今となれば相対的に割高であるのは確かだが、けど改めると格安サーバーにはない安心感というメリットがちゃんと存在するんです。
格安・無料サーバーへ移行するメリット
「移行する」ということは、出費の無駄を徹底的に排除したいという強い意志があるはずです。



移行するとどんなメリットがあるんだろう~?
その後の出費が安くなる
これが最大のメリットであり、唯一の目的と言っても過言ではありません。



具体的にどれぐらい違ってくるんだろう??
- 月1,500円のサーバーから月300円の格安サーバーへ移行した場合、年間で14,400円の節約に!
- 年間14,400円あれば、ブログのデザインを整えるための有料テーマが買えたり、他に重要なものへお金を回せる
特に、アクセス数が伸び悩み、「オーバースペックのまま維持費だけかかっている」状態なら、すぐにでも移行を検討すべきです



でもそれぐらいなんだよな正直いえば…
実際にこれぐらいしか今のところ移行するメリットってないんですよね…



ということは結局は…



そう、これからデメリットの理由で今使っているサーバーをこのまま使うとなる大きな要素なんだ。
格安・無料サーバーへ移行するデメリット



さて、ここからが本題。
これを知らないとマジで後悔すると思って良いかも
移行するための費用がかかる
まずサーバーを引っ越し(移行)するには、手間と時間、そして費用がかかります。



これね…調べていくと本当にめんどくさいなといろいろと思う
サーバーを移行するためには2つの手段があるがどれもデメリットが大きい。
- 専門業者に頼む:数万円〜数十万円の移行費用がかかる。
- 自分でやる:設定ミスでブログが一時的に見れなくなるリスクや、数日〜数週間の労働時間が必要。
じっさいに個人の場合移行すると多くは2~3万円程度費用がかかるとおもってください。
まず、普通にレンタルサーバーで継続で契約しても3年でたった3万6000円ぐらいしかかからないです。
しかもこの価格は高級分類されるXserver(月990円~)からのものなのでConoha Wingやラッコサーバーとかのもう少し安いサーバーとかだとあんまり変わらない。




この3万6000円の数字はあっさりと元を取れてしまいます。
初期時は1年ぐらいはかかるにしても、後期になってくると1ヶ月だけで元を取れてしまうので結局のところ移行してもあんまり…というところが私の感想。



しかもそれ経費で計上することが明らかにできるものなのであんまり使ったという感じにはならない。
さらにこういった普通サーバーには「ドメイン無料特典」がついている場合があるのですが、この特典ドメインは基本的に他のところへ移すことができません。
特典ドメインはドメインを1~2つつくけど、このドメインの価格は意外とばかにならないほどかかるのでそう考えると得だったりする。



そういった特典や手間とかいろいろ考えるとそのまま使っていたほうが安い。
サポートの内容が悪くなる
現在、手厚いサポートのあるサーバーを使っているなら、移行後にサポートレベルが下がるのは覚悟すべきです。



高い理由は人件費が主
高いものは何かといいサービスもあるからな
ということなのでもしも気になる場合「自分でググってね」というスタンスに変わる可能性があります。
意外とこれめんどくさい。
忙しい場合にはこういったサポート体制があるとありがたい。
また特に無料サーバーはそもそものサポート自体がないため、技術的な問題に直面した時、孤独な戦いになります。



だから無料サーバーは上級者もしくは趣味用なんだよな
ドメイン数の制約がある
格安サーバーは多くはマルチドメインに対応しているものの、ドメインを1個しか載せられないなどの制約があるところもあります。



あら、これは気をつけたいわね!
特に今現在、複数のサイトを運営している場合、格安サーバーに移行することで、他のサイトを別のサーバーに移す手間が増えてしまいます。



ここはちゃんと調べておかないと後悔する
混雑影響を受けやすくなる
普通のサーバーは、6コア8GBという構成でアクセスが集中しても耐えられる設計になっています。



6コアは今で言う「Ryzen5 9600X」と同じ数字で普通に考えるとゲーミングスペックぐらいはあるぐらい高性能だ。





画像はカラフルボックスのものだが、BOX1が格安でBOX2が普通のサーバーである。他も同様。



見ての通り数字だけで見ればかなりスペックさが大きいわね…
しかし、格安サーバーや無料サーバーは1コア2GBという構成と一気にグレードダウンするケースがほとんどで大きなサイトであれば混雑影響をかなり響きます。
もしあなたが使っているサーバーが、地震速報レベルのアクセス集中にも耐えられる高性能なものなら、格安サーバーに移行することで、いつブログが落ちてもおかしくないという不安を抱えることになります。
現状維持をしておくことをおすすめしたい
アクセスが伸びていて、現在使っているサーバーで特に不満がないのであれば、無理に格安・無料サーバーへ移行する必要はありません。



むしろサーバーのスペックを落として節約した際の損失がかなり大きい。
移行にかかる費用や手間(時間)を考えると、その分をブログの記事作成や創造的な活動に充てた方が、将来的なリターンが大きいからです。
ただし、例外的に移行を推奨するのは、以下のケースです。
- アクセスが極端に少なく、サーバー費用が「無駄」だと断言できる。
- 新しいブログを始めるなら、格安サーバーで始める。



前者はそもそも規模が小さすぎることからやり直しやすい。後者はそもそも別という枠。だからという理由だ。
その時に備えて、無駄な出費は削りつつ、安定した足場は確保しておく。それが、私たちが今できる最も賢い選択だと考えます!


